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女性の貧困考えるシンポジウム
10月1日 20時27分
女性の貧困について考えるシンポジウムが開かれ、
派遣社員として働きながら1人で子育てをしている女性が「女性たちが直面する問題に目を向けてほしい」と訴えました。
このシンポジウムは日本弁護士連合会が開いたもので千葉市の会場には労働問題に詳しい
弁護士やNPOのメンバーなどおよそ500人が集まりました。
この中で15年間、派遣社員として働きながら1人で子育てをしている女性が講演し、
「昇給もボーナスもなく不安定な仕事だと分かっていても子どものために収入を失うわけにはいかず、非正規雇用の仕事に就かざるをえない。
女性たちが直面する問題に目を向けてほしい」と訴えました。
シンポジウムでは働く女性のうち半数以上が非正規雇用であることや、
フルタイムで働いていても女性の賃金水準は男性の70%余りにとどまっていることなどが紹介され、
女性の貧困問題を解決するには男女間の賃金格差や差別的な処遇を改善することが欠かせないという意見が出ていました。
シンポジウムの実行委員長を務めた中村和雄弁護士は「背景には、
男性が長時間労働を前提に働き女性には補助的な仕事を求める構造的な問題がある。
子どもへの貧困の連鎖という新たな課題もあり、社会全体で取り組みが求められている」と話しています。
そーす
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