15/05/26 19:37:06.87 ZM/taiae0
慰安婦問題において、韓国による対外宣伝活動は2000年代よりも以前からずっと続いており、
この問題に関心がある人は、近年なぜ欧米において急に対日非難決議が可決されたのか、不思議に思うかもしれない。
一つの原因としては、極右派がとばし過ぎて火に油を注いだということが挙げられるだろう。
櫻井氏および自民・民主の極右議員が米紙に出した慰安婦意見広告の白馬事件について虚偽内容があったことも痛い。
白馬事件とは何か？
1944年、インドネシアのスマラン島において日本軍が女性を強制連行し強姦した事件
この事件は、抑留所管理を軍政監部から現地軍司令部に移管しようとした過程で発覚。
抑留所の管理移管に際し、たまたま東京から視察に来た陸軍省俘虜管理部の大佐に、ひとりの
オランダ人が娘を連れ去られたことを訴え出たことで、軍将校らが女性を強制連行し強姦したことが明るみになる。
陸軍省俘虜管理部は、国際法違反の強制連行・強姦があったと確認したため慰安所を閉鎖。
しかし、関係者の処分は誰一人としてなかった。それどころか、当時の駐屯軍司令官は中将に昇進している。
これに対し、
2007年6月、櫻井よしこ氏はじめ、自民・民主の極右派議員らが米紙に出した意見広告（THE FACTS）の内容には
「事件が明らかになった時点で、責任のある将校たちは処罰された。」という虚偽のくだりがあり、こうした諸々の
内容が、かえって欧米世論の心象を悪化させ、2007年7月以降、続々と対日非難決議が可決されるのである↓
2007年7月31日 アメリカ合衆国下院121号決議
2007年9月20日 オーストラリア上院慰安婦問題和解提言決議
2007年11月20日 オランダ下院慰安婦問題謝罪要求決議
2007年11月28日 カナダ下院慰安婦問題謝罪要求決議
2007年9月20日 オーストラリア上院慰安婦問題和解提言決議
2007年11月20日 オランダ下院慰安婦問題謝罪要求決議
2007年11月28日 カナダ下院慰安婦問題謝罪要求決議
2007年12月13日 欧州議会慰安婦問題謝罪要求決議