07/06/12 09:02:17 0
>>483
前スレからコピペ
ビートルズが直接録音したマザーテープから、
ギターの音を左に寄せようとか、コーラスの音をもう少し大きくしようとか
音の場所決めをする。 これを定位という。定位を決める作業をミックスという
完成したミックスをレコードやCDにするための原版となるのがマスターテープ。
ビートルズが活躍した60年代は録音技術が除除に進歩し、モノラルからステレオに移行していった。
従ってビートルズ側がオフィシャルに製作したミックスはモノラルとステレオの2種類。
当時はもちろんCDなんて無いので、オリジナルミックスを聞けるのは当時の英国盤アナログ。
ビートルズは英国の人だから、完成したマスターは米国や日本に送られて各国でCDやレコードになる。
60年代当時、米国はこのマスターに独自にエコーをかけたり、
曲順を変えたりしてレコードを作製していた。(日本も少しやっていた)
これもオリジナルの音源とするなら、オリジナルマスターは
英国モノミックス、英国ステレオミックス、米国モノミックス、米国ステレオミックス
の、4種類あることになる(全部アナログレコードの音源として)
オリジナルのマザーまで遡って、ミックスからやり直す作業をリミックス。
87年に初めてCD化された時、「HELP」と「ラバーソウル」のアルバムは
一度ステレオミックスが見直されているので、
ビートルズの音源はここで一度デジタルリマスター、
「HELP」と「ラバーソウルに関してはリミックスもされていることになる。
「イエローサブマリンソングトラック」では、完全に新しいデジタルリミックスを聞ける。
「レットイットビーネイキッド」は元のマザー自体が今までと別のマザーが採用されていたりする。
オリジナルマスターに遡ってデジタルでノイズの除去や、音量の見直しをしたのがリマスター。
「ビートルズ1」はマスターまで遡って、デジタル技術でノイズの除去などが施されている。