06/01/30 19:43:13 rlsCHaIa
あー、全然違いますが。
本多監督が東宝を契約解除になったので、東宝から「以後、東宝からは本多作品は出ません」といわれて
慌てた海外のバイヤーが海外資本と企画を持ち込んで「本多に映画を撮らせろ」と東宝に乗り込んできたのが海外合作シリーズ。
企画は全部向こうが持ち込んだものなので東宝の路線とかそういうものは関係ありません。
これが「フラバラ」「サンガイ」「キンゴジ」「緯度0」の4作品。
「フラバラ」では、海外からプロデューサーはおろか、原作者まで雁首揃えてやってきて企画を練っていたし
「緯度0」の場合、ドン・シャープが戦時中にラジオドラマで作った作品を映画にしたい一心で持ち込んだ完全海外企画。
費用も全部向こう持ちという条件だったので「じゃあ好きに本多を使えば?」という態度で、東宝はほとんど関与してません。
(実際はドン・シャープは一切金を払わなかったので、東宝が全額持ったけど、ここのこじれがVTR化契約のこじれに直結した)
現場でも監督はドン・シャープで、伊福部昭も「監督が外国の方なので現場は苦労されたようですね」と証言している。
東宝の企画とは関係ない企画の作品群を東宝の企画の範疇で語ったら勘違いすることになります。
「総進撃」とかは本多監督は外部から来た一監督として参加しているに過ぎません。
たぶん、田中Pとの間に何かあったんだろうね。