【お━いっ!】七人の侍 7人目【また一騎通すぞ━!】at RMOVIE
【お━いっ!】七人の侍 7人目【また一騎通すぞ━!】 - 暇つぶし2ch500:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 15:27:12 09KUH0Zh
野武士=北朝鮮・中国・ロシア
百姓=日本人
七人の侍=アメリカ
白い握り飯の約束=日米安保条約
刀=核兵器
物見の野武士=コキントウ訪日
野武士に差し出した女=現地法人化した企業、拉致被害者

501:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 17:41:48 VWn47Q4p
勢いに流されて呆然と見てしまった。

  ちなみに接近戦の殺陣は最悪。
  刺しても血が出ないどころか服も敗れてない。
  尻をちょっとつつかれただけで絶命する敵。ありえない。
  突き殺されるのを待つ敵。ひどすぎ。
  馬に引きずられる野武士が丸太わら人形。

  さらには、ただひたすらに大げさな大根の三船主役。

なのに、なぜか面白い。

不思議と癖になる。
また見たくなる。
なぜだろう。

魅力があることは確かなんだが、その魅力が何かを言葉にできないもどかしさ。

夜の焚き火のところなど、光の使い方は妖しいまでに美しい。
人物の構図も名画のようにうまくはまっている。

でも、そういうことから得られる感動なのだろうか。
とにかく魅力的だ。せりふが大根でも、殺陣がでたらめでも。
それを超えて抱擁する「何か」がある。

502:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 18:06:56 V9zwl2Q5
>>487
ラストにそんなセリフがあったんだ・・。
そっちの方がよかったのに・・。菊千代の墓に刀を立ててあげて終わり。
映画のラストって難しいと思うし、ド素人のわしがどうこう言えることじゃ
ないんだけど、「天国と地獄」とか見ても、ちょっとこの監督ラストが
蛇足のような・・・・。生意気言ってスマソ。


503:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:28:23 uDiDABip
「勝ったのはあの百姓達だ」のセリフの後、原作では続きがあって

勘兵衛「侍はな・・・この風のように、この大地の上を吹き捲って通り過ぎるだけだ・・・
     ・・・土は・・・・何時までも残る・・・・あの百姓達も土と一緒に何時までも生きる!」
3人、田の面を見つめる。
その田の面に虫のようにかがみこんでいる百姓達─そして、その歌声。
利吉が音頭をとっている。
何か振り捨てるように、大声で歌っている志乃。
風が田の面をサッと通りすぎる。
                           (F・O)

という感じで終わる。
俺はこっちのが蛇足で、映画の方が綺麗に終わってると思うw

504:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:40:38 t76RLeWc

『おーい、また一騎通すぞー!』

・・・・(´・ω・`)ノシ お~ぅ

505:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:44:48 3pFWmf2o
若き日ロシア文学を耽読した黒澤は、ドストエーフスキーから魂を、トルストイから小説の面白さと描写を学んだ。
他人の不幸を見過ごせぬ勘兵衛は、多分にドストエーフスキイ的人物である。
しかし、総じて『七人の侍』の構成と人物の設定とデッサンはトルストイの
『戦争と平和』が与(あずか)って大きい。
さらにファジェーエフの『壊滅』も、全体の流れや個々のシーンで具体的に
影響を受けている。

「この脚本の根底にあるのは、トルストイの『戦争と平和』なんです。
もう何十回読んだかわからない。細かいところまで覚えてるけど、
その中からずいぶんいろんなことを学んでいますね。
蔵原(くらはら)(惟人(これひと))さんが訳したファジェーエフの
『壊滅』なんかも下敷になっている」(『七人の侍』ふたたび)

『戦争と平和』は、ヨーロッパ制覇を夢見たナポレオンのロシア侵攻が舞台である。
ロシアの総司令官クツーゾフは優勢なフランス軍を迎え撃つが、まともに対戦せず
内陸深くおびき寄せ、首都モスクワまで渡すが、ナポレロン軍は厳しい
冬将軍に勝てず潰走する。その老獪で深読みの戦略は、村の心臓部に野武士を
誘い、一人一人殺していく勘兵衛の戦術と一脈通じ、クツーゾフと勘兵衛は
重なる。主人公の青年アンドレイはニヒリストで、戦場に死に場所を求めるが
、久蔵もまた戦場に散る。志願して初めて戦場に出る好漢ニコライは勝四郎と
重なり、初陣で勇敢に戦う。このニコライとソーニャの恋は雪と月光が舞台だが、
勝四郎と志乃の恋は裏山のお花畑である。
アンドレイの父老ボルコンスキー公爵は威厳と頑固さを持つ旧時代の象徴的人物であり、
長老儀作もその面影を持つ。フランス軍侵入を前に死ぬが、燃える水車小屋と共に
運命を共にする儀作と深く重なっている。

脚本の根底にあるのは、トルストイの『戦争と平和』なんです―黒澤明監督 - 人間学を学ぶブログ 「こころは超臨界」
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

506:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:45:17 KIAETG6j
なんでも言葉で説明いくない

507:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:51:25 QYNX8RJV
>>503
それだと何か「風と共に去りぬ」とかぶっちゃうよなw 俺の案では、
涙はいらないんだけど、侍たちが去って行くところを利吉が見ている
みたいな寂しげなラストにしてほしかったなと思う。

508:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 19:59:07 3pFWmf2o
「七人の侍」のラストシーンは

トルストイの歴史観
「歴史を作るのは一人の英雄ではなく、数百万の民衆である」
を端的に表現したものだろう。

「侍はな・・・この風のように、この大地の上を吹き捲って通り過ぎるだけだ・・・
     ・・・土は・・・・何時までも残る・・・・あの百姓達も土と一緒に何時までも生きる!」

少なくとも、黒澤はそのつもりだったし
だからこそ、この映画が百姓を馬鹿にしてるという批判に
「最後まで見たのか」と怒ったのだろう。

509:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 20:02:02 8cKUQOVb
リアリティーのみが全てなら演劇など消滅してしまうよ
人間の脳は無いものを見る事が出来るのです

510:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 20:05:54 b4jrQo9S
さて、『戦争と平和』とは、ロシアを讃え、フランスをののしる話ではない。
戦争の賛美でも否定でもなければ、平和への説教でもない。
そうした価値判断は『戦争と平和』のなすべきことではない。
そこに存在する一人一人の人間を、その全体像において捉えること、
これが『戦争と平和』が唯一なしていることである。

トルストイの、一人一人の人間に対する愛と批判を同時に兼ね備えた作家としてのまなざし。
それはある人間や国家や民族を、お決まりの型にはめて、「悪」だの「善」だのという
レッテルを貼ってすますことから最も遠いところにある。
それは、戦争をあおるプロパガンダを見抜く目ともなる。
この小説を堪能することによって、そういう人間観察の視点が養われていくのでは、
と思わずにはいられない。

URLリンク(www.jca.apc.org)

511:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 20:11:21 lTn2Vy5t
V6の岡田准一くんはドラマ撮影の休憩時間に『戦争と平和』を
読んでいる…

と、

先日なにかのテレビ番組で菅野美穂さんが言ってました。

■歴史の波

人々の小さな生活。その鼓動が集まって大きな歴史の波ができる。
そんな印象を受けました。

ナポレオンは波に乗るサーファーです。
サーファーには波を起こす力はありません。ただ波に乗るだけです。
波の上で一番うまく踊れた人が英雄と呼ばれるんですね。

■波を起こしているのは

波を起こしているのは、たくさんの普通の人々。

初恋をしたり、お酒を飲んだり、友人とケンカしたり、夢を語り合ったり
しているフツーの人々。

彼らの「フツーの人生」の集まりが、歴史のエネルギーになっていく。
そういうことを実感できる小説でした。


ありけん日記: 戦争と平和 トルストイ(著)
URLリンク(ariken.seesaa.net)

「恐らく文学の中でこんな面白い文学はないのではないかと思います」
(「黒澤明のマイブック」NHK-ETV)

512:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 20:15:12 stRiw9dD
で、勝四郎が久蔵に言うあのセリフの元も「戦争と平和」だそうですよ!
抜粋すると、ナターシャの弟ペーチャが戦場が戦場で先輩ドーロホフの恐れを知らない勇敢な
態度を見て叫ぶ
「あなたはほんとに英雄ですね、あぁ、なんていいんだろう!
 なんてすばらしいんだろう! ぼくはどんなにあなたを愛するだろう」

...本持ったまま、吹き出しました。

このシーン、たしか映画にはなかったので(覚えてないのかも知れませんが)
つい勝四郎と久蔵で想像してしまってた私。

...NG。

ロシア人ならこれでいいのでしょうが、日本人の、しかも30過ぎた男同士
でやるものではないよなー。キ・キモチワルイ...(木村さんごめんなさい)

そんなわけで(そんなわけでか!?)そのうち読んでみたいなと思っているわけです「戦争と平和」
日本で一番人気のある女優がますます嫌いになる嫌な予感もしますが。

羽と刀:七人の侍
URLリンク(obane.exblog.jp)

513:この子の名無しのお祝いに
08/05/26 22:28:59 OYsxo0O9
菊千代と与平の関係ワロタw

514:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 02:56:20 A/GsBPU+
クライマックスの、雨中の戦闘シーン。
何が迫力があるのか不思議で、ここだけ何回も見た。
で、わたかった。雑兵ひとりひとりの真剣必死な演技の姿がいいんだな。
ちらりとしか移らないその瞬間に垣間見る演技。これがどれも迫真。
むしろ、役者にポーズを取らせてしゃべらせているところのほうが間抜けて見える。

カメラ写りを気にせず、というか、全員がそれぞれ自分が今撮られていると思って
演技してるから、どこを切り取っても絵になる。

実際の当時の戦闘の現場はあんな感じだったんだろうなあ、的な迫力が充満していた。

生命力が爆発してるような映画だ。
すごいね。見れば見るほど見たくなる。

515:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 05:00:08 6mcu99vX
>>見れば見るほど見たくなる。

この映画観ながら
「ああ、この映画見たいー」
ってなるわけ?
変な人。

516:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 07:24:16 sCMQ78Nl
>>514
その代わり、代償は大きかったけどね。
過半数の役者やスタッフが怪我したり入院したり。
侍を演じた七人は、生き残った順に亡くなってるぐらいだから、
あの撮影がどれほど役者の命を削ったかが分かる。

517:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 07:27:50 WQX3850s
ほんとに役者って体力勝負みたいなとこあるよね。雨中の合戦、志村とか
けっこう年いってて辛かったろうなあ。

518:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 09:51:43 6mcu99vX
志村ー!

519:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 09:59:52 WxPrN673
かとうー!
ってドリフみたい。

520:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 10:08:57 WxPrN673
ところで昨日、成瀬巳喜男の「めし」を見たけど
島崎雪子(利吉妻)は本当にきれい!

521:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 11:51:26 g5LhDqJ6
利吉妻怖かったな
俺はやっぱ志乃タソだな…へへっ…あの谷間に……へへへっ

522:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 12:17:45 A/GsBPU+
>>516

>侍を演じた七人は、生き残った順に亡くなってる

なんか、怖いw

523:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 13:19:49 g5LhDqJ6
しかしこの映画、ここまで徹底してやるんだったら
ヅラなんか付けずに、ちゃんと剃ればよかったのにね
俺はこの映画を時代劇だとは捉えてないよ

524:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 13:41:02 WxPrN673
>>522
その話は有名で、平八役の千秋実が亡くなった時は『最後の侍が死んだ』と
世界中で(かどうかは知らんが)ニュースになった。
正確には、

加東大介(七郎次)  1975年没
木村  功(勝四郎) 1981年没
志村  喬(勘兵衛)  1982年没
宮口精二(久蔵)   1985年没
三船敏郎(菊千代)   1997年没
稲葉義男(五郎兵衛) 1998年没
千秋 実 (平八)   1999年没

です。

525:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 14:16:26 85zvNAsN
>>523
ムチャクチャゆうな! 撮影中 他の仕事も私生活も放り出せっちゅうんかい?
この撮影は確か1年近く続いたんだっか…他の仕事も受けないと食っていけねえよ。

526:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 14:28:40 g5LhDqJ6
>>525
>ムチャクチャゆうな! 撮影中 他の仕事も私生活も放り出せっちゅうんかい?
そうでござる!

>この撮影は確か1年近く続いたんだっか…他の仕事も受けないと食っていけねえよ。

ほーう、それは良いお心掛けじゃのう。

527:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 14:32:54 jXOFVw24
剃りだしたら切りが無いでな。その前にかぶることにしておる。

528:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 15:15:55 WxPrN673
それはそうと、利吉妻は気がふれていたのだろうか?
既出ならすみません。

529:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 15:29:02 6mcu99vX
それは医者が診断しない限り素人にはわからんだろう。

530:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 15:32:07 85zvNAsN
>>528
野武士たちの慰みモノにされる姿を、夫にガン見されたんだから錯乱くらいしますわな。

531:528
08/05/27 15:46:42 WxPrN673
いや、旦那に会う前から顔つきとかがオカシイ。

532:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 15:52:00 P1Hb/+Pe
現代のビッチどもには完全に理解できない思考だろう。

533:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 17:52:24 XpCFVvsj
勝四郎がふられたのは、童貞包茎短小早漏おまけにテクなしだったからだろうな。
あの女の失意の雰囲気は只ごとではなかった。

534:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 17:54:21 VCsxXHyD
実生活も神代辰巳にヒモられてたンだから頭逝ってる

535:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 18:22:40 g5LhDqJ6
まあ平に平に
要するにあれは病んじゃってるんだよ
だから火を見てもニヤてたんだろ これで終わりだと

536:この子の名無しのお祝いに
08/05/27 21:51:15 IwhrrKcS
【お━いっ!また一騎通すぞ━!】


   (´・ω・`)ノシ ・・・・・・お~ぅ

537:この子の名無しのお祝いに
08/05/28 02:08:22 L2he0qa4
>>530
羅生門みたいなガン見はしてないんじゃない?

>>531
愛する夫から引き離されて拉致られてなぐさみものになってたんだから
気が変になってもしょうがないよね。

538:この子の名無しのお祝いに
08/05/28 09:46:18 nC72V+fL
>>533
へたくそ!侍のくせに!

539:この子の名無しのお祝いに
08/05/28 11:44:30 /WsCTJq/
>>538
テクニシャンのサムライなんて聞いた事が無い。

540:この子の名無しのお祝いに
08/05/28 12:33:00 IioYRXQE
まじで、シノが小屋から出てきたときの雰囲気は、気まずい感じでなかったか?

気まずいセックスの後、親父にぼこられたとしたら、
戦争が終わった後のあの勝四郎への田植えでの冷たい雰囲気は
よく理解できる。


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