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救難艇で逃亡し逮捕
2008/01/05(土) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁
銚子海上保安部の海上保安官が巡視船乗船中、酒に酔って上司とトラブルになり、常陸那珂港沖合で巡視船備え付けの警備救難艇を盗んで逃亡したとして、茨城海上保安部は四日、窃盗の疑いで、この海上保安官を逮捕した。
海上保安官は盗んだ救難艇で約四㌔先の東海村・村松海岸に上陸し、鹿嶋市内の妻の実家にいるところを見つけられた。
逮捕されたのは、銚子海上保安部所属の巡視船「かとり」の元主計士補、田原洋・一等海上保安士(32)=神栖市土合中央。
調べでは、田原容疑者は二日午前零時半ごろ、常陸那珂港の約一・三㌔沖合に停泊中の「かとり」(約九六四㌧)搭載の警備救難艇(長さ約六・四㍍)を盗んだ疑い。
犯行に先立ち、田原容疑者は一日午後十時半ごろ、缶ビールを飲んで、日ごろから不満を抱いていた上司の通信長兼主計長(58)の船室に乱入。
主計長に罵声ばせいを浴びせたという。
田原容疑者は調べに対し「上司が休みをくれないから妻の出産に立ち会えなかった」などと上司への不満を漏らしているという。
小松富士夫銚子海上保安部長は「再発防止に努め、さらに服務規律の確保を図り、国民の信頼に応える」とのコメントを発表した。
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