07/10/13 18:20:07 5NtL07OZ
東京都港区のアパートで二〇〇五年、パロマ工業(名古屋市)製ガス湯沸かし器を
使った大学一年上嶋浩幸さん=当時(18)=が一酸化炭素(CO)中毒で死亡した事件で、
警視庁捜査一課が業務上過失致死傷の疑いで書類送検した同社の
小林敏宏前社長(70)は、役員会を兼ねた昼食会で、
一連の死亡事故の報告を受けた際に「改造する人間が悪い」
と繰り返し発言していたことが十二日、関係者の話で分かった。
機器を改造した修理業者の責任を強調する一方で、
抜本的な再発防止策を講じなかったメーカー側の
安全管理意識の希薄さが、あらためて浮き彫りになった。
また、捜査一課の調べで同社は、一連の事故で修理業者が行った
修理記録の内容を把握していたことも新たに判明。
不正改造される可能性がある七機種の設置場所などを事前に知りながら、
機器の点検や回収を怠っていたとみられる。同社の対策は文書などで
修理業者に改造禁止を指示するだけにとどまっていた。
東京新聞
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