06/04/15 15:48:51 EQfMHLNP
>>648
音楽演奏機能やら、リッピング機能やら、AACエンコード機能やら
多機能で、しかも最小の手数で使える利点はあるが、
iTunesの本質は、タグデータベースソフトだと思う。
多くのデジタルプレイヤーや、音楽転送ソフトは、
音楽データだけに関心があるし、ユーザーもその次元で満足している。
その点、iPod+iTunesはちがう。音楽データだけではなく、
それに付随するタグ情報の管理に都合よいよう設計されている。
タグ情報は、アルバム名、作曲者名、アートワーク、歌詞だけではない。
演奏回数、演奏日、マイレート、などの日ごとに変化する情報を、
iTunesひとつに集中させて一元管理するため、
プレイヤーへの「転送」ではなく「データ同期」という形をとる。
たとえば、屋外でのiPod(複数可)、室内でのiTunesの区別なく
「昨日再生した曲」をデータベースが自動収集してひとつにまとめて聴ける、など、
ユーザーのアイディア次第で使い勝手が大きく広がる。
音楽所有量が多ければ多いほど、
また、音楽を楽しむ能力がある人であればあるほど、iTunesの利点が理解できるだろう。
逆に、曲数が少なく、アルバム単位でしか聴かず、
音楽がなくても全然平気な人には、ただの重いだけのソフトでしかない。
無料なのでまずは使ってみたら?
複数PCがあってLANで結ばれているなら、両方にインストールしてみれば面白いよ。
勝手に他PCのiTunesを検索して、リスト曲を検索してくれる。