07/08/04 03:41:36 f/xkxcRc
えー、視聴者の一部から残酷すぎるとのご意見も出ておりますが、
真実に目を向けるべきだという声もあり、続けます。
試合場は、血の臭い、汗の臭い、さらに男の臭い、さらに挑戦者の排泄物と思われる臭いが混じりあい、
何ともいえぬ異様な臭気が漂っています。
数日前まで、柔らかいベット、ぬいぐるみに囲まれた、まさに深窓の令嬢がぁ、
いまや奴隷以下、家畜以下の有様です。
休憩中のチャンピョンたちのサイドからは、時々笑い声も聞こえます。
どうやら、つまらなくなったから、早く終わらせようという結論に達したようです。
おっと、チャンピョン側でも一番容赦のない男が出てきました。
蹴り、蹴り、蹴り!挑戦者は、もはや絶叫ではなく、うめき声しかあげません。
おっと、ここで顔面攻撃が加わりました。眼に指を入れています。
これは、さすがにィー、挑戦者、絶叫して抵抗していますが、蟷螂の一振りに終わりました。
さらにー、鉄パイプを持ってきました。何に使うのでしょうか。殴るのでしょうか?
えっ、あー、すでに初期に攻撃しつくされた部位をー、パイプで突いています。
無慈悲な攻撃です。これはーぁ!信じられません。めいっぱいの力で、パイプを蹴り入れました!
挑戦者、火山が噴火したかのような、恐ろしい絶叫を、上げています。
しかし、すぐに、意識を失いました。よほどのダメージだったのか、痙攣しています。
これで・・・えっ、まだ終わらない。
いま楽にしてやると、ロープが首に巻かれました。どうするのでしょうか?
信じられません。屈強な男たちがロープを渾身の力でひっぱっています。
挑戦者、爪のない手で男の手をひっかき、脱臼したはずの脚をばたつかせています。
しかし、しかし、眼球から血があふれ、舌が垂れ下がり、徐々におとなしくなってきました。
最後の力が抜けたのか、股間から水がしたたっています。
よくがんばりました。本当によくがんばった。
その名のごとく、白い燕が曙の空のなか、西を目指して飛んでいきました。
ここで、この放送も終了です。