06/05/04 01:07:41 blB5u8zU
>>179
トマシュの場合は正解だったんじゃない?
最期の会話は 「何を考えてるの?」 ・・「なんと幸せな事か・・」だったし。
>>180
トマシュって全く狂信的なところがないよね。思想面でも恋愛面でも。
テレーザはトマシュという人間を理解できないけれど愛している。
一方のサヴィーナはトマシュを理解できるけれど愛してはいないと思うのよ。
サヴィーナとトマシュは似たもの同士で、同じ匂いを感じとれる者達。
つまり、一番理解し合える仲なんだと思う。
でも、悲しいかな人間は自分に無いものを持ってる相手を愛しちゃったりするから、
トマシュはテレーザを理解し愛していく事を選んだんじゃないかな?
サヴィーナの方は、相手の愛の重さが息苦しくなって逃げる事を選んでしまう。
この映画は、二人の違うタイプの女に挟まれた男・・という図式よりも、
二人の似たタイプの男女の人生の選択の違いを描いてるんじゃないかと思う。
どちらが正解で幸せとかは別の話で・・
あくまで個人的解釈です。長文ご容赦くださいまし。