06/09/11 03:19:04 N842Y1e0
>>930
>司馬は自分にミスをなすりつけた中川部長に対して複雑な思いを抱いているわけだが、
結局を引き受けてしまった自分自身も蔑んでるんだろうな。
蔑んではいないんじゃないか?
最終話だったかその前の回だったか、安楽死の件で病院を去ることになった時、
司馬は「あなたがやめることはない。僕は死ぬまで黙ってます」って妙に力強く言ってた。
この件に関する司馬の感情は、あくまで司馬と中川の関係性の中の範囲から出てない気がする。
信じて慕っていた中川に裏切られた悲しみや軽蔑してしまいそうな複雑な感情と、
それでもまだ慕う気持ちと、裏切った中川への怒りをぶつけようとする甘え。
いろんな感情の元にああいう行動をとってるわけだが、
自分が中川をかばったことについては、さほど後悔も蔑みもしてないと思う。
中川をかばうこと自体については、それでも中川を慕っている司馬は、
自分の中ではそのまま当然のように受け止めているのではないかと思う。