07/06/15 14:53:37 hrfmimcF
>>892
それはビットレートでの音質比較で通用するのは、
基本的には同一エンコーダを使用した場合のみだからです。
エンコード形式が違えば、その上手い下手が露骨に出てきます。
かつて、lame 192kbpsは、ogg 128kbpsにすらかなわない、と言われていた時期がありました。
その後、lameは音質改善を追求して、とうとうoggに僅差、もしくは同等にまで到達しました。
AACは、そうした積年の音質改善の成果を一気に取りこんで、
iTunes AACは、スタートラインからogg や lameと並ぶことができました。
非常に競争が激しかった時代があったのです。脱落して消えていったエンコーダも数知れず。
その中で、ハードで固定してしまったATRACは、日本独自規格として
ぬるい環境でやっていたため、メーカー数社の競争程度しかなく、
たちまち時代から取り残されてしまいました。
ATRAC自体は、mp3と同時期の、10年以上前の規格です。
その後新規格も登場しますが、ソニーは何を狂ったのか、
それらもATRACと関連して名づけたため、悪いイメージが払拭されないまま
多くの人に使われない規格となってしまいました。だから競争が起こらず、また風化していくでしょう。
長文失礼。
CDとMDの音質差に気づきたければ、ハイハットやシンバルの音色に集中して聴いてみてください。