15/06/21 11:21:09.21 YcKz5ZM80.net
陸上自衛隊員(40代)
僕たちが受けている教育も服務の宣誓も専守防衛についてのこと。
世界(に行くこと)はうたっていないし、憲法9条で自分たちからは行かないからと。
安保法制の話を聞いてると約束が違うぞと。
(自衛官は)最悪の状態を想定しないと人間は動けないという教育を受けてきている。
内閣総理大臣が、僕たちのトップの、最悪の状態を想定した話をひとつもしないから逆に不安。
この法案を通すためだけに使ってる「あんぜん」じゃないのか、通ってしまえば関係ないみたいな。
米軍等は実戦を想定した訓練を積んでいるからいいが、僕たちはそんな訓練は形の上では
あるがやらされていない。僕たちは実戦というものを知らないから、装備品は持っているだろうが
弾を撃っても当たる錬度はあるが、心構えができている自衛官が本当に居るかそこを踏まえないと
ただ死亡者を増やすだけの法案になると思う。
指示が無ければ弾を撃てない規制もあるし、人を撃ったこともないのに(相手を)怪しいと思っても
撃てるか、人を撃てるか本当に。
[ナレーション]新たな法の下での海外派遣は現実となる可能性が出てきた今、次は行ったら死ぬと
話す同僚もいる。自衛隊を辞める覚悟を決めている隊員も少なくないという。自分に何かあったら
残された家族はどうなるのか。この隊員も妻と2人の子どもがいる。今は言い知れぬ不安に襲われるという。
子どもたちや妻は“死ぬ”というイメージしか無い。この法案=“死ぬ”という、行ったら死ぬというイメージ。
「法案が通ったら死ぬの?お父さんは行くの?」と。どこに行くことが安全だとか危険性は無いとか、
そんなことが聞きたいわけじゃない。自分が死んだら家族にはいくらあげて、その補償のことを説明してくれと。
家族への補償というのを国会で総理も言ってくれないと、今の状態では死にきれない。
ソース : 報道特集 6月20日放送分