07/10/21 12:18:31 2CHRaUeI
わざとやってんだと思うけど、ちょっとやりすぎだよなw
ただリアルタイムで観てないから、
当時の千秋実のイメージはちょっとわかんないんだけど、
今となってはほんといい加減なおっさんって感じだもんな。
451:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 12:40:44 2CHRaUeI
> 今年で記念すべき第20回目を迎える東京国際映画祭。(ry
>また第17回から始まった、世界の映画界に貢献した者に与えられる<黒澤明賞
>>が、『ミッドナイト・エクスプレス』などの名作を手がけてきたデヴィッド・
>パットナム氏に贈与された。
452:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 12:53:21 yhV5zZSc
羅生門糞ツマンネ
後世の映画に影響を与えた撮影手法を見て「なるほど」と感心しただけ。
資料的価値として感心しただけで映画としては何にも感じない。
台詞は聞き取りにくいし ただ三船と京のバカでかい笑い声だけしか印象に残らない。
あの笑い声がすごく不愉快だった。
453:暴行
07/10/21 13:02:56 KH0DiexN
URLリンク(fout.garon.jp)
454:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 13:31:59 GyYV/3aA
若き日のカーク船長?
455:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 16:56:46 SACwYEVU
暴行の、ラストの解釈は正解ですね。
456:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 17:41:33 MB2FLmiS
>千秋はそれを客観的に見ていた存在、つまりは観客の視点。
そう?
俺は、志村の視点=観客の視点として描いてると
思うけど。
だからこそ、志村の悪事がばれた時にドキッとするわけだ。
自分のことを言われてるみたいに感じて。
赤ん坊の着物を剥ぎ取った男を、お前に非難する資格はあるか?
これが監督の意図だろう。
キリストの「罪なき者はこの女を打て」と同じ。
457:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 18:43:39 vYVem4e/
これくらい真実を描写した映画だからこそ
世界中の映画人に影響を与えたんだろうなあ。
(どんな映画にも言えますが)
458:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 18:55:48 SACwYEVU
>>456
杣売りこそ客観的な、観客が信頼できる視点として描いているが、
最後に裏切られる。結局は四番目の証言者に過ぎなかったわけで。
最後まで観客と共に話を聞いていた僧侶こそ、
本当の観客の視点ではなかったろうか、そんな気がする。
「六人も七人も」が本心かを確かめる術はないわけで、
観客は僧侶と共にそれを信じることで救われるのも同じ。
まぁ、間違っているかも知れないけど。
459:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 19:21:54 XwasB0/8
デルスのDVDだけなんでずっと絶版なの?
460:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 20:16:44 f+69CZhl
客観的な視点ということは
観客の視点ではないよね。
461:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 23:48:12 yhV5zZSc
羅生門がツマランと書いた黒澤初心者ですが
今度七人の侍を観ます!
最高傑作と名高いそれを見てツマランと感じたら 俺の感性がおかしいに違いない。
今度こそ・・
462:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 23:52:14 aY1tsnXX
中学のとき羅生門みて感銘したけど
昨日みたら「こんなもんか」しか思わんかった。
色々な映画見て感性磨いたせいか
463:この子の名無しのお祝いに
07/10/21 23:59:52 yhV5zZSc
でもその色んな映画に映画を与えたのが黒澤なんだよね。
だからその黒澤作品に感動しない、ツマランと感じてしまうと俺は映画ゆ観る資格がないんではないか?とつい思ってしまう・・
464:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 00:01:05 yhV5zZSc
間違えました
色んな映画に影響を与えたのが、でした・・
465:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 00:08:21 yhV5zZSc
俺の好きな映画って戦争作品でね。
今まではそのジャンルを重点的に観てきて、監督や名作であるとかは度外視でした。
好きな作品は邦画では沖縄決戦
洋画ではプライベートライアン
だが最近はもっと色んなジャンルや世間一般的に名作と言われるモノ、後の映画界に多大な影響を与えた巨匠作品を観たいと思ってるんです。
でフェリーニや黒澤を観始めたわけです
466:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 00:17:25 rV9QWBP7
羅生門は京マチ子が凄いな
日本映画で女優があそこまでやった例は他に知らない
原始的な単純な反復構成と役者をぶちまけた筆の勢い、映画が自ずと備えた華
やはり映画におけるひとつの表現形式で決定的なイメージを残した作品なんじゃないか
467:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 07:42:41 xRke8oyc
>>462
色々な映画見て感性が鈍化した可能性大
468:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 08:11:34 udAVEACE
>> ID:yhV5zZSc
オマエが黒澤作品をどう思おうが誰も興味ないよ。
ましてや、オマエの好きな作品や、何を観たいか、なんてドーでもいい。
映画に関わらず、「作品」「表現」というものに対して
全く敬意を抱けないオマエのようなタイプは何を見ても時間の無駄
唯一、オマエに関して興味があることは、何故IDが変わらないのかってことだけだな
469:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 09:45:36 McyK+gPg
>>452
ちょっとやりすぎ感があるね、あの笑いには。
あれは役の人柄に対するリアリティを求めてのことなんだと思うけれど、
実際三船の役は単なる力自慢の盗賊なわけだし、
やっぱり映画はリアリティがあればいいというもんじゃないね。
470:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 10:46:09 rV9QWBP7
スレリンク(mnewsplus板:1-100番)
【芸能】NEWS加藤成亮で29年ぶり「姿三四郎」
1 :ピノコφ ★ :2007/10/22(月) 06:16:56 ID:???0
人気グループ「NEWS」の加藤成亮(20)の主演で、青春柔道物語の
名作「姿三四郎」が29年ぶりによみがえる。12月6日にテレビ東京で
2時間ドラマとして放送されるもの。ワイヤアクションなどでド派手な格闘
シーンを再現する。加藤は「自分の演技こそが三四郎と言われるように
頑張ります」と意気込んでいる。
戦前から広く日本人に愛され、戦後も映画化、ドラマ化が繰り返されて
きた名作だが、意外にも実写化は29年ぶり。勝野洋(58)主演で78年に
日本テレビで放送されたドラマ版以来となる。
柔道は「高校の体育の授業でやっていた程度」という加藤だが、現在
“柔道の総本山”講道館で猛特訓中。三四郎の得意技で背負い投げの
変形「山嵐」などにも果敢に取り組んでいるという。師匠は柔道日本代表
チームの元監督で全日本柔道連盟事務局長の村上清氏。「柔道の精神論
なども教わっています。中身から三四郎に入りつつあります。自分が演じる
柔道が“姿三四郎”と言われるよう頑張りたい」と意気込む。
「三四郎」と言えば、10メートル近く飛ぶような格闘シーンが有名で、
ワイヤアクションやCGを駆使したド派手なものになる。コンサートでの
フライングなど、加藤にとっても“空中戦”はお手のもので、「つるされる
のは得意」と自信たっぷり。スパアラ(現在のボクシング)の使い手との
異種格闘技対決では、外国人の現役格闘家を起用する予定。要潤(26)
扮する、最後の敵となる九州一の実力者津久井謙介との戦いも見物だ。
岡部紳二プロデューサーは「既存の価値観が崩壊していく現代は、
文明開化に揺れる明治期と似ている。破天荒だけど一つの道を極めようと、
迷い悩み続ける三四郎の成長物語を描いてみたかった。未完成の魅力を
秘める加藤君なら面白いものができる」と自信。
南小路高子役の中越典子(27)と、村井乙美役の本仮屋ユイカ(20)との
恋の行方も注目だ。
[ 2007年10月22日付 紙面記事 ]
ソース URLリンク(www.sponichi.co.jp)
471:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 11:02:26 u/PaJJI8
姿三四郎は原作先行だから、黒澤のリメークとは考えなくていいのでは。
472:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 11:25:16 Grl4gz4I
蓮の花のシーンがあるかないかでリメイクかどうか判るんだけど、今回はどうなんだろう?
473:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 11:58:48 UBUSl5YW
頭は丸刈りなのかね?
474:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 12:18:08 sMDzrIJJ
単に「姿三四郎」のドラマ化でしょ。
藤田まことが「赤ひげ」やってたけど
あれも黒澤リメイクじゃないから。
475:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 12:19:52 sMDzrIJJ
リア王
を映画化したら
「乱」のリメイクになるのかw
476:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 17:24:25 q/n0VnIz
黒澤リメイクだよ
477:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 18:17:06 eC/yXpth
三船さんが黒澤監督以外の作品で三船さんらしく演じたのってないでしょ。 1941やレッドサンなんてまるで駄目だったもの
BY 北野武
478:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 18:36:47 AmMBA6qj
「下町 ダウンタウン」
「妻の心」
の三船さんが一番好き。
ってスレ違いかw
「椿三十郎」も好きだけどね。
479:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 18:44:53 wuY25A6g
>>477
レッドサンでベットシーンやったキャプシーヌは男だったんだよな
480:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 18:56:28 u/PaJJI8
>>479
[彼女と同時代に活躍した、トランスセクシャルで同じ芸名を持つダンサーが存在した事。
およびこの頃の噂をもとに日本の俳優が流した悪質デマが元になっている由]
■本名はGermaine Lefebvre。ウィリアム・ホールデンと一時噂になった女優。
代表作は60年の「アラスカ魂」。90年に自殺した。
481:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 19:00:34 wuY25A6g
>>480
その日本の俳優って丹波哲郎だよね
気がつかなかったって言ってたな
482:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 19:22:23 mcZ9bv9e
>>480-481
スレチだけど、キャプシーヌ=性転換した男性説 は嘘なの? 丹波さんは
キャプシーヌが亡くなった後で海外の知人に電話で聞いたと言っていたよ。
丹波さんもそのデマを信じていたんでしょ? 悪気はないよ。
483:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 20:01:42 ZD9FKPaM
>>481
なんせマイコー富岡にえんえんと説教してたひとだから
羽賀研二と間違えて
484:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 20:29:09 Grl4gz4I
wwww
485:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 20:51:52 eC/yXpth
丹波?
あぁあの何やってもGメン演技しかできない大根役者ね。
話にならん
486:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 22:51:48 Dbz/foug
>>468
オマエが映画見てもネットで駄文書いても何やっても時間の無駄どころか
他人様に迷惑なだけだから、どーでもいいオマエごときが偉そうな事を
言ってんじゃねーよ。 w
487:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 23:55:07 McyK+gPg
丹波哲郎が、黒澤明の映画に出たら、
現場での対決がさぞ面白かっただろう。
488:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 00:10:22 TbYAxiaa
>>486
どこの国の人か知らんが、レスしたければ
普通に日本語が書けるようになってからの方がいいぞ
オマエの知性では、どのスレで何をレスしても
嘲笑されるだけだ
黒澤作品以外の三船敏郎の演技に対して批判的な人は
なにはともあれ成瀬の「石中先生行状記」を観て欲しい。
489:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 00:25:25 ohWRxCHd
「暗黒街の対決」の、トレンチ・コートの刑事役も、なかなか。
490:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 00:37:53 2UDLrDu6
「石中先生行状記」の三船は駄目だな。
491:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 00:39:47 BdoLG6s9
>>490
いや、あれはあれで面白いだろ。
意外と器用な役者だよな。
492:島左近
07/10/23 10:26:55 NL6sCY3f
URLリンク(www.nicovideo.jp)
男はうしろ姿ですね
493:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 12:44:53 T4QcPN+i
砂丘みたいなのを鬼みたいのが走ってる映画って何?
黒澤映画だと思ってんだが
494:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 12:51:42 TjbemSBS
「夢」
走ってるのは鬼じゃなくて宇野重吉の子
495:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 14:41:36 T4QcPN+i
>>494ありがとう
496:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 14:44:34 9sZrJkyg
不確かだが 日本誕生 の特撮マンが
三船さんは何テイクでもキッチリ正確なブレのない動きなので
加工処理しやすく有難かった と。
こういうのも 芝居巧い と言えるのかもなあ。
497:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 14:56:54 Gbrs9rX9
>>496
黒澤はそういうの
うるさいから
慣れてるでしょ。
498:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 15:01:20 TjbemSBS
>>495
ちなみに、そのシーンをリンクレイターはウェイキングライフの中で再現してる
499:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 16:16:41 6a04qBei
三船って格闘技をやってたとか、体を鍛えたりしてたのだろうか?
500:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 17:02:20 prSd6COG
三船がデビューしたのが27歳で、東宝入社以前は芝居っ気がなかっただろうから、
役者として不器用なのは仕方がない。上手い下手は別として。
ゴッホも27歳で画家を志し、デッサンの勉強を始めたから
器用だとは思わないが、それが全てではない。
501:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 17:03:08 3pmpgazN
喜八の「独立愚連隊」の三船には驚いたが、
あんな役でも平気で演じる三船が好きだな。
502:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 23:03:34 6a04qBei
黒澤作品は演出やカメラワークなどあらゆるものが素晴らしい。
だが唯一弱点がある。
それは音声だ。
どの作品も聞き取りづらい。
音声スタッフはもう少しマシな奴を選べなかったのか?
503:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 23:09:11 EzBj1e21
あれが、あの制作当時それぞれの年代の限界なんだよ。
504:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 01:04:18 xmHDjKcg
用心棒面白いけどさ
凶悪な二大勢力の争いだったはずが、煙攻めによってあっという間に清兵衛一家は皆殺し・・
とても力が拮抗してた争いに見えないんだが・・
牛寅一家は長年、対峙してないで最初からあの戦法とりゃ楽勝だったのに。 あの辺の展開がどうもなぁ
505:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 01:18:28 xmHDjKcg
それから卯之助が斬られた後、死ぬまでに長々と喋るのも、ベタなクサイ展開だな。
それ以外はグレイトだったね。
506:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 01:22:44 xmHDjKcg
七人の侍は冗長だしなぁ
俺が好きなのは生きものの記録と、天国と地獄だな
507:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 02:12:29 k2ymNBe0
>>502
音声スタッフの問題じゃない。
基本的にアフレコだし。
黒澤が勢いがあるテイクをOKにする。
監督本人はセリフが頭に入っているから、関係ないと思われ。
508:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 02:49:52 YV1w6yoG
>503
「用心棒」の初公開の時の批評の中に
台詞が聞き取りにくい、と書かれていた。
と言う事は、時代のせいではないと言う事になる。
509:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 08:27:23 tpUdvGB0
>>475
もしかしておまえ富田常雄の姿三四郎がシェイクスピアのリア王のような国民的文学だとでも言いたいのか?w
とりあえず新潮文庫でとうの昔に絶版になっていることくらいは押さえてから物言えよ(笑)
510:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 19:30:20 mlFlIfF/
>>506
生きものの記録で高架を電車が走る凄く迫力あるシーンが
ビデオだと入ってないだろ
劇場で見た時オオッて思ったから何度も見ようと楽しみにしてたのに
あれはなんでなんだ
511:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 19:34:02 xmHDjKcg
知らねぇそんなこと
黒澤に聞けよッ
512:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 20:27:16 qRw3eKCq
逆切れすんなよ
513:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 20:32:37 xmHDjKcg
そういや来月に廉価で黒澤作品が再発されるけど なぜ(普及版)と題して出すのだろう?
字幕は付いているのだろうか?
514:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 20:41:10 xmHDjKcg
俺の人生
邦画は黒澤作品だけあれば充分だ。
他の邦画作品は(苦笑い)
今村や降旗とかもう見てらんない。
515:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 20:51:10 2/BoOVQ2
>>513
知るかボケ てめえで確かめろや
516:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 21:33:53 DgUTAU+2
>>ID:xmHDjKcg
オマエのレス、下らないし面白くも何ともない
517:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 21:44:23 /EDbCXgK
字幕は重要!
518:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 21:59:10 mlFlIfF/
>>514
今村も降旗も才能はあるよ
でも一流大学行っちゃったからな8割方駄目にしちゃったんだな
黒澤は高卒で思い切ったからよかったんだな
519:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 22:05:16 DiVEQ+jr
21世紀のいまフォードを見ることには、一つの確かな意味があると思います。
それは、サイレント期に作家として出発して、トーキーからスクリーンが大型化したカラー時代まで生き延びた作家たちの作品を見ることの意味です。
ホークスでもヒッチコックでも、あるいは小津安二郎や溝口健二でも同じことですが、
いずれも脚本に書かれた物語を演出することにはおさまりがつかぬ鮮やかな透明感が彼らの画面にみなぎっています。
それは、ゴダールがヒッチコックの『汚名』(1946)の物語は忘れてしまっても、
ワインセラーの中に並んだボトルのイメージだけは覚えているという場合のショットの強さにほかなりません。
脚本に書かれていたとは思えないショットが意義深い瞬間に挿入されて、それが物語の論理とは異質の領域で作品を活気づけているからです。
ショットの強さとは、見る目を驚かす凝った審美的な構図とはまったく異なるものです。
それは、撮影に入る以前から、一本の映画が生きた画面の連鎖として彼らには見えていたからとしかいえないショットなのです。
それは、編集権が監督には所属せず、プロデューサーに所属していた当時のハリウッド映画における映画作家たちの、ほとんど本能的といえる抵抗だったのかもしれません。
そうしたショットの強さが、サイレントを撮ったことのない黒澤明やフェデリコ・フェリーニFederico Felliniなどの作家には欠けています。
だから、彼らは、生きた画面の的確な連鎖より、流れを断ちきるような審美的に凝った構図のショットの挿入によって、映画を捕らえたつもりになりがちなのです
520:この子の名無しのお祝いに
07/10/24 23:21:55 QT0w1vPo
>>514
確かに今村は賞とか結構貰ってるけどつまらないものばかり。
降旗なんて話にならない。
521:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 06:46:14 PDmussWb
>>510
ビデオなんてな、写真現像に出すと戻ってくるとサービス版だろ普通
あれは上下チョン切れてるだろ
それと同じで完全な物なんてないんだよ
だからビデオで黒澤が気にいったら劇場で見直さないとはじまらないんだよ
まぁこのスレで偉そうに黒澤について能書き言ってるヤシの9割は
ビデオしか見てないだろうがな(爆
522:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 06:56:24 PDmussWb
チョン切れ画面みてああだこうだ言ってるんだから
トンチンカンなレスばかりなのもむべなるかな
200倍までしか見えない光学顕微鏡覗き込んで
10000倍の電子顕微鏡でしかみえないウィルスについて語ってるようなもんだ
どうりでオカルトに頭やられたようなレスばっかりのわけだ(爆
523:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 07:05:56 PDmussWb
量(サイズ)が質に転化する映画でちっこいテレビ画面になって
最も失われるのは抒情や情感と言われているけど
羅生門関係のクルクルパーレス見てると
どうもそれだけじゃなさそうだ(爆
黒澤がこのスレみたら苦笑いするか
それとも自殺したくなるかどっちかだな
524:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 07:28:51 +kxdN/nh
両目が明後日の方向を向いている、どこからどう見てもひと目でキチ○イだと分かるオッサンが
誰一人として聞いていないのに、街角で一人ぶつぶつ喋り続けている薄気味の悪い光景を連想した(www)
525:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 08:22:22 c+K2pny1
松竹製作の「醜聞」は音声がちゃんと聞き取れるところから
東宝の録音の問題ですね
蜘蛛巣城はホームシアターで100インチ以上で鑑賞したいものです
三船がでてくるだけで鳥肌もの「東京物語」なんてむこうの部屋に笠智衆や原節子が
いてるみたいにみえる、さすがローアングル。
526:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 14:30:16 ZMx9yZ3h
たしかに小津は劇場とみると、心底驚かされる
あれ家庭で再現するにはどれくらいのスクリーンが必要なのか
527:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 14:46:12 BzR5ir6k
別スレのことだけど、35ミリよりハイビジョンの方が高画質とか
何の疑いも無く声高に言ってる奴がいたな
528:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 14:51:13 2bJ9J0n7
使いまわしの劣化フィルムで観るよりはDVDで観たほうがマシ
なんでも映画館で観ればいいってモノでもないよ
529:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 14:57:55 rL0cM658
とりあえず、ある時期まで黒澤の「音声という職種の難しさへの理解度」が低かったというのは読んだ記憶がある。
ある作品で「セリフが小さくて聞こえない!」と音声に文句を言い続け、最後には勝手に録音機のツマミを廻してゲインを上げ、
「ほら見ろ、俺がやりゃ上がるんだ」と言い放ったそうだ、勿論その場面は音が割れまくって使い物にならなかった。
松竹制作で音が聞き取れたというのであれば、それは多分松竹の音声スタッフが監督の言いなりにならなかったからではないか?
530:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 15:14:57 ZMx9yZ3h
松竹はウェスタンの機材を使ってた(百萬両の壷のタイトルにははっきりとそうある)けど
東宝はなんだったろう
一概にはいえないけど、百萬両の壷と人情紙風船をくらべると
前者があきらかに音が明瞭
531:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 15:17:10 BzR5ir6k
大映も明らかに音が違うね、ちょっと割れた感じになる
532:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 15:25:39 xYFDIy3+
大映プロクラム・ピクチャーの音は、低音域を強調しているような感じがする。
イコライザーをけっこういじくってるんじゃないか。
533:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 16:32:07 GNJpzlnG
用心棒の仲代達矢の登場シーンカッコ良いな。
それにしてもこの作品の仲代は不敵でイッちゃった笑い方が最高。
若い頃はあんなにギラギラしてたのか
534:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 16:44:19 ZjaPV4GF
今度DVDが出るけど、赤いパッケージとは異なるらしい。
画質も悪くなるのかな?
535:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 17:11:38 c+K2pny1
用心棒、司葉子登場シーンの音楽「ライトスタッフ」のガムあるか場面に使われてる
イエーガー登場前に和太鼓、いかにもです
>>528
映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
誤解なきよう
536:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 17:53:01 vsY7t1AD
芸術家・黒澤明より、三船のほうが字が達筆だ。
537:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 19:25:36 c+K2pny1
印章押印する為に絵を描いていた明
掃除大好き敏郎、ヒゲダンスもうまい>>492
538:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 20:50:40 E8LBYuY3
>とりあえず、ある時期まで黒澤の「音声という職種の難しさへの理解度」が低かったというのは読んだ記憶がある。
ある時期までではないよw
晩年までずっとそう。
興味があれば「八月の狂詩曲」の音声解説の
紅谷氏の「ボヤキ」を聞いてみたら。
黒澤は録音を軽視してたわけではないけど
役者のテンションの方等の方にはるかに高い優先順位をおいていた。
これは照明にもいえる。
マルチカムだと照明はどうしてもある程度妥協しないといけなくなる。
それでも、マルチカムの利点は照明の問題よりも大きいという判断があったから
マルチカムにこだわった。
晩年は録音機材の性能向上で黒澤の無茶な要求でも
応えられるようになったけど、「影武者」のショーケンが聞き取りにくいのは
彼の滑舌が悪いからで録音の責任じゃない。
539:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 20:54:14 E8LBYuY3
黒澤には常人には理解しがたいこだわりもあって
何故かワイヤレスマイクが嫌い。
明治生まれだから電波で声を飛ばすと
魂が抜かれるとでも思ってたのかもw
540:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:01:35 E8LBYuY3
セミが泣き止むのを待ってから撮影のはずだったのに
(事前に紅谷は時間になれば泣きやむから、それまで待ってくれるよう頼み
黒澤も了承してた)
黒澤が本番撮影する気になってしまい、紅谷の懇願も無視して撮影強行したため
セミを誤魔化すために地虫の声が不自然に大きくせざるをえなかった。
541:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:08:40 GNJpzlnG
なんで黒澤と三船は仲違いしたんだ?
未だにその経緯が分からんのだが。
三船が黒澤の演出に嫌気がさしたとか?
三船は酒飲むたびに黒澤の悪口いってたそうだが
542:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:32:59 m4Am1xjo
>なんで黒澤と三船は仲違いしたんだ?
答え=そういう事実はない。
反証
三船は自殺未遂した黒澤の病院見舞いに行ってる。
「デルス・ウザーラ」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。
「影武者」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。(娘の美佳も連れていってる)
「乱」撮影中に亡くなった黒澤夫人の葬式の葬儀委員長は三船。
三船の晩年の発言「自分の出演作品で記憶に値するのは黒澤作品のみ。
他は忘れてもらって結構」
URLリンク(oshiete1.goo.ne.jp)
543:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:36:28 m4Am1xjo
>三船は酒飲むたびに黒澤の悪口いってたそうだが
三船は酒癖が悪い。
小林正樹の悪口言って
仲代と殴り合いの大喧嘩になって映画降板したこともある。
544:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:47:12 GNJpzlnG
確かその喧嘩は仲代の圧勝だったようね。
丹波哲郎も言ってたし。 (実力では問題なく仲代の方が強い)
545:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:54:57 GNJpzlnG
つーか仲代も生意気じゃね?
いくら恩師の悪口を言われたとはいえ、大先輩の三船を殴るなんて・・
年だって三船が10も上だよね
546:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 21:58:13 ZMx9yZ3h
「乱」の主役は、当初1976年の段階では三船だったんだよね
でも「乱」が高額な制作費のため作れず、まず「影武者」を撮ることになったが、
それも1980年にやっと公開
「乱」の公開はさらに五年後
そんなありさまじゃ三船もスケジュールあけておくなんて無理だわな
547:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 22:03:30 ZMx9yZ3h
URLリンク(jp.youtube.com)
548:この子の名無しのお祝いに
07/10/25 23:52:59 AmL5crjb
>>530
松竹は土橋式で、ウエスタンは日活では?
549:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 06:23:23 cQt86SGG
>>542
> 「影武者」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。(娘の美佳も連れていってる)
「影武者」公開は1980年。
娘の美佳というのがトラブリュウのカミサンの三船美佳(1982年生まれ)だとしたら、
これは時期的におかしい。
550:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 06:52:37 R9XeNIwK
話に捏造があるようですね
551:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 06:59:01 J5bADUAz
黒澤と三船が中田外してないようなテレビは生前から
ずいぶんやってたな
海外の映画祭で二人で話込んでるところとか
歩きながら黒澤のタバコに三船が火つけてやったりとか
お互いのしごとは気にかけているなんてナレ流れたり
552:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 08:23:37 aCUPqmjU
結局は、三船が自分のプロダクションを作って、
スケジュールのやりくりが難しくなったのが根本的な原因か。
553:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 09:28:41 Uk86yMBb
デウスだって、製作発表で主役は三船と言っているくらいだからね。
ただ、あんまり出てくれないんで、黒澤の方はちょっと不機嫌だったかもね。
554:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 10:32:33 E/zuV/Ay
三船が本妻(評判良かったらしい)捨てて
訳のわからない女優(三船美佳の母)に入れ込んだのを
黒澤が良く思わなかった、と黒澤組の誰かが逝ってたよね。
お約束でその女優は後に三船プロ引っ掻き回す。
555:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 10:56:54 rYGTs3cg
ピーター自身がいってたが1年間拘束でこの額で驚いたって
三船の顔だけ回ってたCMもなんだかな
渡辺良子(三船美佳の母)は女帝だったらしいね、竜雷太なんか三船プロやめるとき
文句いってたのを思い出したよ
556:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 11:15:30 39tgHijz
昔、デルスウザーラの特番があったじゃない。
あれで三船と黒澤さんがほんわか会見しているんだよね。
だから表面的には喧嘩はなし。
557:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 11:47:23 Uk86yMBb
>>555
しかもそれはクランクインした後の話でしょう?
「ハリウッドv.s.~」によれば、
「暴走機関車」でクランクイン延期した時も、
黒澤だけは手当てを貰っていたらしい。
無報酬で待たされる方はかなわないわな。
558:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 11:59:02 H/0QiRtS
高倉健にしたってかけもち認めて出してやればよかったんだよ
俳優には生活があるんだから拘束まずありきってのがそもそもおかしい
映画は西洋風に妥協するのに変なところで意固地だよな
559:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 13:49:48 cCB4F5m2
>>555
>ピーター自身がいってたが1年間拘束でこの額で驚いたって
安過ぎるって意味だよね? 念のため
560:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 14:02:58 N2dKzZxI
紅白と同じで、黒澤映画に出演したってだけで
何ランクもステイタス上がって、他の仕事のギャラも上がるんじゃねえの
ピーターなんてそうでもなかったら、今頃消えてんだろ
561:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 15:44:07 nvKMwAcM
>ピーターなんてそうでもなかったら、今頃消えてんだろ
消えた?
テレビにはあまり出てないって意味か?
じゃあ仲代も消えた部類に入るよなw
562:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 15:48:25 rYGTs3cg
ジェームス三木がばらしてたが、NHK大河ドラマの主役で1回50万円止まり
X50で2500万円 ステイタスはあがるだろうね、CMでてるほうが儲かるよそりゃ
一時の三田佳子とかね
563:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 15:58:41 zFQubpUM
>>549
生年からすると確かにおかしい。
ただし、本人が
黒澤監督が父の事を「三船ちゃん」と呼んでたのを
不思議に思ったので良く覚えている
とか言ってたんだけどな。
別の映画だったんだろう。
564:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 16:00:01 ooL4NjDZ
無知で恥ずかしいんだが、出演料って興行収入が上がれば
後から配当みたいに支払われるの?
今だったら最初にそういう事も含めて契約してるのかも
しれないけど、黒澤映画はどうだったんだろ。
テレビだと「再放送手当て」みたいな物があると前に
室井滋が言ってたけど。
565:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 16:02:00 39tgHijz
撮影がどれだけ長期になっても ”1本の”出演料だからね。
だから通常の日本映画よりも黒澤作品は撮影期間が長いだけ、
安く感じるのかも知れない。
566:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 16:03:50 Xu/c+YoV
>>560
「乱」に出演したことで池畑慎之助のステータスは確実に上がりました。
君に心配してもらわなくても大丈夫ですよ。
567:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 19:16:16 MOn0ERg5
ピーター乙
568:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 19:49:39 Uk86yMBb
>>564
高倉健は「幸せの黄色いハンカチ」の頃からずっとパーセンテージ契約のはず。
松竹城戸会長が怒ったので流れそうになったが、城戸に黙って契約、製作を進めた。
他にパーセンテージ契約をしている役者はほとんどいないのではないか。
黒澤は役者のパーセンテージ契約は認めなかったらしい。
健さんの「乱」降板理由に、パーセンテージ契約があったかどうかは不明。
数年前文藝春秋に発表された高倉の手記にも、書かれなかった。
著作権法およびその運用的には、演者には著作権はない。
演出、美術、撮影などにはある。もちろん脚本にも。
だから、再上映、DVD販売に対して、スタッフには支払われるが、
(これは各部門の協会と製作者協会の決めごと)
キャストには特別な契約がない限り支払われない。
ただ、TVはタレントが強いので、肖像権とこれからの出演交渉をたてに、
過去の番組再利用についても支払われてるケースがある。
これからも支払う方向らしい。
569:564
07/10/26 20:30:28 ooL4NjDZ
>>568
すごい!ありがとうございます。
演者と技術者の扱いの違いとか勉強になりました。
映画の世界はテレビとは全然別物なんですね。
最近テレビドラマをそのまま映画にしちゃいました、
というのが結構多いから、きっと現場は色々と面倒な事もあるんだろうなあ。
面倒「乱」は健さん主役の予定だったというのも初めて知りました。
570:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 20:46:49 MOn0ERg5
主役じゃないよ
鉄修理の役(井川比佐志が演じた)・・・ったくもう
571:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 20:50:51 ooL4NjDZ
重ね重ねどうもありがと・・・
572:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 20:54:47 R9XeNIwK
黒澤映画もセックスの快感には勝てない。
俺は画面を見るより女のアエギ声を優先する
573:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 21:43:09 R9XeNIwK
つーか仲代と三船が殴り愛の喧嘩をしたって本国の話?
574:この子の名無しのお祝いに
07/10/26 23:39:15 Uk86yMBb
>>568
間違えた。
放送と書こうと思っていたところを、再上映と書いてしまった。
再上映は支払われない。
最初に再上映分も支払っているという考えで。
575:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 08:40:45 U36k3J74
>>573
殴り合いかどうかは知らないが、仲代が三船を追っかけまわしたという話。
詳しくは、「御用金」で調べてみるといい。
で、この「御用金」を三船は、一応病気を理由に降板したことになっている。
ところが降板直後に,あるパーティに出席して
黒澤解任後のトラトラトラに、三船プロなら日本側の制作を行うことが出来ると
ぶちまけて、病気療養中の身でありながら何ごとかと物議を醸し、
東宝ら映画関係者から猛抗議を受けたようだ。
576:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 10:41:33 9g9nxW/P
黒澤最高傑作は(素晴らしき日曜日)じゃない?
577:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 11:14:01 lfcoK6oX
>>389
>>396
>>576
なぜ()でくくる?
578:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 12:03:54 sYJ1ljfC
仲代は「御用金」で三船の代役で出た中村錦之助とも
別な映画で喧嘩したらしいね。
579:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 12:21:17 9g9nxW/P
仲代って人格者で真面目に見えるが、喧嘩好きなのか?
580:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 13:23:36 2O+u3kdx
日曜日はいいところが多くあるんだけど女に親指を噛ませる仕草がどうも
グスグス泣かせながらドアップで観客に訴えさせるシーンもクサすぎるし
黒澤は才能がある反面いろんな意味で野暮すぎる
581:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 13:52:50 9g9nxW/P
黒澤作品を批判したり嫌ってた監督っていたかな?
ゴダールなんかはどう評価してたのやら
582:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:09:39 GuygMTQ/
ゴダールはカイエ一派。カイエは溝口派。
フランスでは、ポジティフ一派が黒澤派でした。
といってもカイエは反黒澤ではありません。
583:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:21:04 2O+u3kdx
カイエの黒澤評は当初ボロ糞だったけど精神的支柱のアンドレ・バザンが評価してたからな
ブニュエルや黒澤など6人を評した本がバザン没後トリュフォーの解説付きで出ている
584:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:30:45 yhNKSoYd
あまりにも遅レスだが、このスレで、あまりにも気持ち悪いレスを見たので、言わせて欲しい
>>映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
これほどまでに「映画」というものを侮辱している輩が
いっぱしの映画通ぶっていることに気分が悪くなった。
皆さんがスルーしていることを承知の上で言わずにはいられない。
さて・・・と
>>581
批判というほど熱のこもったものではないが、鈴木清順は
「影武者」について聞かれた際、自分の映画と同じ程度の予算の映画でないと
見ても参考にならないので見ていないと発言していた。
おそらくは、見ていたと思われるが…
また、これは講演で直接聞いた言葉だが、黒澤作品の俳優の演技に関して
皆、ガチガチになってしまってる、とリハーサルを繰り返すことに対して批判的発言をした。
私は鈴木清順は天才だと思ってるけどね
585:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:33:48 GuygMTQ/
清順は大島渚と一緒で、
演技指導を完全に放棄しているからなあ。
まあ演出の領分じゃないってのも一理あるけどねえ。
586:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:36:08 uZLqJ+si
清順は放棄どころか細かく指導してるよ。特にアクション部分について。
587:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:44:36 2O+u3kdx
東京オリンピック、暴走機関車、虎虎虎
この三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮ってればその後が違ってたのになあ・・・
黒澤の世界的名声は1980年代から1990年にかけて前例が無いくらいの高みに達したけど
カラー作品それぞれを見ると全て運を逃している
588:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:48:59 yhNKSoYd
>>587
>>この三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮ってればその後が違ってたのになあ・・・
その三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮れる黒澤ならその前が違ってたよ
こんな しょーもないこと言わせるなよ
589:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:53:23 2O+u3kdx
カラー映画を無条件で肯定できる人にしてみればそうなんだろうけどね
「乱」を三船で撮らなかったってのは完全に逃げだし音楽のマーラー風にしてもね
カラーでぱっとしてないぶん安定した無難な線で成功させたかったんだろうな
590:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 14:58:57 GuygMTQ/
>>586
指示してるだけで、指導はしてないでしょ?
黒澤は舞ったりしているみたいだけど。
591:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 15:03:17 GuygMTQ/
>>588
そうかなあ。
黒澤はどんどん箍が外れていったように思えるけど。
どんどん妥協がなくなって、最後には東宝を憎むようになった。
けど、実際妥協して「どですかでん」「影武者」を撮っているわけだし、
無理って事はないと思う。このタイミングで妥協するより、
「赤ひげ」の後で妥協した方が、いいペースで作品作り出せた気がする。
まあ今から言っても仕方のないことだけれど。
592:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 15:12:19 U36k3J74
>>587
文句は青柳氏に言ってくれ。
593:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 15:13:59 uZLqJ+si
>>590
指示と指導にそれほど大きな違いがあるとも思えんがねえ。
舞うことが指導ならば、拳銃を構えたりすることも指導だよね?
であれば、指導していた。
594:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 15:23:53 TpZvTCG2
>>584
おめが1番邪魔なんだけどな
595:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 15:53:50 jdWNz5Qr
「暴走機関車」に関しては黒澤の非妥協というより、エンバシーと青柳に問題があって実現しなかったんだと思うが。
596:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 16:04:21 9g9nxW/P
大島渚作品て観たことないんだが、監督としては優秀なのかい?
十年ぐらい前までの
テレビに出て気難しいで怒鳴ってるイメージしかないのだが・・
597:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 16:59:02 FrqeV2T+
>>568
>演出、美術、撮影などにはある。もちろん脚本にも。
「著作権」が認められるのは、実体としての脚本を書いた脚本家だけだよ。
演出には「著作権」はない。ない代わりに二次利用収入で取り決めする慣習になっている。
(ただ著作者人格権とかその他の隣接権がゴチャゴチャ認められることはある)
あと、美術家や撮影監督が二次利用収入をもらえるとは聞いたことがないが?
撮影監督だとTV放送・DVD用のマスタリングに付き合うことでギャラをもらったりはするけど。
この種の権利って、「権利者(だと自分は思っている人)が自ら主張する」
「社会慣習としてそれが認められる(もちろんケース・バイ・ケースで認められる人と
認められない人の違いもある)」という手順を踏むから、はっきり「こうだ」と
言えないことが多いよ。二次利用についても事例によって扱いは違うし。
専門家以外には既に整理できなくなってきているよ。
598:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 17:02:41 jQ6EsvPg
>「乱」を三船で撮らなかったってのは完全に逃げだし音楽のマーラー風にしてもね
カラーでぱっとしてないぶん安定した無難な線で成功させたかったんだろうな
マーラー風が安定で無難な線というのがよくわからないけど。
「影武者」は明らかに一般大衆受け狙ってるけどね。
黒澤が、マーラーにハマっただけでしょ。
「七人の侍」は指摘する人があまりいないけど
あからさまに「新世界」風だぜ。
こういう路線は昔からだからね。
599:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 17:09:02 gnHLDPjt
>>587
でも東京オリンピックは市川昆のは文句のつけようのない出来ですね
黒沢のも見てみたい気もするけど
600:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 17:10:00 jQ6EsvPg
>カラー映画を無条件で肯定できる人
黒澤カラー映画を否定する人って、減点法でしか映画を見られない
可哀想な人だと思う。
誉める=無条件で肯定 とか飛躍しすぎだろ。
白黒マンセー派は
「七人の侍」の
「おい、こっちだこっち」まで含めて肯定してるのかw
601:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 17:12:13 jQ6EsvPg
侍のテーマは第2楽章だし
前半終了部は第4楽章。
「キージェ中尉」のロマンスは
ほとんどそのままw
602:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 17:46:46 KEFQY5mP
>>600
「おい、こっちだこっち」ってのは、木賃宿の多々良純の寝ぼけた仲間とのやり取りのことか?
別にあのシーン悪くないと思うのだが?
603:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 18:26:57 TpZvTCG2
カラー化して放映しくれてもいいんだがな、爺の石頭では無理だろうが
604:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 20:25:04 EJIOZ4+d
>私は鈴木清順は天才だと思ってるけどね
笑わせるな。
NHKでくだらん番組の司会したり
「気くばりのすすめ」だと
お前の映画が一番客への気配り欠いてるんじゃンか
ボケじじいが。
605:↑
07/10/27 21:55:04 TpZvTCG2
鈴木健二(弟・元NHKアナウンサー)な、2人とも故人なのでとやかくいわないが
606:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 21:57:53 qNzrGfxG
2人?
607:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 21:58:36 pAGl8Zae
>>581
吉田喜重は「黒澤映画は強者の論理」と批判していた。
同じような批判は増村もしていた(増村は評価している部分も述べていたが)。
木下恵介は「バカじゃなかろうか、あんなに単純で」と成瀬巳喜男は「彼のはアメリカ映画の真似だね」
小津は『白痴』を批判していたし、深作は晩年「私は俳優を絵の具みたいに扱いたくない」と言っていたが
これは黒澤に対する批判に聞こえた。
あとは井筒w「黒澤明は映画がわかっていない」と世迷い言に近い発言w
608:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:25:31 h6YS1HOx
木下恵介はホモ。
深作はレイピスト。
小津はインポ。
609:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:27:17 9g9nxW/P
黒澤ってスピルバーグ含め欧米人には賞賛されて、日本の巨匠達からは批判されまくりだったってこと?
610:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:28:18 euGFYTCc
>>607
>成瀬巳喜男は「彼のはアメリカ映画の真似だね」
これは、ちょっと面白いな。 成瀬も若い頃は、『鶴八鶴次郎』とか撮ったわけだし。
戦前と戦後で、アメリカ映画のほうが変わってしまった、ということもあるけれども。
611:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:28:41 2uLqijeI
>>607
増村と井筒については、完全に真に受けては駄目だ。
(増村については、黒澤を評価した言葉も真に受けてはいけないと思う)
増村の批評は、ひとつの「作品」だし、井筒のは「タレントのコメント」だ。
大島渚もかつて、黒澤作品をどう思うか?と質問されて「ハリウッドのB級映画と同じ」とコメントしていた。
これまた井筒のコメントと同じ。
612:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:32:04 2uLqijeI
>>610
成瀬は城戸四郎に「松竹に小津は二人いらない」と言われて松竹を追い出されたんだけど、
小津にしてからが当初はアメリカ映画のパクリでスタートしたんだしね。
613:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:35:50 2uLqijeI
>深作は晩年「私は俳優を絵の具みたいに扱いたくない」と言っていたが
>これは黒澤に対する批判に聞こえた。
これは小津批判、もしくはヒッチコック批判でないの?
614:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:42:49 pAGl8Zae
>>609
ペキンパーが「『悪い奴ほどよく眠る』、冒頭は素晴らしい見事なもんだ残りは大がかりに作られた粗悪なソープオペラだが」
「あれはヴィスコンティの『山猫』と同じでもったいぶっているだけだ、あれほどの映画人でも欠点があるということか」
615:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:46:18 9g9nxW/P
なるほどね。様々な批判があったのか。
だがね、そいつらの中で黒澤以上の作品を残した奴はいない。
ペキンパーなんて下らない西部劇だし、深作でも誰でも黒澤の足元にも及ばない。黒澤サイコー!
616:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 22:49:12 2uLqijeI
ペキンパーは基本的には黒澤オタクだよ。
成瀬の言葉は、弟子に対するいましめでしょう。
本音が出てるのは木下恵介の言葉だけのような気もする。
617:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 23:01:23 euGFYTCc
>>612
さすがに小津は、「アメリカ映画の真似は駄目」なんて言わなかったね。
小津の『白痴』批判は、「俺の原節子をあんな風に使うな」という苦言で、
批判にもなっていないが、小津の原節子への想いが伝わる、いい話だ。
618:この子の名無しのお祝いに
07/10/27 23:14:50 2uLqijeI
>>614
いま読み返して気付いたんだけど、ペキンパーは「ホースオペラ(西部劇)」とたとえたんじゃないの?
ソープオペラとは、それをもじった言葉で、日本流に言うと「昼メロ」のことだ。
619:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 00:27:09 TzVqWhfz
小津は白痴の批判のついでにぼくは野良犬が好きだと言ってるな
あと後年に用心棒は剛速球だとも言ってたっけ
成瀬は黒澤のセットをたまに覗きに来ていたりしていたとか
昔の監督は忌憚なく同僚について語っているし自由な雰囲気だったんだろうか
溝口なんかは山中と伊丹が死んで日本の時代劇は死んだ
伊藤と衣笠は最近精彩欠いていて何やってるんだみたいなこと言ってるし
620:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 00:30:38 RidjGLlo
溝口って、思い詰めた長嶋茂雄みたいな人だったのかな
621:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 00:38:36 TzVqWhfz
日本映画史上で一番偉いのはやっぱり溝口だろうな
各年代の傑作の多さから言っても
スランプと言われる40年代でも忠臣蔵や浪花女があるし
キネ旬では一回しか1位獲ってないけど
622:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 00:42:59 P4mGojTp
溝口は過大評価の代名詞
623:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 00:45:44 20Hi7WTP
>>617
小津が黒澤の映画や黒澤ファンをちょっとからかっていたことは、
「小津安二郎に憑かれた男―美術監督・下河原友雄の生と死」を読むと分かる。
もちろん、黒澤の監督試験での振る舞いを考えても、
小津が黒澤の映画を馬鹿にしているなんて事はあり得ないが。
624:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 07:04:00 8KyAF9M/
増村は東大法学部で三島由紀夫の同期だからな
ガリ勉では法学部の背広組にかなわないでいじけて
ヤケクソで誰もやってない映画理論をフランスで仕入れてきたから
能書きは凄いんだよな蓮実も真っ青
撮るとおそ松くんだけど、実相寺と双璧だよなその点じゃ
屈折はんぱないから現場の雰囲気は最悪だったらしい
耐えられたのは怪物若尾文子だけそりゃそうだ溝口健二のシゴキ屁とも思わないで
亭主が死んだら死の床で述べた感謝の言葉を電話取材で答えて周囲納得させる傑物。
625:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 07:54:45 CMth/AE3
どん底、用心棒、七人の侍以外はごく普通の作品。
白痴、蜘蛛巣城、生きる、羅生門にいたっては並以下。
626:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 08:06:59 8earpxtJ
それはオマイの小さな意見
627:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 08:23:57 CMth/AE3
ペキンパーの”ワイルドバンチ”は椿三十郎を遥かに超えている。
この人って海外で評価されてるのは殆ど時代劇だけだし、観れば観るほど普通の監督に思えてくる。
628:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 12:07:41 LTmMS6dr
ワイルドバンチはカット数が多くて、目が眩む。
629:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 12:29:14 qt3EAtCK
ジョン・カサベテスの『グロリア』のパンフレットに寄稿してたんだってね>黒澤
読んでみたいなぁ、『グロリア』も好きな映画だし。
630:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 13:04:26 naCodBvZ
「生きものの記録」って黒澤ファンや映画ファンからはどう評価されてるの? 俺は大好きなんだけど。 以前北野武も誉めてたし
631:↑
07/10/28 14:52:20 iKoBiNam
下世話なコントですね、短編だったら成功したろうに
フェリーニと一緒にやろうともしてたんですね
URLリンク(www.nicovideo.jp)
632:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 15:54:51 DP4gOs3O
今見ると
舞台劇の戯曲のような構図が分かりやすく、面白い
633:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 16:03:35 Fw3b0/Rn
>小津が黒澤の映画や黒澤ファンをちょっとからかっていたことは
それは黒澤のことを相当意識してたことのあらわれでもある。
本当にくだらないと思えば相手にはしない。
634:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 16:39:45 adEX1/xQ
地球が燃えている!
635:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 16:57:46 QeAyJvkz
「生きものの記録」って三船はどこに出てるの
636:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 17:00:41 oXKcAcO8
>>635
主役の老人(ブラジル移住を断行しようとした老人)が三船。よく化けてるよね。
>>630
爆笑問題の太田が絶賛してたよ。
637:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 17:03:13 GZziUpYC
黒澤自身も(お客が入らなかったこともあって)いちばん愛着があるみたいなこと言ってたよ
638:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 17:09:25 naCodBvZ
なるほど!
武や太田などに好かれる作品なのか。
やはり俺の審眼美は正しかった。
むしろあれを批判した連中の方が素人だったようだな
639:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 17:48:20 B9Ihr7e3
このスレで
>>映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
と、のたまったキチガイの2番目の迷言
>>カラー化して放映しくれてもいいんだがな、爺の石頭では無理だろうが
スクリーンと自宅の違いが分からないどころか、カラライゼーションをありがたかってる厨だったのか
しばら、こいつのヲチをしたい ww
640:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 18:02:08 FWM8xXG+
>>633
「相当意識してる」のと「本当にくだらないと思ってる」のには
非常に差があるんだが。
641:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 18:49:57 oXKcAcO8
>>638
内容がちょっと暗いし、好きかどうかと問われれば俺は答えに窮してしまうけど、あの作品は凄いと思う。
あの病室でのラストシーンは物凄い。
って書いてると、また見たくなってきたな。レンタルしてこようかな。
642:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 18:51:42 naCodBvZ
レンタルじゃなくて買おうよ
643:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 18:54:40 qt3EAtCK
木下恵介は無類の毒舌家で、小津に面と向かって「あなたは古い!!」と言い放ったらしいから
酒が入れば、溝口や小津や成瀬や内田や黒澤作品なんかぼろくそに貶していたらしいからね
山田五十鈴が『東京暮色』に出演したとき「この映画では『蜘蛛巣城』でやった眼技はいりません」と
小津に言われたとインタビューで答えていた
香川京子は最近「黒澤映画で演じた女性キャラクターには違和感を感じる」と答えていた
俺なんかは『どん底』の香川京子は実に良かったと思っているんだが
笠原和夫は『七人の侍』や『生きる』に否定的で一番好きなのが『素晴らしき日曜日』なんだそうだ
644:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 19:30:31 gvE8ToaI
えっ? 笠原は強烈な「七人の侍」ファンでしょう?
あの作品が75年にリバイバル公開された際のキネマ旬報の特集号で、笠原は熱烈な賛辞を書いてるよ。
645:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 19:33:29 naCodBvZ
皆は用心棒と椿三十郎 どちらが好き?
俺はどちらかというと
用心棒かなと。
甲乙つけがたいけどね。
カメラアングルや絵が優れてると思うのは用心棒で 名台詞満載なのが椿三十郎だと思ってるが。
646:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 19:46:11 jRxJHRM9
>>641
ど迫力の高架電車のシーンがあるか確認してくれ
タケシがほめてたのもあのシーンだし
しかしいったいあれはどこで撮ったんだろういまにも歩道に落っこちてきそうだもんな
いくら黒澤でも電車走らせる事はできないだろうから
日本のどこかである事は間違いないんだが
647:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 19:47:34 jRxJHRM9
>>643
黒澤が女描くの下手なのは定説だろ
七人の侍の津島恵子もひどいもんだ
648:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 20:00:20 oXKcAcO8
>>642
廉価版が出るから買いたいけど、他にもっと欲しい作品が…(天国地獄、悪い奴、酔いどれ、どですかでん、椿、隠し砦…)
>>646
そのシーンがあったかどうかは覚えてないな。
レンタルDVDに収録されてるかどうかは、誰か知ってるんじゃないのかな?
649:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 20:08:24 Fw3b0/Rn
>香川京子は最近
ずいぶん前から言ってるけどね。
特に「悪い奴ほど」「赤ひげ」あたりについては。
昔のインタビューとか読んでごらん。
「どん底」は本人も気に入ってたと思うよ。
650:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 20:32:33 naCodBvZ
Amazonレビュー見るとさ
生きものの記録は
三船が若々し過ぎて老人に見えなく、背も高すぎると書いてた人がいたけどさ。俺はあの役は上手いと思ったけどな。
背が高いのもいかにも頑固で威圧感がある老人に見えるし、当時35才の三船がよく演じたとつくづく思うよ
651:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 20:51:30 LTmMS6dr
>当時35才の三船がよく演じたとつくづく思うよ
そのかわり、「乱」では衰弱しきって、
演じられないわけだが。
652:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 21:57:57 TzVqWhfz
>>630
普通に考えて最高傑作のひとつでしょ
黒澤をアクション映画の監督だと思ってる連中にはウケは悪そうだけど
653:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 22:06:33 QeAyJvkz
「サクリファイス」なんか、どうみても「生き物の記録」だしな
654:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 22:55:48 tyOXMy0R
「生きもの~」電車のシーンって記憶になかったわ、案外適当に見てるのかなぁ
655:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 23:01:18 naCodBvZ
それって
三船と家族が話してる時に電車音がブーンて鳴るシーンのことかな?
あれは撮影の後
そういう効果音を加えたんじゃないの?
656:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 23:17:21 pg16SG80
「醜聞」が大好きな俺の立場って・・・
657:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 23:40:42 fXxmsORA
電車というか都電荒川線は出てくるけどなぁ
658:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 00:51:48 1HTTthaZ
えーと、黒澤映画(もちろん現代劇)の鉄道というと
「どですかでん」「天国と地獄」「生きものの記録」「野良犬」には間違いなく出て来るが
ほかはどうだったかなあ
659:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 00:57:46 aSKHQiYx
>>655
半分狂った三船が街さまよっている時にその頭の上を
ガガガァッーつて電車が走るんだよ
それがカーブでトンネルみたいな所から出てきて
殆ど車体が露出していてすごい迫力なんだな
そのシーンがビデオで見つからないんだよ
劇場で見た時はびっくりしたし
タケシも生きものの記録は黒澤さんがエネルギーに満ちていた時の
映画であの頭の上を電車が通るシーンなんてすげえ迫力だもんなと絶賛していた
肝心のシーンだってのに
660:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 01:09:33 U3JX247N
ハイビジョン特集「黒澤明に挑む 映画監督・森田芳光“椿三十郎”を撮る」
本日午前1:40~翌日午前3:10(90分)
URLリンク(cgi4.nhk.or.jp)
661:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 01:14:38 U3JX247N
×本日午前1:40~翌日午前3:10(90分)
○本日午前1:40~午前3:10(90分)
修正し忘れた。申し訳ない
662:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 03:00:34 EoeNusDA
>>660-661
いちいち宣伝しに来るなこのクソボケ。
663:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 03:15:24 6gJvKlJr
>>659
もしかして、志村喬とバッタリ会うシーン?
三船は志村を無視して行ってしまおうとするが、
もう一度戻って来て「あんたたちのせいだ!」みたいなことをまくしたてるシーン?違ったらすまん。
664:今度はジャニタレで「姿三四郎」
07/10/29 04:27:34 5tLeM8E/
関連スレ
【最悪事態】連発される黒澤明リメイクについて
スレリンク(movie板)
665:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 04:28:14 VugkuWDZ
>>651
なにが「そのかわり」なんだか。
666:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 09:37:19 qbH2L6Hf
ジャニーズ松本の「オリジナルキャラ」で隠し砦
667:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 09:44:25 Vv0UVZ2B
>>643
山田五十鈴が映画から遠ざかった一番の原因は、
黒澤との「アフレコ事件」なんだけど、もう一つ良く挙げられるのが、
「東京暮色」で娘が死んで悲しむシーンで、小津に、
「悲しい顔は要らない。人間は本当に悲しい時に悲しい顔なんかしないんだ。」
と言われただけならいいんだけど、悲しみを手のアップで表現されて、
「やっぱり映画は監督さんのものなんだな」と思って、舞台の方へ。
あと香川さんは他に素晴らしい映画たくさんあるから、
黒澤の映画が自分に合ってないと思うのも仕方がないね。
>>649
最近のインタビューでは、「黒澤さんの映画」と全般的に言ってるよ。
668:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 12:15:32 J8yMkdy0
やっぱり女心だからね。
「どん底」の香川は、吉永小百合に張り合うくらいに可愛い。
でも他の黒澤作品はと言えば、ちょっと違うかなと。
669:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 13:17:34 o9+lh+zT
フルデジタル・アニメーションによる黒澤明未完成作品の復刻
URLリンク(www.dcaj.org)
クイックタイムムービーあり
“超高層ビルの屋上から落下する中学生の‘私’を、美しい‘天使’が拾い上げ、空の旅へと連れていく。
天使と‘私’は、ついに宇宙まで飛んでいくが..”
当時、あのジョージ・ルーカスでさえ映画化は不可能と見送られたストーリーを、
映画「ガメラ3」で特技監督をつとめた樋口真嗣監督が、新たに
フルデジタル・アニメーションの映像として復刻しました。
日本が世界に誇るアニメーション制作現場と最新のデジタル映像制作技術の
共同作業により、黒澤監督のビジュアル・イメージの実現に挑戦、
これまでにない新たな映像をつくり出しています。
670:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 13:18:08 o9+lh+zT
「樋口さんは結局完成をさせなかったんですよ。
急にこれ以上製作できないと言い出して。
原因が良くわからなかったんですが、今分かりました。
横山さんが原因を作っていたんだ。たしか2億円が飛びましたよ」
泥魚亭好日記 〈美しさを楽しみ夢を育てる〉:2006年08月
URLリンク(oijyoko.exblog.jp)
671:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 13:19:51 o9+lh+zT
1984年のことである。私は黒澤明監督の『乱』の衣装を中心に『黒澤映画の美術』という写真集を作っていた。
その関係で時々撮影中の監督を尋ねたり、御殿場の別荘にお邪魔をしていた。
そんなある日、当時勤めていた学研の古岡秀人会長から呼び出しを受けた。
「キミは黒澤明監督と親しくさせていただいているようだが、監督に頼んで欲しいことがある。
次回作に宮沢賢治の『風の又三郎』を撮ってくれるように頼んでもらえまいか。制作費は学研が出す」
ということであった。
まだ『乱』の撮影中であり、次回作の相談ができるのか不安であったが、食事にお誘いを受けた時思い切ってその話を切り出した。
どうすればOKをしてくれるのか、考えた末に”殺し文句”を思いついていた。
「監督、日本の子供たちが映画を監督の作品から見始めるというのはステキだと思いませんか?」
泥魚亭好日記 〈美しさを楽しみ夢を育てる〉:2006年08月
URLリンク(oijyoko.exblog.jp)
672:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 14:01:19 tzkaZpHS
>>639の母でございます。
この度は、またしても息子がこのようなレスをしてしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックでか内気で
陰気な子供になってしまいました。
そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたようです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、
話す相手といえばカブトムシだけ。
まだ童貞のようです。
不憫に思いオナニーの仕方だけは教えてあげたのですが、
猿のように毎日毎日行為にふけるありさまです。
将来を大変心配しておりましたが、この2ちゃんねるという
サイトを知って以来、息子も少し明るくなったようです。
夕食の時には「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」などと、
とても楽しそうに話してくれるのです。
少しは人間らしさを取り戻したかなと思っていたのですが…
確かに息子はクズで御座います。
幾つになっても分別をわきまえずすべてが幼稚です。
生きていても世の中の役に立つ事がない事も十分承知しております。
でも、決して悪い子じゃないんです。
どうぞ皆様、息子を暖かく見守ってやってくださいまし。
本当は小心な良い子なんです。
どうか温かい目、長い目で見てやってくださいまし。
よろしくお願い申し上げます。
673:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 14:26:15 VsLGJ/2k
>>672
キチガイはキチガイなりに悔しいんだということは分かったww
で、涙目のあまり やったことといえば、大昔のカビの生えたコピペかw
キチガイは何をやってもダメだな
ま、懐かしい思いをさせてくれただけ、よしとするか
674:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 15:02:16 8v74Va2q
>>669-671
黒澤研究の貴重な資料だね。
しかし、樋口のアニメは完成しなくて何よりだった。
675:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 15:04:06 8v74Va2q
>>639
>>672-673
明らかに自作自演。
676:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 15:31:00 9zMqBZar
七人の侍は面白いと思うけどあまりにも長い。
皆は何回も最初から最後まで観れる?
俺は一回は全部観たけど その後は好きなシーンだけ選んで観てる・・
677:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 16:00:15 Y6BpCUYu
はぁ・・・
【映画】黒澤明の名作「隠し砦の三悪人」が松本潤主演・樋口真嗣監督で50年ぶりにリメイク決定
スレリンク(mnewsplus板)
678:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 16:04:42 U3JX247N
>>671
1984年に黒澤監督と菊島隆三に交流があったのは本当なのかな?
出版されたという日記読みたい
679:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 16:07:48 5rqyT+rL
生きものの記録見直したけど、やっぱり頭の上を電車が通り過ぎるシーンは無かったね
でも差別語でさえ断り入れて放送されるくらいなのに、カットされる事なんてあるのかな
ちなみに工場のロケは大崎の明電舎のあたりだそうですね
680:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 16:13:59 6gJvKlJr
>>679
それは東宝のDVDですか?
681:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 17:14:38 J8yMkdy0
あのサイトは隠し砦リメイクの話が湧き上がった頃に読んだんだけど、
確かに「乱」の撮影中の出来事として書かれているんだよね。
『死後出版された菊島隆三さんの日記の中にそれは書かれていたのだ。恐らく、私がその依頼をして
翌日なのではないかと思われるが、監督は菊島さんに
「オイ、次回作が決まったよ!『風の又三郎』だ」と話されているのである。』
682:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 17:54:56 tzkaZpHS
黒パンは隠し砦をカラー化して500円dvdでだしゃーいいんだよ
683:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 18:03:45 uvQHgZ7/
カットといへば、「姿三四郎」は進駐軍ぢゃなくて東宝がカットしたというのは
有名なはなしなんでつか?
684:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 18:13:08 5rqyT+rL
>>680
WOWOWで93年に放送されたものです
685:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 18:51:35 vEKx5IEE
昨日TOKIOの番組に宇津井健が出ていて撮影所全盛期の話を少ししていた。
宇津井が映画界に入った頃、最も高給取りの監督は小津安二郎だったそうだ(なんで宇津井が知ってるのかわからんが)。
一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)、現在では考えられん額だな。
流石キャスト・スタッフ丸抱えで映画製作をやっていた時代の事ではある。
黒澤も黒澤プロを作る前は高給取りだったんだろうな。
686:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 18:53:42 uvQHgZ7/
>>685
>一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)
687:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 18:57:07 9zMqBZar
レンタルで椿三十郎借りたらDVDプレーヤーで読み込む時に「ジー」って音がする・・
かなり使ったDVDディスクを読み込む時ってDVDプレーヤーはかなり負担がかかるんだっけ?
688:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:05:32 reEFGqTD
>黒澤も黒澤プロを作る前は高給取りだったんだろうな。
「一番美しく」の主演女優で
結婚した矢口陽子は黒澤の給料が自分より少なくてびっくり。
これでは生活できない。と思ったとか。
ちなみに黒澤は毎月もらう給料より
会社にピンハネされた金額(他社作品の脚本料)の方が多く
自分は毎月会社に寄付してたようなものだとも書いてる。
これはまだ監督かけだし時代の話だが
「姿三四郎」で大ヒットをとばした監督への
扱いがこの程度だから、「羅生門」以降でも普通のサラリーマンよりは
よかったにしろ、大したことはないだろうな。
689:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:25:05 sVuSrxDy
>>685
>一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)
200倍ってことはあり得ないから、20倍で9000万ってところだな。
小津は年に一本しかとらないから、小津より稼いでた監督はいた。
690:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:30:42 I1F0/d+P
>>670-671
なんか怪しいね。
菊島の日記なんて出版されていたのかね? されていたとして、そんなのを誰が買うんだろう。
それも、50年代60年代のものならともかく、80年代の分の日記なんて。
80年代の分まで含めた全日記だったのかも知れないが、それなら膨大な頁数になるはずで、
そんなのが出版されたとはますます考えられない。
その日記とやらの内容も怪しい。
>>678が言っているように、84年の時点で黒澤と菊島が交流があったとしたら、
その点こそ従来の定説を覆す新事実だ。
しかも、その日に頭に浮かんだアイデアを即座に電話して話すほど深い友情があったとは信じられない。
さして親しくもない人(しかも映画業界人ではない人)からいきなり企画(しかも商売っ気アリアリの企画)を持ち掛けられて、
それに即座に乗り気になってしまうというのも怪しい。
「乱」の撮影中だというのに「風の又三郎」を一日で読み返したとは思えず、
読み返しもせずに翌日に他人に「次回作が決まったよ!」と電話するとも思えない。
もっと根本的なことを言うと、黒澤が「風の又三郎」を映画化したがるとも思えない。
この点はくどくなるから書かないが、黒澤ファンで「風の又三郎」を読んだことのある人にはわかるはず。
691:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:34:26 VugkuWDZ
いや、そのくどくなる部分を書いてもらわないとさ。
692:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:37:12 I1F0/d+P
>>678
傷があまりに多いディスクの場合、ヘッドの部分が細かな動き(行ったり来たり)を要求されて、
そういうことが繰り返されると故障の原因になることがあるけど、そういう場合は映像や音も相当に乱れるはず。
ジーッという音は、何か別の原因では?
693:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:50:05 9zMqBZar
>>692
レスthanks!
確かにDVDディスクの信号面を見たら、かなり傷がついてる・・
細長い糸のような傷がいっぱい。
まぁ椿三十郎は今でもかなりレンタルされるだろいけど、それにしても酷い傷だ。
俺以前に借りた奴らはどんな扱いしてたのやら。
まさかフリスビーにして遊んでたりして。
694:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 21:55:15 reEFGqTD
>もっと根本的なことを言うと、黒澤が「風の又三郎」を映画化したがるとも思えない。
この点はくどくなるから書かないが、黒澤ファンで「風の又三郎」を読んだことのある人にはわかるはず。
残念だけど、コアな黒澤ファンなら「風の又三郎」映画化を黒澤がもくろんだことが
あるのは周知の事実だよ。
詳しくはそのブログのコメント欄見てご覧。
それから「乱」の秀虎に謀反をおこした家臣二人のモデルは
菊島と青柳だよ。
黒澤は丹後に殺させてるよねw
695:↑
07/10/29 22:02:24 tzkaZpHS
だから早いうちにanydvd+clonedvd2で一層化、dvddecryputerでISO化
2G制限のないshareで共有せねばならんのだよ
696:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 22:19:30 I1F0/d+P
>>694
コメント欄までは読んでなかったよ。
>>691
黒澤は都会っ子なんで、宮沢賢治や、宮沢が描く世界に興味を持っていたというのは不思議。
「我が青春に悔いなし」「七人の侍」に登場する農村は、いずれも‘異文化’として描かれている。
「デルス・ウザーラ」での、デルスの故郷にしても同様。
「八月の狂詩曲」に登場する長崎の田舎も、そこを訪れた少年少女の目を通して描かれている。
田舎者を主人公にした映画というのは撮ったことがない。
都会っ子だし、一匹狼ヒーローが好きで、宮沢賢治的な農村コミューンというのを冷ややかに見ていたフシがある。
例えば、「七人の侍」の中の志村喬のセリフ。「長老に拝謁か。光栄だな」
更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、農村を分断させてしまう。
(そういうエピソードを、黒澤はあえて折り込んだわけだ)
だから、「風の又三郎」を映画化したがっていたとは、ちょっと信じられなかったわけですよ。
697:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 22:26:30 I1F0/d+P
補足。
「風の又三郎」を又三郎(コミューン外の存在)の視点から描くというのなら黒澤らしくなるかも知れないけど、
それでは原作とはまったく違ったものになってしまう。
原作とはまったく違うニュアンスを漂わせる新アイデアの映画化を狙っていたという可能性ならば有り得るかも。
698:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 22:47:21 Sxn806zl
まだ話題が出てないようだが、2008年1月発売委のクライテリオンEclipse Series 7 は、
Postwar Kurosawaで、わが青春に悔なし / 素晴らしき日曜日 / 醜聞 / 白痴 / 生きものの記録
の5作品だ!
URLリンク(www.criterion.com)
Eclipse Seriesは安い替わりに、特典とかつかないみたいだが、東宝や松竹のDVDで揃えるより激安!
699:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 23:01:34 mbjjgDDi
都会っ子だから宮澤賢治に興味を持たないってことはないでしょ
トトロが好きだし十分ありえる
700:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 23:02:54 reEFGqTD
>例えば、「七人の侍」の中の志村喬のセリフ。「長老に拝謁か。光栄だな」
それは千秋の台詞。
平八は皮肉屋だからね。
>更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、
農村を分断させてしまう。
いや、むしろそれが自分勝手な万造を変えるきっかけになり
村を団結させたのだと思うけど。
ちなみに、その判断自体きわめて戦術的に合理的なもので
黒澤の農村への思いとかとは無関係でしょう。
701:この子の名無しのお祝いに
07/10/29 23:17:24 I1F0/d+P
>>699
「となりのトトロ」は、黒澤作品と同じようにコミューン外の者の視点から田舎を描いた作品だよ。
「風の又三郎」とは視点が正反対。
>>700
間違いを指摘してくれてありがとう。
戦術や合理性を優先するというところが、宮沢賢治が描く世界とは相容れないとは思うんだけど・・。
702:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 01:13:23 T+gwX7wM
>>700
> >更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、
> 農村を分断させてしまう。
>
> いや、むしろそれが自分勝手な万造を変えるきっかけになり
> 村を団結させたのだと思うけど。
川向こうの住人の代表格は「茂助」(小杉義男)で、
茂助が「他人の家を守って自分の家を見捨てる法はない」という内容のことをまくしたてて、
「自分の家は自分で守る」と言って帰ろうとするというところを、志村喬に諭されるわけだけど、
この一件で自分勝手な万造が変わったんですか?変わったのは万造でなく茂助だと思うんですが。
703:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 03:30:16 goyrE4I4
【映画】黒澤明の名作「隠し砦の三悪人」が松本潤主演・樋口真嗣監督で50年ぶりにリメイク決定
スレリンク(mnewsplus板)
馬鹿?
704:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 08:06:21 R2Yzpav2
自分が興味なかった世界に挑戦したいって欲求が起こっても何ら不思議ではないが。
705:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 08:42:24 0/fn29rf
>>703
岡田准一は、幻に終わったTBS版『のだめカンタービレ』の
準主役の予定だった
URLリンク(www.ultracyzo.com)
フジテレビ制作で大人気に終わったドラマ『のだめカンタービレ』は
まだみんなの記憶に新しい。
主人公「のだめ」がクラシック音楽の世界でまきおこすコミカル青春劇。
これは実は当初、TBSがテレビドラマ化をすすめていた。
ところがマンガ原作者の二ノ宮知子が、企画を見た段階で
絶対にOKを出さなかったために、この話は流れたのだという。
なぜ、二ノ宮は断固として許可しなかったのか?
それは、TBSが、主人公の彼氏役にジャニーズの岡田准一を決定事項として
ゴリ押ししてきたこと。
さらには、岡田准一がもっと目立つようにストーリーを書き換え、
最後には、ドラマ主題歌もジャニーズにしなければダメだと言ってきたせいだった。
物語のイメージにまったく合わない配役、変えられたストーリー、
さらにはジャニーズ主題歌と聞いた二ノ宮は、これを絶対に認めなかったという
706:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 10:24:24 hj+0HXic
>>703
どうせならP姫は上原美佐(3代目)にやらせれば話題になるのに
707:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 13:09:25 VvArt4SL
なぜ、二ノ宮は断固として許可しなかったのか?
それは、TBSが、主人公の彼氏役にジャニーズの岡田准一を決定事項として
ゴリ押ししてきたこと。
さらには、岡田准一がもっと目立つようにストーリーを書き換え、
最後には、ドラマ主題歌もジャニーズにしなければダメだと言ってきたせいだった。
物語のイメージにまったく合わない配役、変えられたストーリー、
さらにはジャニーズ主題歌と聞いた二ノ宮は、これを絶対に認めなかったという
まさに隠し砦で同じことをやってるんだなジャニーズ(笑)
708:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 15:46:15 lbrLudRz
そういう話はリメイク専用スレで
タレントの話題なんか知らんよ
709:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 16:30:04 9klRoJ5n
要は、「飛ぶ」のシナリオが「風の又三郎」を元に
しているかどうかじゃね?
710:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 17:07:22 Slwegky+
もういい、又でもしゃぶってろよ
711:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 18:16:04 r8NfggMF
黒澤作品の三船は存在感あってギラギラしてるが
他の作品ではダメダメだね・・
712:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 18:24:49 ahDew4Qs
黒澤に詳しい人に聞きたいのだが、ヒッチコックやハワード・ホークス、リー・ブラケット、オーソン・ウェルズ、チャールズ・ロートン、グレッグ・トーランド、ニコラス・レイ等は黒澤映画について何か語ってますか?
713:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 18:26:54 r8NfggMF
黒澤監督の最高傑作は やはり七人の侍でOK?
714:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 19:27:15 fg8JseAR
最近、「天国と地獄」、「生きる」、「椿三十郎」、「隠し砦の・・・」と
リメイク作品が多くなっているね。
715:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 21:54:47 hj+0HXic
>>712
ヒッチコック「アキラ、たかが映画じゃないか」
716:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 22:03:47 tCqMwhsf
あーおもしれぇ おもしれぇ >>715の言うことぁおもしれぇよ
717:この子の名無しのお祝いに
07/10/30 23:45:10 a7ftGO5F
↑あなたは、少しギラギラし過ぎます。抜き身みたいに。
本当にいい刀は鞘に入っているもんですよ.
718:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 00:08:06 Jisd+nrM
醜聞で旅館の手すりに手拭いがかかっているシーン露骨だけど
うまいよね
ああいう滑らかな語り口で一編でっち上げるのもなかなか難しいんじゃまいか
719:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 00:25:59 NrflLj6J
>>713
黒澤作品の中での最高傑作というだけでなく、全ての映画作品の中での最高傑作。
720:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 01:12:58 Wx9EtJXZ
>>712
グレッグ・トーランドは、戦後すぐに死んでるだろ。
もし「トラ!トラ!トラ!」を見たら、何と言ったかね。
オーソン・ウェルズが、「マクベス」絡みで何か言った、
というような話も、残念ながら、聞いたことがないな。
その面子だと、黒澤について、何か言ってそうなのは、
リー・ブラケットだな、「スター・ウォーズ」の関係で。
721:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 01:22:48 Ase8UNRR
ウェルズは黒澤のことは評価してるはず。
蓮実の雑誌で、ウェルズの晩年の発言を見ても溝口と共に黒澤のことを高く評価していたのは間違いない
ということがウェルズの会見記事の解説で書いてあった。具体的に何言ったのかは知らんけど。
722:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 01:24:33 Ase8UNRR
ちなみにウェルズがその会見で嫌いな監督として挙げた名前はデミルとヒッチコック
723:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 02:19:14 03DSMfD6
ほほう
724:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 12:42:53 K2iNwxmM
「ピーター・ボグダノヴィッチがオーソン・ウェルズにインタビューした時には、
オーソン・ウェルズは『市民ケーン」を後に黒澤明が『羅生門』でした手法で
撮ることも最初は考えていたと語っているのも知ってそれも面白かった。」
否定的ではないな。
725:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 12:45:35 Q+avL70c
意味わからん
726:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 14:55:03 Tjk56zbj
これは「」がおかしいな こういうことか?
ピーター・ボグダノヴィッチによるインタビューで、オーソン・ウェルズは
「『市民ケーン』を後に黒澤明が『羅生門』でした手法で撮ることも最初は考えていた」と語っている。
それを知って面白かった。
727:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 15:04:05 3T5g6QCb
やっぱりわけわからんぞ。
何だい、そりゃ?
728:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 15:31:03 Tjk56zbj
まだ分からない?
ぢゃ、もっと分かり易くするぞ
ピーター・ボグダノヴィッチによるインタビューで、オーソン・ウェルズがこう言ってるのは面白かった。
「黒澤明が後に『羅生門』で使った手法で『市民ケーン』を撮ることも、最初は考えていた」
729:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 15:39:56 Tjk56zbj
「暁の脱走」などの作品で知られる映画監督の谷口千吉(たにぐち・せんきち)氏が
29日午前9時39分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都世田谷区の病院で死去した。
95歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。後日、お別れの会を開く。
喪主は妻で女優の八千草薫さん。
1947年、黒沢明監督との共同脚本で三船敏郎さんを起用した「銀嶺の果て」で
監督デビュー。50年の「暁の脱走」では戦争の矛盾を正面から描き、話題を呼んだ。
70年の大阪万博では公式記録映画の総監督を務めた。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
730:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 16:17:52 dHKXAZbq
>>719んなわけねぇだろボケ
731:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 16:18:07 8sXvt2+C
オーソン・ウェルズは三船のことは誉めてたよね。
732:724
07/10/31 16:19:51 K2iNwxmM
>>726
お手数かけてスマソ。
これが元ネタらしい。
ピータ・ボグダノヴィッチ:「ケーン」の物語は、どんな、いきさつで始まったのですか。
オーソン・ウェルズ: わたしはずーっと、あるアイデアを温めていた。同じ事件を何度も物語る、さまざまな視点から、
同じ出来事を描くというアイデアだ。「羅生門」が使った、このアイデアが大本だ。
われわれは、主人公を誰にするかを考えた。いかにもアメリカ的な大人物、厳密に人間像を
絞り込まなければならないから単なる政治家ではだめだ。第一候補にハワード・ヒューズが挙がったが、新聞界の支配者に照準を合わせることにした。
ピータ・ボグダノヴィッチ: 「羅生門」のアイデアはどうなったのですか。
オーソン・ウェルズ: 最初の意図からずっと薄まってしまった。
私は主人公の人間像が、それを、語る人物ごとに、まるっきり違ってしまうと云うようにしたかった。
「バラのつぼみ」や多面的な人間像というアイデアは、私の発案だ。
URLリンク(boat.zero.ad.jp)
733:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 16:24:57 K2iNwxmM
URLリンク(boat.zero.ad.jp)
734:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 16:55:43 Tjk56zbj
>>733
さすがはオーソン・ウェルズ
735:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 17:39:32 WwJ9nm4p
おめぇ 牛年の生まれか?
やたらつっかかるが
736:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 20:58:14 SDwRxF51
>>707
学習能力ないよなあジャニーズも。断れない久ちゃんも久ちゃんだが。
737:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 21:05:28 84JTwHzL
つまり芥川の「藪の中」はえらかったってことか
738:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 21:15:14 SDwRxF51
>>735
おまえさんおまえさんも。
739:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 21:15:40 SDwRxF51
上手いなって言おうとしただけ。すまん。
740:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 22:33:36 6VPn8h2k
新スレ立てたよ。
【人の命は】隠し砦の三悪人 2人目【火と燃やせ】
スレリンク(rmovie板)
741:この子の名無しのお祝いに
07/10/31 23:41:11 hJNb7VEg
>>732
スレリンク(cinema板:596番)
742:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 05:32:17 HvuXrXcx
>>712
フランク・キャプラは黒澤と会ったことがあるんだよね。
二人がどんなこと話したのかは知らないけど。
743:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 07:37:15 oeW0ZeBH
自作自演しつこいよ。
744:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 09:21:34 7A51xpfG
このスレの住民は、常に見当違いのオマエの自演呼ばわりをしつこいと思ってるよ
オマエ、既に「キチガイ」の域に達してるぞ 気付けよ、キチガイ
745:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 16:17:45 PfIcnoaG
誰か前にスマステでやった黒澤特集の映像をようつべかニコニコにうPしてください
毎日あれが観たくて頭が「どですかでん」してます
746:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 16:24:53 7A51xpfG
>>745
それって、太田が熱弁をふるった回のことかい?
747:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 16:27:18 JxaKNFbn
>>746
俺もその回を見たいな。他にも黒澤特集やってたの?
748:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 16:30:39 xTSP2Q/g
>>746
俺にはカラ回りという印象だったな
749:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 16:33:34 garJqXRG
椿三十郎見たら、小林桂樹が軽妙でコミカルな役でワロタ
小林というと連合艦隊の山本五十六とか二時間ドラマの牟田刑事とか重厚で渋いおじいちゃんというイメージがあったから意外だったw
750:↑
07/11/01 17:07:41 ukEdt2NG
映画版 裸の大将 山下清は雁の助どころじゃない名演だったよ
LDででてたことがあったくらいで見る機会はないのが惜しいが
751:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 17:23:46 garJqXRG
へぇー
昔はコミカルな役を演じてたんだね。
昔の小林はあまり知らないから椿三十郎の役柄は意外だったよ
752:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 17:33:32 NhhuyZMn
>>742
キャプラは日本の戦争映画を研究して
佐藤武の映画を称賛したりしていたね。
「一番美しく」も見ていたかもしれない。
753:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 17:58:06 +KRTiMya
スマステのサイトに
内容紹介あるじゃん
754:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 18:32:31 mXHI+nfq
俺も見たい
755:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 20:05:43 iuuZYyP9
新文芸坐
11/17(土)~11/30(金)
演技者・小林桂樹映画祭 ─俳優生活65年の軌跡─
756:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 20:10:41 iZTcTF+5
>昔はコミカルな役を演じてたんだね
俺的には、田所博士とTVの新出去定以来、ああいう役柄に変わったから
むしろ重厚な方が意外で、未だに馴染めないんですよ。
別に高みに立って言うわけじゃないから、気に障ったらごめんね。
757:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 20:28:30 garJqXRG
てことは昔の小林は喜劇メインの役者さんだったってこと?
758:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 20:32:10 YpNl6wQL
社長シリーズが有名だね
759:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 20:50:49 Rmc9Dxck
3回券買うかも
760:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 21:33:39 7A51xpfG
もともと「日々平安」という原作通りのタイトルで、
原作通り、剣の腕が無い侍が知恵でお家騒動を解決する、という話として
映画化されようとしていた際、その主人公に小林桂樹がキャスティングされてました
761:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 22:00:39 uypV5Ppx
転じて木村さんになっちゃったのかい
762:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 22:01:58 +KRTiMya
>>760
ラストは原作とも椿とも違って
きりあいはなし。
追いかけてきた若侍にむかって
にっこり笑って立ち去る。
小林桂樹は「ゴジラ」の演技見て気に入られて
「ブラックレイン」にオファーされたけど
シナリオ読んでつまらないから断ったらしい。
で引き受けたのが若山富三郎w
763:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 22:05:06 TmZU0nWC
俺にとって山下清役は小林桂樹以外にはあり得ない。
764:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 23:45:51 H3EXJgnO
当時のキネ旬の広告を見ると「野次喜多道中記」ってめちゃくちゃ面白そうなんだよな
だから11/27だけは絶対見に行く、三船も徳川夢声も出ているし
出来れば続編の「野次喜多道中双六」も上映してほしかったな~
765:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 00:18:01 7tiLIfnp
社長シリーズを随分見たから小林桂樹はコミカルな役を演じる役者というイメージが俺の中で強い。
加東大介も出演してて、なかなかいいですよ社長シリーズ。
用心棒での加東大介は、頬がやたらと膨らんでるっぽいけど、口に何か入れて演技してたのかな?
766:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 01:25:00 9NiRi+Rm
含み綿はサイレント時代以前からある手法じゃないですか
ドンコルレオーネのマーロンとか
767:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 01:32:49 5ucV7jak
トンチンカンにもほどがあるね。他人と会話できない人ですか?
768:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 04:49:05 4fKUSwMU
URLリンク(www.amazon.com)
The Lower Depths: Criterion Collection
どん底(1957,黒澤明) / どん底(1936,ジャン・ルノワール)
海外ではこんなごきげんなDVDパックが発売されているんだね、うらやましい。
レビュー読むとルノワール自身が黒澤のどん底は自分のものより上であると発言したことは向こうでも知られてるんだな。
769:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 13:53:43 7BlgHtkC
「黒澤映画って、肩ひじの張らない…もっとこう、カジュアルなものだと思うんですよね」
リメイク版・隠し砦の三悪人 六悪人目
スレリンク(cinema板)
770:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 19:28:27 xboSByrS
用心棒と椿三十郎って何回観ても飽きない。
この二作が最も好きな作品だ
771:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 19:41:01 zSoKn4Rv
黒澤未見の人には七人より椿を勧めたほうが良いと思う
772:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 19:54:41 nH07n3yY
椿より用心棒のほうが直接的な刺激が多いので
蒙昧なゆとりにもとっかりやすい出来じゃないかと思う
773:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 20:37:27 xboSByrS
あぁ分かったよ。
用心棒と椿三十郎が好きな俺の知的レベルは低いってことだろ?
ああそうですよ、どうせ俺は馬鹿ですよ。
だがな一つ言っておくがな。
そもそも黒澤作品なんて知的レベルでいえば決して高くないのばかりだろ?
芸術というよりはエンターテイメントだもの。
774:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 20:39:08 xboSByrS
だからさ偉そうに上から見下してるかのようなオマエラも俺と同じ穴のムジナなのさぁ
775:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 20:45:17 xboSByrS
俺はゴダールやフェリーニなんかは良さが全然分からない人間だからな。
ビスコンティなんかは20分観てつまらなくて寝たよw
776:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 20:48:18 yBl1Ea8T
俺も一作目は椿がいいと思ってる。
777:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 21:27:25 2kpYiRQH
>>773-775
俺ぁ、用心棒でいちばん好きなのは亥之吉だぜ
778:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 21:32:23 SDi1UqXk
>>777
ェヘヘ・・・・あ、兄貴にゃ内緒だぜ。
779:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 21:35:37 xboSByrS
おぅおもしれぇもん見せてやろうか?
780:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 21:45:44 xboSByrS
生きものの記録は良いな。ただ見終わった後、暗い気分になるが。
千秋実を殴打する三船最高w
781:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 22:22:02 Vzwh7pWA
黒澤映画の本当の凄さはあの脚本チーム
782:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 22:31:13 RMQAwf3g
『影武者』が無事勝新主演で完成していたら、『乱』も勝新主演で撮ったのかな?それともやっぱり仲代主演か?
783:この子の名無しのお祝いに
07/11/02 22:33:14 yOW7eFA8
>>781
やっぱ黒澤映画見た後は、「幻の湖」でしめる
これ最高
784:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 01:41:41 gNOIAXUp
「おぉ、燃えとる」の演技は本当に凄いな。
785:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 02:58:48 s5f5joT0
乱見た
リア王の翻案だね
この話のテーマは、真実を見抜けなくては生きてゆけない、人を出し抜けないと生きてゆけない、しかし、真実を見られて人を出し抜けたからと言って生きていけるとは限らない
って事かな
786:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 04:22:11 yNTfwjlI
『リア王』から、主題に接近していくならば、
すべての「自然」を失ってしまった人間が
如何なる意図も持たぬ「神」を見ることで
ひとつの「分裂」としての世界の姿を知る
というような、面倒臭い話になったりする。
787:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 06:38:18 uHgKL7i7
>>785
違うよ
黒澤の映画のテーマは1行で書けるんだよ
オマエのは2行だから外れ
788:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 06:42:57 uHgKL7i7
786って馬鹿だろ
789:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 09:59:58 mxIr6Ycb
「世継ぎに失敗してエラいことになってしまいました。」
790:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 10:00:58 IjTDRti2
786は柄谷コウジンだと思う。
791:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 12:09:53 kEB4jK33
「乱」のテーマ1行 「老いぼれの悲惨な最期」
792:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 12:12:14 LbiCZzb0
>>789-790
笑った。
>>785-786
っていうか、何言ってるのか理解不能なんだが。
他のみんなはわかるのか?
793:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 14:04:40 hOQjYmmJ
三船参加以前の黒澤作品って皆さんどう?
俺は『虎の尾を踏む男たち』は大好きで何回も見返してるけど、他のはイマイチ。
『姿三四郎』はリアルタイムで見てた人たちが絶賛してるけどあんま面白くなかった。
794:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 14:20:40 kdANCe/L
>『姿三四郎』はリアルタイムで見てた人たちが絶賛してるけど
ノーカット版だからね。
795:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 16:47:08 mdF2wvNv
カットされた版で見ても
ラストの空流れる雲は普通にすごすぎる。
篠田正浩がこれ見て
映画監督になるきっかけになったのも
うなずけると思った。
ただ、そういう映像センスのない人には
大して面白くないかもね。
796:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 17:09:56 LFfwZ8YC
子どもには無理
797:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 21:34:44 bF7NtZ7E
>>795
ああ、俺も東映の特撮ものなんかで見慣れた風雲が出た時にゃ
のけぞったよ
798:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 21:42:52 yHhAmHZW
>>794
リアルタイムっていっても、翌年にはもう切られてたわけだが
ちなみに「三四郎」のカットは占領軍の検閲とは何の関係もない
799:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 21:48:14 W1v1xdro
どん底はどこが良いのか分からん。
長屋でのやり取りは冗長だし、観ていて眠くなる
800:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:09:17 01KwIVmm
↑おめぇがゴローロップを酒毒でやられりゃあ、分るってことよ。
この唐変木!スットコドッコイ!
801:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:11:54 LbiCZzb0
>>799
俺も。後に「人情紙風船」を見て、これがあったら「どん底」の方はいらないと思った。
802:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:12:43 W1v1xdro
黒澤のカラー作品は全部ダメダメ
白黒作品で好きなのは用心棒、椿三十郎、七人の侍だけだな。
803:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:19:40 WU0QpY/S
>>799
お前には良さがわからなかっただけ。わかる人にはわかる。
映画なんてそんなもの。
804:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:26:54 W1v1xdro
黒澤本人が自作品で気に入ってたのは何なんだろ?
805:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:28:57 hEjcLSeR
>>804
次作がお気に入り
806:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 22:58:01 kdANCe/L
「どん底」は演劇好きにはたまらんだろうね。
でもどうせなら「白痴」の後くらいに撮ってほしかったな。
主だった俳優さんは皆、もうスターでどこか満たされているんだよな。
グランプリ獲る前だともっとどん底感が出たんじゃないかな。
807:この子の名無しのお祝いに
07/11/03 23:18:06 fiQMOJjy
人情紙風船とどん底って全然趣向が違うだろw
808:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 00:02:08 ipQ7jgHW
>>807
>人情紙風船とどん底って全然趣向が違うだろw
でも、丼底のラストは紙風船も参考にしてるんじゃまいか
809:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 02:25:28 F76u3H2J
真の天才・山中貞雄と努力型の秀才・黒澤明を較べる事に無理があるよ。
芸術家肌のジョン・レノン(山中)と、優れた芸人ポール・マッカートニー(黒澤)の
ようなものでは?
810:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 02:44:07 I4ECXhNo
山中貞雄ははっきり言って過大評価。神格化されすぎている。
もちろん悪い監督じゃないが。
811:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 03:03:57 53w7mQEv
だいたい人情紙風船があるからどん底がいらないっていう独りよがりな前提がまずおかしいわけで
そこをつっこまずにどっちが秀才も天才もなにもない
812:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 07:49:31 nk/s7EBe
黒澤ははっきり言って過大評価。神格化されすぎている。
813:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 08:19:54 Fx1ZZfjl
虎の尾を踏む男達はエノケンの夢オチという話だったんですか?
814:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 09:55:45 3VFfvkmO
>>793
『姿三四郎』はかなり面白い映画。
だけど、リアルタイムの評判は、
軍や大陸開発に関係ないアクション映画として、
すこし底上げされていることも考慮して。
815:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 13:09:38 kX9nPw4Q
黒澤映画で印象に残った女性キャラクター
1、京マチ子(『羅生門』)
2、山田五十鈴(『どん底』)
3、小田切みき(『生きる』)
4、千石規子(『静かなる決闘』)
5、香川京子(『どん底』)
6、山田五十鈴(『蜘蛛巣城』)
7、原節子(『白痴』)
8、原田美枝子(『乱』)
9、千石規子(『酔いどれ天使』)
10、香川京子(『まあだだよ』)
女を描けないと言われてるが、印象に残ったキャラクターは結構あった
男性キャラクターのほうがずっと多いけど
816:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 14:29:46 x91aj31C
蜘蛛巣城が一番好きな俺は変?
817:↑
07/11/04 15:02:14 wLEFo4yl
100インチ以上+サブウーファーでみると最高です
818:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 15:30:32 j6/HUSlG
蜘蛛巣城は一番キモの幻の剣のシーンをスルーしてたな。
黒澤情けないよお前は
819:↑
07/11/04 15:54:16 wLEFo4yl
エクスカリバーでもみとけや
820:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 16:18:09 qQnVx7Tp
>>819
オマエは、DVDで作家と対話してろや(爆w)
821:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 16:27:28 05qk2G2o
>>817
100インチくらいじゃあの画面の奥行き感は消えてしまうだろ
あの映画は奥行きがすべてと言ってもいい
つくづく天才だよ黒澤は
822:この子の名無しのお祝いに
07/11/04 17:06:51 53w7mQEv
映画館で黒澤映画を見て一番驚いたのが蜘蛛巣城かも
城の内装の質感といい森の撮影といい圧倒的な臨場感がある
自宅で大画面で見られるのはうらやましいな