15/04/09 22:44:20.01 S4UxFt8j0.net
ヘイトスピーチと外国人参政権
―公明党が積極的な外国人への地方参政権付与の問題について、国内では否定的な空気が強まっています。それに加え最近では在日韓国・朝鮮人らに対する差別的な憎悪の表現であるヘイトスピーチやヘイトクレームが問題になっています。
日本は自分たちだけで生きていける時代ではないことがわかっているにもかかわらず、外国人を排除したり蔑むような動きが増えている。こうした風潮をどう考えますか。
山口 私は非常に懸念を、強い懸念を持っています。
日本の場合、在日の人たちはいろいろ歴史的ないきさつがあって日本に留まっている人が多い。今の日本をよく知ったうえで選んで日本に来た人ばかりではないのです。その人たちが日本に生活の基盤を持って、納税をして、隣り合って暮らしているわけですから、
それは国籍が違うという一点を除けば、なるべく日本国民と等しい状況に置いてあげることが妥当だと思います。
―人権問題についての山口さんの考え、主張はとても明確ですね。今の日本が国際的に直面している人権問題の一つが従軍慰安婦問題だと思います。
山口 私は基本的に「河野談話」（１９９３年）は尊重すべきだと思っていますし、安倍首相もそう言っているわけです。
「こういうことは、日本だけではなくよその国もやっているじゃないか」という主張は、とうてい世界では説得力を持ちません。戦地に慰安所を設けて、軍とともに移動したという実態はあったわけだから、
慰安婦の人たちが強制的に連れてこられたかどうかということよりも、やはりそういう仕組みそのものが、現在の国際社会では決して褒められたことではないと思います。
それは国際社会でなかなか正当化できることではないということを見極めて、「河野談話」がつくられた経過があったのでしょう。だからあの談話はこのまま尊重していくべきだと思いますね。
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