08/09/07 21:17:46 4Rc4wuBA
基本的に日本人って自分より同世代か下の世代が優れていることを
認めることができないんだよね。
指揮者の小澤征爾なぞ若い時、日本人の妬みやイジメが凄かったらしい。
だからフェアに評価してくれるアメリカに活動の拠点を移して認められた。
それが、後期高齢者の75歳をすぎたあたりから、その芸術家に対する
評価は一変するんだよね。その芸術家より同世代とか上の世代がいなくなると
国内では神様扱いになる。まさに最晩年の黒澤明や朝比奈隆がそうだった。
結局日本人というのは年功序列が一番大切で、若き天才は認めない。
こういう国民性だから、頭ひとつ優れた人をよってかかって潰してしまう。
認めてあげるのは、ヨボヨボの老人になってから。
しかもその時は芸術家としての盛りをとっくに過ぎている。
悲しいことだ。