15/11/11 19:12:39.64 .net
世界の報道自由度ランキングで日本は、民主党政権下の2010年には11位でしたが、
自民党政権下の2015年に61位までに下がりました。(略)
(略)今日のトピックは、日本の報道の言論の自由です。(略)
外国人特派員協会が「報道の自由促進賞」を作ったんですけども。初めて記者
クラブでこのようなものを作りました。というのは、日本の報道の自由があまりにも
危機に晒されていると思ったから、このような賞を作りました。(略)
「ジャーナリズムというのは、誰かが望んだ印刷物ではなく、それ以外のものは
広報だというような状態ではありません。本当は印刷をしてほしくないものを印刷
することです(※)」。 これはワシントンポストの元チーフ・エディターが言ったものです。
ジョージ・オーウェルも言ったようなことです。本当は、皆さんが望んだ印刷物という
のは、もう広報以外の何物でもありません。(略)
ネルソン・マンデラは、かつてこう言いました。「報道は国家の干渉から自由でなければ
ならない。報道は既得権益から十分に独立して、恐れることなく、おもねることなく、
大胆に物事を希求していかなければなりません」。トーマス・ジェファーソンは、
こう言いました。「私たちの自由は、報道・言論の自由次第である。それに制限をかけ
ようとすれば、消失してしまうと言っています。私たちが民主主義の番犬であると考え
られます。私たちの力が失われれば、民主主義というものも消失してしまいかねません」。
(略)「日本の報道はイギリスやアメリカよりも素晴らしい時があった」ということが書かれて
います。これは大正時代のことですが、それ以降、すごく状況が悪くなりました。(略)例えば、
日本では新聞法が通過します。日本の治安警察法のようなものも1900年代に作られました。
例えば、治安警察法が国会を通った場合、90パーセントの人がそれに対して反対しているのに、
衆院を通過してしまうようなことです。(略)国のほうでは、映像に関する法律もできました。
1930年代、NHKが作られました。NHKというのは国による独占放送機関であり、何かが
放送される前に、既に必ず検閲をされるということです。今ちょうど安倍首相のもとにNHKが
置かれている立場です。(略)治安警察法というのは、もう1回修正されました。そのときに、大衆の前で
話をしたとき、国民感情を害すような話をしたときは、それに関して罰則が課せられるという
ことでした。罰則といってもたいへん厳しいもので、一生涯投獄をされかねないような法律でした。(略)
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