05/03/24 18:21:53 GySxSfFv
「続」における、 「ミシェルがギャリーと出逢うまで」 を振り返ってみるネ。
1、カマルグ最後の日、 ポールが警察に保護され親元に送還された後、
ミシェルとシルヴィーは一旦パリの従姉に保護された。
双方とも正確な住所を知らされず、手紙のやりとりも不可能。
2、たぶん従姉に邪魔にされて、~すぐに修道院へ。
3、修道院で2年ほど暮らした後、ニースのパン屋に住み込みの職を得るも、
店主と折が合わず(たぶんセクハラだね)、 辛い日々をおくる。
4、そこへギャリーが客として何度か訪れ、 そのうち親しくなる。
5、ミシェルは、ポールとの関係やシルヴィーの存在等の身上や悩みを告白し、
ギャリーはそれを了承の上で、 3人で暮らそうと提案する。
6、ギャリーとの同棲が始まる。 やがてミシェルはギャリーに体を許すけど、
たぶん愛からでは無く、 感謝・償い・興味・性欲~等など、
様々な理由が少しずつあったに違いないと思う。
こうしてマジに振り返ると、単純に「裏切り」と呼べない程の過酷な歳月が、
15~18歳の少女(子持ち)を、 安らげる環境へ向かわせたのかも知れない。
彼女の感情の根底には、 亡き父への哀惜(ファザー・コンプレックス)を強く感じる。