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韓国で、重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」に感染した
患者が増えている問題で、韓国政府は、感染した人に接触したおよそ750人を
医療機関や自宅で隔離する措置を取るなど対策に全力を挙げています。
「MERSコロナウイルス」は、重い肺炎などを引き起こすウイルスで、去年の
春以降、中東を中心に感染が広がっています。
韓国では先月、サウジアラビアなどに滞在し帰国した韓国人の男性が感染して
いたことが初めて確認されたあと、この男性と接触した人や、その人からさらに
別の人への感染が確認されていて、韓国の保健福祉省によりますと、これまでに
25人が感染し、このうち2人が死亡しました。
こうした事態を受けて、韓国政府は2日、感染が確認された25人に密接に
接触した人を最大で14日間、隔離する対策を取ることを発表しました。
対象者は、現時点で750人余りに上っていて、このうち、およそ700人には、
自宅から出ないよう指示し、残る人たちは慢性疾患を抱えていることなどから
医療機関での隔離を行うとしています。
自宅で隔離される人たちに対しては、1日2回、保健当局が連絡を取り、
症状を確認することにしていて、連絡が取れない場合は、直接訪問して所在や
症状を確認するということです。
また、これまでのところ感染は全て医療機関の中で起きていることから、
医療機関内の感染対策を強化するほか、感染が確認された病院については病院や
病棟自体を隔離するとしていて、感染の拡大を防ぐことに全力を挙げています。
韓国社会では、こうした事態に懸念が広がるとともに、政府の初期の対応や、
感染が確認された病院の名前を公表していないことについて批判が高まっています。
NHKニュース
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