07/02/08 17:58:45 EiShIXM6
ここも議論面白いですね。
こんな仮定hあ如何でしょうか?
1)CDのエラーはC1,C2補正でほぼ補正できる
2)C2補正出来ない場合、iTuneはベリファイを行う。(多分回数を決めて)
3)エラー補正にチェックを入れない場合、補完でデータを作る。(この方が読み込みは早くなります)
4)C2で補正できないエラーに頻度は極めて低い。
(我が家ではエラー補正にチェックを入れても、30倍速近くでリッピングしてゆきます)
5)HDDに記録された音楽データ(WAV等)がiPodに転送されるが、この場合C1,C2の様なエラー補正は既にファイル中には無い。
6)データ通信なので、当然パリティーチェックなど、なんらかのエラー検知を行ってWAVファイル等は転送される。
7)通常のUSBのデータ通信でエラーの発生率はほとんど無い(あるいはエラー検出読み直しされる)ので、iPod内には、ほぼ正確な音楽信号が収納される。
8)再生時、一時的にキャッシュ(バッファー)に読み込まれたデータは、iPod内のクロックで読み出される。
9)この時点で、クロックの時間的な揺れが少なければ、極めて低ジッターでの読み出しが行われる。
10)キャッシュから最短距離でDACにデータが転送され、この間のジッターの増加要因は少ない。
11)DACはキャッシュの読み出しクロックと同一クロックで作動し、同一チップ内にキャッシュとDACがあるので、遅延はゼロに近い。
12)極めて低ヒッターの状態でアナログ変換され、高音質が実現。
13)バッテリー駆動の為、電源からのノイズから開放されているのでアナログも高音質。
実はiPod + RockBox を使用していますが、極めてハイスピードで低歪、高解像度でしなやかです。
アメリカンロックには最適な音かと思います。(iPod素の音よりRockBoxは良いです。iPod素はマターリしています)
さらにiTune+AMEですが、LANで転送しますからデータの転送エラーはチェックされてベリファイされていると思います。
ただiTuneからの出力はWAVデータをリ・コンバートしていそうな感じがします。
AMEからの出力ではiPodとは同じWAVファイルからでも音が全然違います。
(DACやアナログ回路の違い、電源の影響も当然あるかと思います)
良く言えばアナログ的な音。濃い音。
悪く言えば中高域と中低域が張ったカマボコ型の音でした。
これはこれでオーケストラを重厚に聞かせたり、J-Popsを楽しく聞かせたりには適している感じです。
ジッターはクロックの時間的揺らぎはピコ秒単位ですから、耳で検知できるものでは無いと思います。
ただ、電源の揺らぎやアナログ回路による変調は音楽帯域に現れるのではないでしょうか。
要は、単一波形ではピコ秒の揺らぎですが、連続して観察すればそのズレ幅は
かなり低い周波数で変異するのではないでしょうか。
また、モアレ効果の様に、複数の波形の合成波はより低い周波数を持ちます。
以上に様に考えると、iPodoはCHORDのDAC64や、ベンチマークのDAC1の様な、
バッファー + リクロックによる低ジッターシステムで、音源がPCの為、読み込みエラーも少ないという
とても優れた音楽プレーヤーではないでしょうか。
そうでなければ、あの高音質は説明が付きません。