06/01/07 20:20:05 ZAq37h+h
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その第1号番組こそ『土曜ワイド劇場』だろう。なぜかって?
この番組が始まるまで、2時間以上の番組は、年末年始番組と24時間テレビ
及び春秋の改編期ぐらいで少数精鋭だった。
それがこの番組がスタートしてから『テレビ番組は放送時間が長ければ長いほど
面白い。そのためには何をやっても良い。』という思想を徐々に広めたといっても
過言ではない。
そしてその結果。
①レギュラー番組と長時間特別番組の本数の逆転現象が発生。
これだけならまだしも。
②時間を埋めるための無駄話・内輪話の増加(バラエティ番組)
同じく無理・無駄なセリフ・演技の増加(土曜ワイドを含む2時間ドラマ及び連ドラ)
その結果
③トークが長くなったのでテロップをつけよう(バラエティ番組)
セリフを多く長くして主人公を目立たせよう。(ドラマ)
さらに
⑤CM前後のリピートを増やしてもっと時間を埋めよう。
⑥アナウンサーにももっと喋ってもらおう。
そしてとうとう。
⑦視聴者の皆さん、とにかく面白いんだから笑え。
とにかく感動的なんだから涙を流せ。とにかく必死なんだから聞いてくれ見てくれ。
⑧手軽なバラエティや報道番組があれば、演技の難しい時代劇はいらない。
2時間でも短い時代にたった30分で終わるアニメもヒーロー番組も邪魔だ。
繰り返して言うけれど、長時間番組になればなるほどその本数が増えれば増える
ほど、テレビは堕落してしまう。出演者もスタッフも。