06/07/28 11:20:25 +irStjhP
映画というものは、「フィクション」「作り物」ではあるが、
その作り物のアイデアを含めて感動するのである。
今ならCGでつくってしまうであろうシーンを、あらゆる人知を尽くして考える。
弓矢が刺さるシーンだって、そんなスタッフの知を尽くしたアイデアを含めて感動するのだろう。
撮影の手法がわかったからといって、黒澤のあふれる才気やこの映画のすばらしさ
は、いささかも減じない。
また、撮影手法を論じたからといって、信者になるわけでもアンチになるわけでもない。