07/09/21 15:36:28
■石原裕次郎著「口伝 我が人生の辞」より抜粋(149~150ページ)
僕がいつもおかしいと思うのは、視聴率にはビデオリサーチとニールセンの二種類あるけど、
うちの『西部警察』がニールセンでは二十何パーセントいって、ビデオリサーチは十四パーセントとかね。
六とか七とか八とか、めちゃくちゃに違うわけ。
両者の差が一パーセントくらいの差なら ―仕組みはどうあれ― そうかな、と思わなくもないけど、
六パーセントも八パーセントも違っちゃえば、何百万人ぐらいの差になるわけだ。
そんなもの、信用してられないよ。
これはハッキリとは言えないんだけど、ビデオリサーチは電通だよね。
電通の息のかかっている番組は視聴率が高くなって、そうじゃない番組は低くなるのはしょうがないんだよね。
(中略)
だから僕は、ビデオリサーチなんていうのは、電通の息がかかって不公平だと思う。
※ちなみに、現在ではニールセンは調査を止めてしまった。
出る数字が全般的に低い為、広告主から不評であった為とも言われている。