06/03/10 23:31:01 0adEr7FC
Thousand Nestsは確かに演奏がよくないな、ざらざらして聴きにくいなと
僕も思いました。
指揮者も千住さんもかなり意図を伝えるのに四苦八苦したと言うことが富野監督のライナーノーツにも
書いてありましたね。
後もうひとつは確か録音が行われたのがポーランドのクラコフというところだったと思いますが、余りさうトラックの余りサウンドトラックのような
現代的な音楽を演奏するのに慣れてない土地柄だったのではないかと思います。音楽的にかなり保守的というか田舎なのではないでしょうか。
日本の当時先端を行くサウンドトラックのムードに慣れていなかったのではないでしょうか。
ポーランドに限らず欧米の一部ではそういう話を聞きます。古典的な曲はきっと達者に演奏されるのでしょうね。カナダの演奏家などはやはりこういう曲の演奏は苦手だと言うような話を
聴いたことがあります。
日本のスタジオミュージシャンと違ってポーランドの人たちはなかなかこういう曲は把握するのが難しいのかもしれませんね。千住さんの曲の特に戦闘の曲のメリハリが出ていないような感じはしました。
やはり普段からそういう音楽を扱っているかどうかと言うのが出るのではないでしょうか。
ただ乱歩の国際版はチェコフィルが演奏していますが、これは実に足並みのそろった見事な演奏で非常に美しいです。チェコは外貨獲得のためかよくサントラの仕事をするようです。日本の
サントラにはチェコで演奏されているものがよくあります。