07/06/03 20:56:54 vhb8KJOU
神保彰とエレドラについて。
JIVE JIVEの頃に、アムデックという名のメーカーの、数千円の組み立てキット(笑
を買って来て組み立て、使い始めたようだ。手作りだから打面も小さく、目立たないが
効果的に使っていたのはDVD“CASIOPEA AGAIN”を観ると判る。エコーのかかったような
一風変ったハンドクラップのような音を出している。
その後はシモンズを購入し、ハイハットの左辺りにHIGH、ロータムの辺りにMID・LOWの
計3つのパッドを置いて鳴らしていたのはみんなもよく知っていると思う。ハレやサン・サン
の頃にはよくその音が聴けた。レコーディングではエレドラその物の音だけでなく、
パッドにまでマイクを立て、パッドを叩いた生音(?)まで収録していたようだ。これは
神保のアイデアかどうかは判らない(録音エンジニアさんのアイデアかも)が、なんとも
パンチの効いた音になっていて、面白いね。
プラティナムの頃になるとヤマハが出した、水滴状の形状のエレドラを使うようになり、
パッドの数も急に増えた。「パーフェクト・ライブ」のドラムソロで実に面白い使い方をしている。
エレドラパッドだけではなくトリガーを使って、コンピュータとドラムの生音を混ぜるやり方は
サン・サンの頃に始めて、それを使った所謂「ワンマン・オーケストラ」はユーフォニー発売の頃に
始めた。そのワンマン・パフォーマンスや誰かサンとの「シンクロナイズドDNA」には俺は一切
興味がないのでフォローは若いファンに任せたい(笑
今ではあれ程、エレドラを駆使した演奏をする神保も最初は数千円の組み立てキットを使っていたんだ。
面白いねぇ