大松崎 (オマツ) 短編集at MUKASHI
大松崎 (オマツ) 短編集 - 暇つぶし2ch110:日本昔名無し
08/09/04 21:20:46
首吊りロープの真下で、湯落が講釈をたれている時、その部屋の端っこで
なんと芥辺は小便をしだしたのだ!!!

「じょぼじょぼじょーーーーーーー・・・・・」 

あ然とする、オマツ一行!! 湯落は 「 なっ何してんだ芥辺!! ここは首吊りで人が死んだ場所だど!!」
「 呪われてしまうがら、すぐにやめろーーーーー!!」 叫ぶ湯落

しかし、芥辺の反対側で、また 「じょろじょろじょろじょろーーーーー・・・・」 と嫌な音がする
まっまさか、そんなことは?! 誰もがそう思いながら、後ろを振り向くと、そこには
芥辺に負けじと小便をする畑口の姿が!! 激昂する湯落!!

「 なにやっでんだおめーらわーーーー!!!、 大変なごどになるどーーー!!(-_-メ)」

芥辺も畑口も小便を出し切っていた・・・・

111:日本昔名無し
08/09/04 21:29:14
もうこうなると、湯落のシリアスな探検も台無しであった・・・
ある意味、ただのサイクリングでしか無くなっていたのだ
「ふっ・・・ 現実はこんなもんか・・・」 湯落も、自分の世界から客観的な世界に戻ってきていた

もうこうなったら子供である、川口ひろし探検隊のような、芝居がかったお遊びは終わっていた
この廃工場の獣道を抜けると、そこには蒼山羊小学校があるはずだった
そこまで行って、みんなでなにかして遊んで帰ろうということになり、いつものガキの集団に戻っていた
隊列もそこには無く、適当に馬鹿話をしながら自転車で走るオマツ御一行・・・・
蒼山羊小学校に到着すると、みんな自転車から降り、さっきの廃工場で、色々触りまくって汚くなった手を
グラウンドにある水道で洗い出した
芥辺が、オマツが、ツルが、湯落が、畑口が、最後に湯田が・・・・・・

そして水で手を洗っている湯田に驚愕の事態ぐぁあああああああ!!!!

112:1
08/09/04 21:32:47
訂正・・・・・

芥辺と一緒にしょんべんをしてしまったのは、湯田でした・・・・・ ごめんなさい・・・・

只今、ツルのモデルから苦情が出ましたので、訂正いたします!m(__)m




113:日本昔名無し
08/09/04 21:40:59
グラウンドにある水道で手を洗っていると、腕をゴシゴシゴシゴシ擦りながら
「なっなんだ!! なんだこれっ!! なんんだんどぅわーーー!!!」と叫びだす湯田!!

一同が、「どうしたんだ?ゆったちゃん?!」 と聞くと
湯田は 「手っ手から血が!! 血が噴出してくる!!! 」
      「そして真っ赤な血がいくら洗っても落ちネェんだよぉ!!!うぉおおおおおおお!!!」
と今にも泣きそうな顔で絶叫しているのだったぁあああああ!!

心霊スポットに行った帰りに、いきなりの心霊現象が襲ってきた!! この後、この13歳の少年たちに
いったいなにが起ころうとしているのくぅあーーー?????!!!!!!

次回、阿弥陀様の他力・・・・ ご期待ください

114:日本昔名無し
08/09/04 21:53:38
オマツのうんちたれは出てこないのかな~

115:日本昔名無し
08/09/04 22:26:49
今回は脇役やろ

116:日本昔名無し
08/09/04 22:32:38
今回の主役は湯落?

117:日本昔名無し
08/09/04 22:35:08
いや湯田だろ!

118:日本昔名無し
08/09/05 06:32:43
何気に芥辺かな?

119:日本昔名無し
08/09/05 07:06:29
いやツルやろ!

120:日本昔名無し
08/09/05 07:25:07
何言うてまんねん秋樹に決まってますやろ!

121:日本昔名無し
08/09/05 07:51:48
畑口にしてやれよ

122:日本昔名無し
08/09/05 07:55:13
タイトルは オマツ ですやろ!

123:日本昔名無し
08/09/05 08:08:00
湯田が取り乱し、グラウンドにある水道の蛇口の横で、手から流れ出る血にパニックになっていた
しかし、その血が見えるのは湯田だけであり、誰も湯田の手から血が出ているようには見えなかった

「うぉーーーーー!! 血が!血がとまんネェーーよーーー!!! 」叫び続ける湯田!

それを見て、滑稽に思った芥辺が 「 わはははははははーーーーw(~o~)」と大笑いし始めた!!
その大爆笑に釣られて、畑口も 「うはははははははーーーw(^0_0^)!!」と大爆笑!!
ますます、湯田の一人芝居のような構図になり、余計に滑稽に見えてきた・・・・
しかし、後に悪魔のような男と呼ばれる芥辺や、死をも恐れぬ大不良に成り上がった畑口とは違い
他の者達は、この心霊現象を笑うことはできなかった・・・・

124:日本昔名無し
08/09/05 08:15:57
大笑いする畑口の背中を叩き、「 笑ってんじゃーねーよ!! やばいごどになっでんだがらよ!!」と
大声をあげて、笑いをやめさせる湯落、「芥辺ちゃんもいい加減にしろよなっ!!」 芥辺も怒られてしまった・・・・

笑いがやんだ頃、湯田の心霊現象も落ち着いてきたのか、動きが小さくなってきた
湯落が「ゆったちゃん、まだ出でんのが? 血が?・・・」 聞くと、湯田は「あぁ~~だんだん出なぐなっでぎだ」と
心霊現象が終わろうとしていると答えた・・・ とっその瞬間!!
今度は、今まで大爆笑していた畑口が 「俺も手から血が出でぎだ~~!!!うひぃーーーー(*_*)!!」と
湯田以上に、パニックになっていた!! 「寒い、寒気がするっ!! 血も止まんねぇーー!! 」一同絶句しながら
その様子を見ていると、またまた湯田が! 「 俺の手にもまた血がででぎだーーー!!」
湯田と畑口は 叫びながら 「うぉーーーーー!! 血がぁ! 血がおりネェーーーーー!!」
※ 畑口の家の辺りは、方言で 「落ちる」を「おりる」と言うのだった

125:日本昔名無し
08/09/05 08:23:54
ププッ (^^) 芥辺は、「この馬鹿共、どこまで芝居ぶってんだよ・・・・ いい加減にお寒い芝居でもう笑えネェのに・・・」
「ギャグは止め時が肝心なのになぁ~・・・でもまた湯落に怒られるから黙ってよぉ~っと。。。。。」 と心の中で呟いていた・・・

しかし、その他のメンバーは顔面蒼白!! リーダーのオマツが、湯田に近寄り

「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっ」 ドモリが止まらなくなっていた、しかし何かの衝撃でドモリを止める術を知っていたオマツは
湯田の背中を叩くと同時に、ドモリが解除され 「ゆっゆったちゃんよ!! だっだっだっ (ぽんっ) 大丈夫が?!」
オマツの背中を叩く行為に、我に返った湯田・・・・
「あっあれ? なんだ?俺、こごでなにしでんだ?!」 湯田は今までの記憶が無くなっていたという・・・・
オマツが、「たったったったったっ叩げ!!、背中を叩ぐんだ!! そっそっそっそっそうすればおさまるべ!!」
湯落が畑口の背中を、平手で二度叩いた、 パーんパン!! すると畑口も湯田と同じく正気に戻った!
しかし、畑口の寒気が取れず、ブルブル震えていた・・・・・

126:日本昔名無し
08/09/05 08:30:51
「 いやぁ~、今の芝居、上手だったなぁ~、マジびっくりしだよぉ~!!」芥辺が言うと
メンバー一同が、ギロッと芥辺を睨み、「 そんな訳ねぇべよ!! マジでとりつかれたんだよ!悪霊にぃ!!」

お前ら信じてるのか悪霊なんて?? 今のが本物の心霊現象だと?! どうしても信じられん・・・・・
芥辺は、多勢に無勢で、しょうがなく信じるふりをして、後は仕切っている湯落に全てを任せ、今回の探検では
ただ付いて歩くだけにした・・・・

「もう帰っぺよ!!」 ツルが言うと 「だな!この辺から早く帰っぺ!」 湯落が言った
しかし、畑口の震えが止まらない・・・・ ブルブルブルブル・・・・・・

ツルが、「このちょっと先にお寺があったよなぁ、あそこでなんとかしてもらうが?」そう言うと
湯落が食いついてきた 「んだな!それがいいべ、御祓いしてもらっで悪霊退散といぐべや」

一向は、お寺に向かった・・・・

127:日本昔名無し
08/09/05 09:52:56
>>113
横レスすみません。
それまでの流血惨事の描写が激しいところに持ってきて、
最後の"阿弥陀様の他力"というくだりで、
なんだか脳内で巣鴨を行き交うおバァちゃんたちの映像が浮かび
思い切り吹き出しました。
笑うところじゃないですよね。ごめんなさいw

128:1
08/09/05 10:36:15
実話に基づいたギャグストーリーなので、思いっきり笑って下さい (^_-)-☆

このメンバーたちのモデルも、笑い転げてくれてますのでw
昔を思い出しながら・・・

129:日本昔名無し
08/09/05 10:44:30
お寺に向かう、オマツ探検隊のご一行様・・・・ 精神的にみんなまいっていたが
芥辺だけがシニカルな雰囲気をかもし出していた・・

お寺への細いくねった道をだらだらと自転車で向かうオマツ達、とっその時
聞きなれた甲高い声の奇声が発せられた!!

「キーーーー・・・キーーーーー・・・きもぢが悪いべーーーーキーーーーー!!」
「ギーーー・・・キーーーギ・・・・・・・・・・・・キーーーーーー!!」

「 うるせぇよ!! このダボがッ!!」 芥辺のローリングソバットが秋樹を襲った!!

ドバッ!! 秋樹のミゾオチにめり込む芥辺の踵・・・ 秋樹の奇声が止み
自転車ごと倒れこんだ秋樹・・・・・

この非常事態に、いつもの奇声を発して仲間をイライラさせるとは悪質極まりない!
誰もがそう思い、芥辺の凶行を咎める者はいなかった・・・・

しかし、今思うと秋樹も悪霊に取り付かれていたのかもしれない・・・芥辺のソバットで悪霊退散したようだが・・・・

130:日本昔名無し
08/09/05 13:30:38
早く書いて 上げ


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