08/05/25 09:37:06
>>いくさに果てなば さらばさらば恋人よ いくさに果てなば 山に埋めてよ
何とも意味深な詩ですね。山に埋められてしまったのは植垣さんでなく恋人の大槻さんだったわけですが。
植垣さんは基本的には義理・人情に厚い正義感の強い「いい人」だと思います。
それに山では「深刻にふさぎこんだら、そこを付け込まれる」と明るくポジティブに永田に近づき生き残った人です。
彼は出所後に田原総一郎さんの番組だったと思うけど、テレビ出演を打診されて最初は渋ったんですね。
ところが出演してみると、近所の人から「テレビ見たよ」と言われて好意的に迎えられたわけです。
おまけに「町内会長」にまでなってしまって、自民党の県議まで挨拶してくれる。
面白くなってしまって自己否定どころか開き直った感があります。
元々、クラスのコンパ幹事を務めたり自己顕示欲の強い人です。
ただ軽いんですよ。自分が事件の重要な役割を果たしたにもかかわらず
それがわかっていないのか、わざとわからない振りをしてるのか。
だから平野さんなどから「ヘラヘラすんな!」と言われる。
塩見さんからも「もっと真剣に事件を総括しなさい」と言われる。
ところが「僕は塩見さんみたいに偉くないから」と開き直る。
彼が永田などを擁護した事で彼女まで「ほらね、植垣君はちゃんとわかってくれてるじゃないの」と
開き直らせてしまった気がします。