08/02/02 00:52:40
しかしまぁ何だ。
仕事終わって家に帰るまでの間に馴染の小さいお店がある。
そこは老夫婦と、気立てのいい美人の娘さん三人で切り盛りしてる。
オヤシさんは無口だけど、黙って黙々とカウンターの向こうで酒に合う手の込んだ料理を仕込み、
女将さんと娘さんは客と軽口を叩いたり、皿を下げたりとクルクルよく働くと。
常連客も大体顔馴染。
「ハァ~~・・は冷えるなぁ」なんて今日みたいな晩は一杯ひっかけて帰るか・・
駅を降りて自分のアパートまでの坂道をブラブラ登っていくと住宅街にほんのりと灯る赤提灯。
カラカラと戸を開けて縄暖簾をくぐると、「あらいらっしゃい!」と娘の明るい声。
主人はカウンターからチラリと顔を向け目礼。
「今日は遅かったのね」と娘さんが熱いお手拭を手渡してくれる。
「うん・・・最近仕事が忙しくってね・・とりあえずビールくれる?」と顔を拭く。