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鬼頭洋投手(大洋) 昭和45年6月10日 読売新聞抜粋 対ヤクルト戦記事
鬼頭が無安打無得点試合を演じた。許した走者は四球の三人だけ。二回二死から
加藤に、四回一死、七回無死で武上をそれぞれ歩かせたが、楽に押さえ切った。
ストレートがコーナーによく決まったうえ、外角へ逃げるシュート、内角へ鋭く
切れるカーブの配球がよく、選球眼の悪いヤクルト打者は、この変化球に手を出して
凡退を繰り返した。鬼頭が好投を続けるのに大洋の攻撃は、ヤクルトに歩調を合わせたよう。
しかし七回、四球の松原が二進した二死後、近藤昭が真ん中のシュートを三遊間に安打して
松原をかえし、鬼頭の力投にむくいた=観衆六千五百