06/03/05 10:36:11 jCUxZnN0
>>254
まあ、今までに破棄されてしまったものは（残念ではあるけれど）致し方ないとして、
問題は結局「これからどうするのか」という事なんでしょうね。
>246の言う「啓蒙運動」や>253の言う事も、気持ちは分かるんですよ。
70年代末期辺りの懐古番組を見て、「ＴＶ局は番組の映像をちゃんと保管してる」
といった勝手な思い込みで、ラジカセで録音した、テレビ番組の音のテープを
他に使い回して、ひどく後悔している自分としては。
「もっと早く『決して完璧に保存してる訳ではない事を知っていたのなら…」と思って
しまうのですね、やはり。
テレビ番組はどうかは分からぬが、映画の場合だと、作品のフィルムを保管している
と、そのフィルムは税法上「資産」と見なされるので、その分税金を取られてしまうらしい。
「ジャンク」というのが行われるのは、そうした「税金対策」の側面があり、まして、
フィルムが傷んでるとか、再利用できないものは、真っ先に捨てられてしまうとか。
他方、まさに「自分に興味のないものなら平気で捨てる」といった事があるゆえに、
家庭用ＶＴＲで奇跡的に残っていても、結局消えてしまうといった事も、なきにしも
あらずで…。（そういえば、漫画の「笑ゥせぇるすまん」の「マンガニア」という回で、
それと似た場面があったような。）
＞採算が取れるか否かは分からないがとりあえず保存する、なんてのは民間には
＞所詮は無理なんです。
そうなんですな、個人が集めていくにしろ、いろいろな意味で「余裕」がないと出来ない
芸当だし、どう考えても限界がある。だからこそ>246の言う「啓蒙運動」には賛成。
まあ、今までも、各局が「開局○○年記念」の機会とかに、民間から映像を募ったり、
放送ライブラリーでも数年前に「見たい番組のリクエスト募集」をやったりはしてるが。