07/04/09 19:36:46 LQkOX5y+
消費者から大きな反発を食らい、欧州では訴訟騒ぎにまで発展したCCCDだが、
それでも世界中のレコード会社はCDにDRMをかけることに躍起になっていた。
稚拙な技術を使った初期のCCCDをバージョンアップさせ、一定数のデジタル
コピーを認めるようなCCCDも登場した。そしてCCCDが決定的に市場と「決裂」
するきっかけとなったのが、4大メジャーのひとつであるSONY BMGがリリース
したCCCDにrootkitが組み込まれていた事件である。パソコンでのコピーをコン
トロールするために、彼らはトロイの木馬を消費者のパソコンに隠れてインス
トールするという手法を選んだのだ。
問題発覚後、SONY BMGは大手メディアからシリコンバレーのIT企業、そし
て何より多くの消費者から強烈なバッシングを受けることとなった。最終的に
欧米で訴訟騒ぎにまで発展し、同社は全面敗北。欧米で起こされたさまざまな
訴訟に対して数十億円単位で和解金を支払うはめになり、SONY BMGは今後の
DRMソフトの使用について制限が加えられた。
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