07/07/05 09:27:24 5/Mk4Oje
>>275
IHは調理器具と鍋が密着してるし、物質が放出されないから、
上昇気流が発生せず、加熱部以外が温まりにくい。
鍋底のサーモグラフを見ると、同心円状に熱くなっている。
ガスは調理器具と鍋にすき間があるし、熱い物質(気体)が放出されるから、
上昇気流が発生して、熱が広がりやすい。
例えると、IHはひっくり返した鍋の上に焼け石を置くようなもので、
石が置かれていないところは、鍋の熱伝導に期待するしかない。
(鍋自体を加熱しているから微妙に違うけど、細かいことは気にしない。)
ガスはひっくり返した鍋の上から熱湯を注ぐようなもの。
わざわざ熱湯をシャワーで鍋全体の鍋からはみ出るほどかけなくても、
鍋の中心に注げば、周囲に広がっていく。
(液体と違って気体は拡散しやすいが、細かいことは気にしない。)
底の丸い中華鍋で炒め物をする時のように鍋全体が同じ温度にするには、
鍋全体に炎が当たった方がよいが、ガスは炎が当たらなくてもIHに比べると
鍋全体が温まりやすい。