08/07/18 22:57:43 mytPUN+A
226です。
ワリイ、書き方が悪かったか?
矢がまっすぐになったり「への字」にまがったりプラプラしてる
のが気になったのだ(つまり一本通しの矢にみえない)。
>>233の言うとおりよく出来た映画なので、作品全体からすれば
重箱つつきの疑問なんだが、よく出来てるだけにクライマックス
であれをやられるとすんげー気になる。ジョーズだってヒレは
動かなかったけど固定してるアームや継ぎ目のボルトはみせて
ないもんね(オレ自身きがつかなかっただけか?)。もしみえてたら
作品としての評価とは別に、「なさけねぇ、見えてやんの」と笑って
るだろうけど。
まして技術的にそれほど難しくないと思うのだが、完成度に
こだわる黒澤としては、当時どう考えてたのかなぁと思っただけ
だ。
本当のところ知ってる?
238:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 23:32:25 c2MSzjo6
死亡保障金のことで目いっぱいだったんすから
239:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 14:41:53 YOXoKSF5
矢が刺さったあとのシーンを見返してみた。
何度見ても、ブリキの輪っからしきものは見えなかったよ。
血糊というか血が流れた跡が首間周りに見えるけど
それと勘違いしてるんじゃない?
それと実際に首に刺さった場合、首の中の部分と外では
抵抗が違うから同期して揺れることはないと思うが。
240:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 16:30:14 ZbfT70VG
>>237
233だけど、あの矢がまっすぐに見えないのは子供でも解るんだよ。
実際俺も初めて見た時は「矢が曲がってるじゃんっw」とは思った。
だがしかし、ジョーズを例えに出したけどあの鮫にしてもハリボテって事は誰だって
解る。だが、「怖い」のだ。それは演出の力ってやつなんだよ。
君はハリボテじゃんと笑う。俺は演出に唸る。
それだけの違いだと思うよ。
でも誰がどういった楽しみ方をしても良いんだよ。映画は。
241:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 23:16:55 vc1rDTtK
237だけど。
>>239
ブリキの金具は矢を固定してる部分のみ(Uの字の
始めと終わり)で、つなぎの部分(Uの字の間)は白か肌色
だった。血の流れた後もてかってるけど、それではなくあき
らかに厚みのあるもの(皮かもしれない)に矢がねじ込んで
あるのがわかる。特に最初に矢がささり鷲津がその場でくるり
と回るときは特に。
>>240
おいらも同じく「演出」に唸らされた一人だよ。蜘蛛巣城は
まぎれもなく黒澤作品のなかでも傑作だと思ってる。こんな
矢の話で蜘蛛巣城のすべてを否定するわけではない。ただ
黒澤が現場で見落としたとも思えなかったので、誰か理由を
知ってるかと思って。
この矢の件で蜘蛛巣城がクソと言ってるわけではないので、
悪しからず。
242:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 00:21:44 VZBc8vpW
矢を固定しているのは時計のゼンマイ。
三船の首の後ろに矢を射掛けて、いったんカメラを止める。
三船は動かずにじっとしている。
スタッフが大急ぎで矢のついたゼンマイを三船の首の後ろにはめ込む。
カメラが回り三船も演技を再開する。
情熱も知恵もあったけど
昔だからろくな材料がなかったんだよ。
243:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 14:54:05 ZRI98Irh
>昔だからろくな材料がなかったんだよ。
そうかな?
あえてそれを選んだんじゃないの。
>>237のお気には召さなかったみたいだが。
244:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 23:58:35 itmtaiE4
今日のミヤネ屋で
スピルバーグの「未知との遭遇」は「蜘蛛の巣城」の影響だったらしいが
どう影響を受けて、どうリスペクトしてるか分らない。
つーか共通点が見えない。
245:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 07:11:44 De77ESb0
「未知との遭遇」の最初のシーンの砂嵐は、「蜘蛛の巣城」の最初のシーンの霧が
ヒントになってるってこと。
映画全体に影響を受けてるんじゃなく、イメージをいただいちゃったってことです。
スピルバーグはそういうのよくやるよね。
246:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 14:28:16 J6bH9l6V
砂嵐のシーンがそうなのか・・・。
そう言われても「蜘蛛の巣城」の霧の効果とイメージが繋がらないw
247:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 14:41:59 MUN8ew2V
霧をうちやぶって騎馬武者が走ってくる場面と
砂嵐が収まるとアヴェンジャー雷撃機が姿を現す場面かな。
似てるっちゃあ似てるが、特に言うほどのことでもないよね
248:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 22:20:41 /2qpidAN
今まで、隠されてたと物が急に姿を現すという
イメージにインスパイアされたの。
249:この子の名無しのお祝いに
08/09/01 22:53:44 OkvZr8XF
「未知との」に限らず、そんな表現いっぱいあるけどなぁ…。
250:この子の名無しのお祝いに
08/09/02 20:38:20 osxOoJF9
黒沢の傑作は
蜘蛛巣城、天国と地獄、隠し砦の三悪人、悪い奴ほどよく眠る、これに尽きる。
純娯楽映画としては用心棒、椿三十郎が肩肘張らず楽しめる。
7人の侍と生きるも人気があるが、
歴史的に見れば7人の侍は時代の流れでフルさを感じさせるし、
役者の魅力は洋画版の荒野の7人のほうがかっこいい。
生きるも説教臭いヒューマニズム、パターンチックなドラマツルギーにのっとった脚本で教科書どおりの脚本。
蜘蛛巣城は最後の矢が飛びまくるシーンなど今見ても技術的に高く、
また、白黒の陰影が不気味さをかもし出してよい。
映画史上の傑作だ。
251:この子の名無しのお祝いに
08/09/02 21:07:30 /UA965I9
コイツは大丈夫なのか?
252:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 02:09:35 4Wb8NFg4
因みに俺は、
「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」
「椿三十郎」
「赤ひげ」が好きだ。
この映画も傑作だが、音声が聞き取りづらいのが辛いなぁ(>_<)
DVDで観る時は日本語字幕にしないと、理解出来ないよね!
253:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 10:00:42 djuEv9ae
その四本なら用心棒以外は字幕なしで見れなくないか?
254:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 11:23:49 SxBb9zSM
まあね・・・
でも字幕付の方が登場人物の漢字も分かってより良いんじゃね?
255:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 14:00:37 GP5vezRj
このスレで用心棒の「刺身にしてやる」を教えていただいた
256:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 20:38:56 OnlBpndU
壁に血糊が付いている部屋の屏風って弓矢だったんだ。
昨日の放送で初めて知った。
257:この子の名無しのお祝いに
08/09/04 02:37:31 Ge+dR5wB
生きるの脚本のどこが教科書通りなんだ?