【近藤節】近藤唯之スレその3at MEIKYU
【近藤節】近藤唯之スレその3 - 暇つぶし2ch128:神様仏様名無し様
07/08/19 21:29:28 orTFKHLA
>>127
最初にロバート・ローズ二塁手(サンディマス高校ーエンゼルス)の話を書く。
(以下ローズの横浜時代についての記述のため略)
ローズは2000年シーズン終了後、家族との生活を理由に現役を引退した。
ローズの生き方は、金や名誉など男の人生には何の意味も持たず、
家族と一緒にいるときこそが男にとって最高の幸せだという話である。

そのローズがなんと2003年に千葉ロッテマリーンズと契約した。
ロッテ首脳陣は春季キャンプでローズの動きを見て、大いに期待を膨らませた。
「さすがに違うなぁ。これで今季の4番は決まりだよ。」
だが、男の人生なんて3ヶ月先どころか3日先が分からない。
ローズは突然「野球に対する情熱と野球に関するすべてのものがなくなった」との記者会見を開き、
シーズン開幕を待たず引退してしまうのである。

ロバート・ローズ二塁手の話が長くなった。
話題をタフィ・ローズ外野手(ウエスタンヒル高校ーアストロズーカブスーレッドソックス)に移そう。
ローズはレッドソックスから1996年に近鉄バファローズに入団した。
(以下近鉄時代に関する記述のため略)

ローズは契約更改のもつれから、2003年終了後近鉄を退団した。
一説には複数年契約を巡ってのものだと言われている。
そしてローズは巨人に移籍した。
(以下巨人時代の記述のため略)

2005年シーズン終了後、巨人の首脳部はローズに対して
「右肩を手術した選手だろう。来年はもう無理だよ。
 それにあの性格では巨人軍にふさわしくないよ。」と戦力外通告してしまう。

2007年、ローズはオリックス・バファローズに入団テストを経て契約を結ぶ。
「ブランクがあるとはいえ、さすがによく飛ばすなぁ。
 これはもしかしたら掘り出し物かもしれないよ。」
要するに、首脳陣だって半信半疑である。

だが、男の人生なんて3年先どころか3ヶ月先が分からない。
開幕からローズは本塁打を打ちまくり、あっという間に4番に座るようになった。

一方のローズは野球への情熱を失って退団していく一方で、
もう一人のローズは今なお4番を打ち続けている。

2人のローズの違いは何処にあるのかと聞かれても、私には答えようがない。
ただ、男の人生なんてそんなものだと思うほかないからである。

最後にこぼれ話。
2人の名前の「ローズ」は片仮名で書くと同じ「ローズ」だが、
英語のつづりはまったく違う。


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