04/11/08 01:02:06 fXuNga9a
>>168 ちなみに、100試合以上消化したチームの中で1899年のクリーブランドスパイダース
程酷かった球団は、日米のプロ野球全史を紐解いても存在しないといって良いだろう。
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↑成績だが、まず20勝134敗（勝率．130）！首位とは84ゲーム差（ブービーでも35ゲーム差）も付けられている。
次にチーム成績はチーム打率．253（リーグ平均．282），総本塁打数12（まぁこれはリーグ全体でも350本しかなかったが）
この時代の重要なファクターである、盗塁数は127と全ての面でリーグ12球団数最下位。
チームの投手面で見るとチーム防御率はなんと6.37。これは今年合併騒動に見舞われた某パ・リーグ球団より酷い。（リーグ平均は3.85）
更に平均得点3.44に対し、平均失点は8.13とこれまた最悪である。（リーグ平均は得失点とも5.24）
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↑次にチーム内の状況である。
打撃部門だが、打率自体はそれ程悪くない。ただ首位打者が４割オーバーな中で、スタメンで３割打者がいないのは問題。
あと本塁打を3本以上売っている選手が皆無なのが、得点力不足に繋がっている事は言うまでもない。
それにも増して酷いのが投手部門。なんと5勝以上挙げた投手が皆無なのだ！（150試合も消化していてである）
また主力陣で防御率が5点未満だったが一人もいないのは最低である。（ちなみにあのサイ・ヤングはこの年2.58で2位）
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↑それでは、このクリーブランド・スパイダースがダメダメ球団だったのかというとそうでもない。
この年を除いて、優勝経験こそないものの２位（当時リーグ１２球団中）が３回もあり、結構強かったのである。
やはりこの年を最後に消えていることからも、この球団が消滅騒動に巻き込まれ、悲惨な結果になったのであろう。
結論：このチームを語らずして、最弱球団を論ずべからず。