08/06/22 07:37:11
追跡を逃れる為に何度もベースを移動するわけだが、
その際、緊縛メンバーを皆で担いで必死に運んでいく光景は、
想像すると何だか間抜けで笑ってしまう。
敵と戦う以前の総括殺人が自己矛盾の最たるものだが、
敵から逃げる際にも仲間を自ら手枷足枷にしてどうすんだよと。
不謹慎だとは思うが、どうも発言にも笑ってしまうのが多い。
大真面目に語ってるから尚更なんだけど。
「殴って気絶させて、目覚めた時には共産主義化する。」
「彼女に子供の私物化を許してはならず、人民の子供として彼女から子供を奪還しなければならない。」
「彼女が敗北死して目的が果たせなかったことで、彼女との闘争に我々は敗北し、子供の奪還に失敗した。」
「岩田の逃亡により、権力によって死刑を追及される地点まで、我々内部の戦いは前進した。」
「坂東クンがお菓子のつまみ食いをした。ボクは彼に対して怒りを抑えきれないほどだ。」
「まぁちゃ~ん(国ちゃんかも)アメリカと中国が握手したのよ~。」
「警察が突入してきたら、あなた(人質ですよ)のことは自分たちが全力で守ります。」
矛盾してたりまるでコントのようだけど、皮肉だったのは当時のニクソン米大統領が中国訪問した歴史的な瞬間を、
立て篭もってる最中の山荘内のテレビで見たことかな。
さらにそれを本人らが、「我々の武闘路線(反米、親中)を根底から覆すショッキングな出来事だったはずだが、
そのときの我々の未熟な頭では、こうした背景を何一つ理解することが出来なかった」こと。
人生を賭けて命懸けで起こした事件の背景に、果たしてどれほどの理念や理想があったのかと思う。