07/04/28 22:19:46 F1tkwNAI
甲子園での怪物投手としては、やはり江川卓。
日本全国の強豪高校が甲子園出場のための練習ではなく、打倒江川のために
練習をしていたというのも怪物伝説ならでは。
江川投手3年夏の栃木県予選。5試合でノーヒットノーラン3回、
残り2試合はそれぞれ1安打完封という離れ業で甲子園出場。
5試合で相手に与えたヒットが2本ですから、
どれくらいすごいピッチングだったかは容易に想像ができると思います。
もちろん栃木県の高校も江川を倒すためにピッチャーマウンドより
5mも前に投手を立たせてバッティング練習などをしてきたそうですが、
それでもまったく歯が立たなかったというのですから、その実力は
高校生離れしていたのです。
関係者の話をまとめると、160キロくらいは出ていたのではないかと……。
私のまわりにも江川投手と対戦したことがあるという人がいましたが、
その人も「ミットにボールが収まってから振り始めた」
と言っていました。また関東大会に出場した人は(直接の対戦はなかったそうですが)
「ロッカールームでミーティングをしていると、たまに場内がワーっと盛り上がるんだよ。
何かと思ったら打者がバットに当てるだけで大歓声なんだよな」。
とんでもない怪物投手であったことだけは確かなことでしょう。