08/01/10 13:01:26 d98+rK/k
角川映画の「犬神家の一族」など金田一シリーズDVDが ネガテレシネを唱って
新たに出された時、確かに映像がシャープで爽快なんだけど、どうも市川昆の映画
というよりビデオ撮りのドラマを観ている感覚に近づき、しかも本来黒髪のモジャ
モジャである金田一の髪が「茶髪」と化していた。
実際の石坂浩二の扮装は黒髪、上映された映画や過去発売のポジテレシネでも無論
黒髪。ネガテレシネによる反転やその後のカラコレで変質してしまったのね。
年老いた男まで皆派手な口紅をさしているように変質したDVDも増えましたよね。
最近はネガテレシネを売りにするより 良好な35mmポジを起こしてSpirit Data等で
1コマずつスキャンする方法が映像のバランスも良く人気のようです。1stガンダム
など16mm撮影の作品も このために35mmブローアップポジを焼いて対応したそうです。
仕上がりはとてもバランスが良く美しい映像でした。
「マグマ大使」を商品化するなら「方法論」よりも これまで欠落してきた映像の
限りない復刻に力を注いで それを売りにして頑張って欲しいと思います。