08/05/28 00:40:08 BE:221544386-BRZ(10195)
./ ̄ ̄ ̄\ 例えば、上記に挙げた女の子の例と似たようなものが倉阪鬼一郎の
|.. |『活字狂奏曲』ってのの中にあって、あたしゃ読みながら倉阪かっちょいー、って
|:::: ●) ●)|うなってばかりいた本なのであった。
ヽ:::::::.....∀....ノ
.O^ソ⌒とヽ キュム レビューを引用するとこんな感じ。
.(_(_ノ、_ソ" キュム
およそ会社勤めに向かない1960年生まれ早稲田の大学院文学研究科中退の
怪奇作家がバブルの時代に印刷会社に就職。当然,朝礼も標語も社員旅行も大嫌い。
./ ̄ ̄ ̄\ 全部実話で自殺する人間からなにから、上司の無能さあたりをこきおろす
| ..|場面になると倉阪の面目躍如、上記の女の子が今度は上司になる。しかーし、
|(● (● ::::|相手は本も読まないバカ男ではない、奇人であり人当たりがよければ荒俣宏並みに
ヽ.....∀....:::::::ノ 世間に受け入れられるのが早かったはずの博覧強記、そいつに上司がこういう。
.O^ソ⌒とヽ キュム 『キミは大卒でこの会社に入ったね?幹部候補なんだから、経済学の本も
.(_(_ノ、_ソ" キュム 読んでくれなきゃ困るよ、自分の好きな本ばかり読んでちゃダメだ』と。
あの倉阪に、である。ジョーン・ロビンソンもマネタリズムもマルクスは当然ながら
ヒックス・ヴェブレン・ミーゼスまで全部読んでる倉阪にそういう。
倉阪は内心馬鹿にしながら『こいつら、アダム・スミスぐらい言うのか?』と思っていたら、
出してきた経済学の本は長谷川慶太郎だった。倉阪は腹を立てながらも暗澹たる気持ちになる
この会社で、その後、倉阪がどういう行動に出るか、そして、同じ会社に自殺者が出たり
精神病院行きがでたりと、これが小説ではなく事実なのだから面白い。
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