07/11/21 23:24:07 /5zJA7o7
>>652続き
珠緒は殺される前日、なぎさをおどしていた。
「奥さんだって悪徳弁護士の妻より、正義の味方の妻の方がいいでしょ?」
珠緒が来たことを、なぎさは渡瀬には言わなかった。
渡瀬も勿論なぎさには何も言わない。けれど、
「主人が苦しんでいることだけはわかりました」
「あの日、彼女を殺すためにマンションへ行きました」
黒っぽい服装でマンションへ向かうなぎさ。
すると玄関から出てくる人影が!それは渡瀬だった。
そして珠緒の部屋へ行ってみると、そこには…。
「このことは誰にも言うまいと思いました」
「お墓の中で主人と話そうと」
「嬉しかった…。黙っていることで私と主人は共犯者になったんだと思いました」
「でも…主人は共犯者を間違えました。
私は共犯者なんかじゃなかった。
本当の共犯者は別にいたんです」