07/09/30 02:16:08 OHjXSJbn
化学工業系企業には珍しく、鉄道系企業が母体となる。
元々、東和車輌製造が「鈴木油脂化学塗料」を吸収合併
したのを機に、同社の研究開発機関であった
「金属防腐防錆研究所」を独立、合併させ
東和油脂化学工業㈱を設立。
設立当初の売り上げのほとんどは、
東和鉄道の車輌防錆下地塗装、及び外装塗装、
内外装清掃時の洗剤、床(当時は木)のワックス溶剤、
など、東和鉄道と車輌製造向けの販売が9割以上を
占めていた。(あたりまえか・・・・)
その後、現在では外装塗装技術は自動車塗料として、
床のワックスは、一般家庭向けにフローリングワックス
になり、洗剤はTOWAブランドの石鹸となった。
鈴木油脂化学塗料には、火薬部門もあり
当初は鉱山のダイナマイト需要も見込まれたが、
石炭需要の落ち込みとともに、現在では一般家庭向け
の花火に変わった。(鹿児島工場で製造)
特に派手な新開発商品があるわけでもなく、
(鉄道会社系列らしく)地味で堅いイメージ。
バブル期も投機もしなかったせいで、著しい業績
UPもない代わりに、バブル崩壊の影響も少なかった。
学生の就活人気は低い。会社側もその辺を考慮してか
HPはやたらと騒がしい。無理してるのがバレバレで、
かえって哀れに見える。
ちなみにSOFT99コーポレション系列の「東和自動車」とは
資本も人材の交流も全くない別物。