金八先生でバトルロワイアル その2at NATSUDORA
金八先生でバトルロワイアル その2 - 暇つぶし2ch225:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/07 00:12:48 W9c40Cp5
>>223
オリジナル展開キタ~~~~~~~~~~~!


226:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/07 16:52:13 ahpI8AaK
書き直し版は少し展開違うの?

227:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/08 21:14:05 l1ohVibm
続きまだー

228:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/08 21:27:07 Az7zVevz
≪眠るの話≫


<H-8 南の住宅街>

「ここで休も・・・・。」
「うん・・・・。」

美保と繭子は住宅街の端っこに少し大きめの家を見つけた。
表札には『坂本』と書かれていた。
「「坂本・・・。」」
2人は担任の顔を思い出した。


「繭、少し眠る・・・・?」
「ううん、私はいいよ。」
「でも・・・。」
「大丈夫。私、そんなに眠たくないから。
 美保寝てもいいよ。」
「そう・・・・?」
「うん。」

美保はリビングのソファに寝転んですぐに眠りについた。

「はぁ・・・・。」
繭子はビスケットを1枚口に入れた。

外は明るくなり始めていた。

229:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/08 21:50:02 Az7zVevz
≪シンバの話≫


<J-7 港>

「ふぅ・・・・。」
里佳は支給武器のワルサーPPKを手に歩いていた。

こういう本物を見ると死への実感が湧いてきた。
死ぬことは怖い・・・・。
でもこんな事に巻き込まれたならいつ死ぬか分からない。
しっかりとした覚悟を決めなくちゃいけない・・・・。


ただ、
覚悟を決めるならその前にしたいことがあった。

海を見たい。
海を見れば不思議と覚悟が決まる気がした。


海が見えてきた。
波止場に誰か座っていた。

230:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/08 22:03:48 Az7zVevz
「か、香織・・・・?」

波止場に座っているのは香織だった。
振り向いた顔はいつもと違う印象だった。

目は充血していてクマが出来ている。
涙のあともあり、
何より顔に血が付いていた。

「ど、どうしたの!?その顔!」
「シ、シンバぁ・・・・!」
香織は里佳に泣きついた。
「私・・・私・・・平八を殺しちゃった・・・・。」
「えっ・・・・?」


里佳は香織の話を聞いた。
平八郎の首目掛けて鉈を振ったこと。
首から噴出した血のこと。

「私・・・・。」
香織は泣き崩れた。
「香織・・・大丈夫・・・・。」
そっと抱きしめた。

親友が人を殺した・・・・。
これは海どころじゃない・・・・。


231:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/09 22:50:08 VsPTRCsh
≪美紀の話≫


<F-1 島の西端・浜辺>

(ここどこよ・・・。)
美紀は周りを見回した。

バッグから地図を取り出し広げた。
(一番端っこか・・・・。)

美紀は直美を探し回っていた。
直美の居そうなところをと思ったがパッと思い浮かばない。
どこを探してよいやらわからずここまで歩いてきた。

支給武器は銃や刃物ではなく、ましてやハズレ武器とも思えなかった。
チョッキが1着入っていた。
説明書には防弾チョッキと書いてあった。
今はブレザーの下に着込んでいる。

直美がどこに居るか思いつかないが
とりあえず住宅街を目指すことを思いついた。

ここからなら北の住宅街が近い。

「とりあえず歩くか・・・・。」

232:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/10 22:38:26 4bjJc7zP
続きまだー

233:作者
05/12/11 02:45:23 fTww+Xkl
スイマセン・・・・・orz

学生につき期末試験期間のため
月曜日まで休載させていただきます。

なにとぞご理解のほどを。

234:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/11 09:04:05 ExKIHtKa
了解。

試験頑張って栗!

235:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/11 21:42:24 eBm9Pi/4
頑張れ☆

236:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/14 16:45:19 cSS2prAy
来週の月曜って意味かな?

237:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/14 20:31:34 5/BPqz0h
まぁ焦るな。気長に待とう。

238:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/15 18:55:43 CmTtJSog
続きまだー

239:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/16 10:55:20 dqfTTCJS
気長に待とうよ

240:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/16 14:57:52 +37bfRei
続きまだー

241:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/16 15:06:04 kIhQ1Okc
もう誰でもいいからパート2でやれ!

242:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/16 21:37:42 C6WZuMr/
もう金曜日なんですケド・・・打ち切り?

243:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/17 00:39:44 CaAT7Pcn
続きマダー

244:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/17 13:52:54 PQUjbonj
明後日までじゃない?気長に待つべし

245:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/17 15:18:37 CaAT7Pcn
わかった

246:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/17 17:52:06 mWNL1jOn
なんかモーニングの「バカボンド」、終わったけど「蒼天航路」みたいな
感じだね。この2つもよく休載して木曜になると速効でコンビ二で立ち読み
していつも確認してるよね。

247:作者
05/12/18 10:52:34 fzPO56uD
皆さんすいませんでした!!

パソコンが不調でしばらく起動できませんでした。
楽しみに待ってくれていた方には大変ご迷惑をおかけしました。

248:作者
05/12/18 10:54:02 fzPO56uD
≪陽子の場合≫


<I-9 島の東南端・浜辺>

陽子は浜辺で溜息を吐いた。
「はぁ・・・・。」

自分はこれまで難易度の高い高校を狙って勉強を続けてきた。
なのに・・・・。

「なんで・・・?」
今まで続けていた猛勉強はなんだったのか・・・・。
こんなことで死んで、受験ができないなら、
勉強なんてしないで友達を作ればよかった・・・・。

「後の祭りか・・・・。」

ふとバッグのことを思い出した。
いままで自分の支給武器のことなんか忘れていた。

バッグを開けると今話題の最新携帯ゲームが1台。
(なにこれ・・・・。)

『~これで皆の居場所が分かる!~
 使い方は君次第!』

「簡易・・・レーダー・・・・?」

249:作者
05/12/18 11:23:00 fzPO56uD
≪母さんの場合≫


<A-8 島の北端・崖>

恭子は野良猫に自分の支給品を与えていた。
「ほら、おいしいかい?」

野良猫は「にゃー」と一声上げた。
「そっか。」
恭子はその場に座り込んだ。

ただ、今の状況を何もかも忘れたかった。
全てを忘れて・・・・普通に戻りたい。
自由になりたい。

崖下を見下ろした。
ここから飛び降りれば自由に・・・・なれるかもしれない。
恭子は覚悟を決めようと精神統一し始めた。

「ふぅー・・・・・。」
恭子は目を瞑り手を広げた。

"タララ"

最後に聞いたのはタイプライターのような銃声だった。

250:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/18 11:32:58 fzPO56uD
≪雪絵の場合≫


<A-8 島の北端・崖>

「これで!これで私を馬鹿にし奴らを見返すんだ!!」
雪絵は支給武器のウージー九ミリサブマシンガンを握り締め歩いていた。

いつもどこでもクラスや周りの人間に
ダイエットのことや勉強のことでバカにされ続けてきた。

このゲームに乗るんだ。
馬鹿にした奴を全員殺すんだ。
優勝するんだ。


人影が見えた。
恭子が崖を前にして目を瞑っている。
(まずは母さんから・・・・!)
雪絵は引き金を軽く引いた。

"タララ"


銃声とともに恭子が倒れた。
血を噴出しながら。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/18 11:40:33 fzPO56uD
銃弾の1発が見事に頭に命中していた。
恭子は目を瞑ったまま。

「ざまぁみろ!」
雪絵は恭子を踏みつけるように右足を置いた。

「ニャー・・・・。」
野良猫が恭子の死体に擦りついていた。
「むかつく猫だねぇ・・・・!」
雪絵は野良猫を蹴り飛ばした。

猫は崖下に落ちていった。

雪絵は恭子のバッグをあさった。
フリスビーが1枚入っていた。
「役にたたねぇなぁっ!!」

雪絵は恭子の死体も崖下に落とした。


22番 馬場恭子 脱落
残り27人

252:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/18 11:59:13 fzPO56uD
≪穴の場合≫


<C-6 北東の山・麓>

「これ・・・・なんだと思う・・・・?」
「さぁ・・・・。」

政則と江里子は明るくなり始め歩き出して
今は8,9m近くある崖の下に居た。
その崖の下に茂みに隠れて
人1人が屈んでやっと入れるぐらいの穴が開いていた。

中は人が十何人か寝転んでも余分が出るほど広く
壁はしっかりと固められていた。

「防空・・・壕?」
江里子は同じようなものをテレビで見た覚えがあった。
「かな・・・・。」
政則は壁を叩いた。

「ここで休めるかな・・・・。」
「多分・・・・。」


「あっ・・・。」
江里子は腕時計を見つめた。
「そろそろ6時だ・・・・。」

253:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/19 00:17:32 Cnf6xtUv
>>作者
ガン( ゚д゚)ガレ
雪絵ちゃん…

254:作者
05/12/19 21:16:08 XCOLjOSx
前作の癖で>>248-252が~の場合になってますがあしからず・・・・。

255:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/19 21:25:14 XCOLjOSx
≪最初の放送の話≫


"プツッ"

島中に放送の始まりの合図が響いた。

"はぁ~い!最初の放送の時間だぞぉ~っ!!
 皆、元気にやってるかぁ~?"


<H-8 南の住宅街>
「ん・・・・。」
美保が放送で目を覚ました。
「美保、起きた?」
「うん・・・・。」

"じゃあ、まずは死亡者の発表だっ。
 今のところ3人死んでるぞぉ~。"

皆、驚愕した。
もう3人も死んでいるということに・・・・。

"はぁ~い、じゃあ発表するぞぉ!
 15番、菅俊大!スガッチ!
 22番、馬場恭子!母さん!
 25番、前多平八郎!平八!"

256:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/19 21:34:34 XCOLjOSx
<D-2 北西の住宅街>
「へ、平八が・・・・?」
賢はたった今、読み上げられた親友の名前に呆然とした。
嘘だ・・・。
そんなはずない・・・・。


"う~ん、皆、もう少しペースをあげたほうがいいぞ?
 続いて、禁止エリアの発表だ!
 今回は1番最初だから手始めに2ヶ所だ!
 H-5とD-8だ!
 皆ちゃんと聞いてたかぁ?2度とはいわないぞぉ!
 それじゃあ最初の放送はもう終わるぞぉ~。

 皆頑張れよぉ~!"

"プツッ"

放送が切れた。

<C-6 北東の山・麓>
「3人も・・・・。」
政則も江里子も死亡者が出ていることに驚きを隠せなかった。

「3人が死んだということは・・・もしかしたらゲームに乗ってる人間も・・・・。」
「政則!嫌なこと言わないでよっ!」

257:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/20 11:17:17 NI7ZyAy1
雪絵ちゃん
バトロワの南さんみたいだな・・・。

258:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/20 19:48:15 fQe/MiEr
≪主任の話≫


<H-4 南の山・麓の川>

悦史は川原にある切り株に一人、座って
考え事をしていた。

考えてるのは陽子のことだ。
陽子のことが好きとかそういうんじゃない。
ただ・・・・。
ただなんなのか・・・・。

自分は恋なんてものもしたことないし
ましてやそんな感覚が分からない。

彼女を探し出して守って・・・・。
結局はどっちかは、もしかしたらどっちもだが
死ぬのだろう。
それなら・・・・。

支給武器はイングラムM10サブマシンガン 。
こんなものは参考書を読んでも使い方が書いてあるわけじゃない。
自分に使いこなせるんだろうか・・・・。

「はぁ・・・・。」
悦史は溜息をつきながら立ち上がった。

259:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/20 21:24:37 fQe/MiEr
≪ミッチーの場合≫


<C-9 公園>

充宏はブランコに揺られ風に当たっていた。
腕時計は7時を指している。

「あぁあ・・・・。」
自分はクラスでは憎まれ役だった。
そんな自分が嫌で嫌でたまらなかった・・・・。

だから、このゲームではいいことをしたかった。
誰かを守りたかった。
直美や美紀や、直を・・・・。
自分が悪いことをしたからこそ・・・・。

支給武器はデリンジャー。
大分、小型だが銃は銃だ。


これは人を殺す道具じゃない。
人を守る道具だ。

そう自分に言い聞かせた。

260:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/21 14:03:43 phhj0EER
ミッチーが七原になるのか・・・?

261:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/21 22:51:56 zFxWqcgm
>>260
まだこの先わかんないよ。

262:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/22 15:13:53 0QKER1gK
≪美由紀の話≫


<H-6 南の住宅街>

美由紀は住宅街の民家の中に居た。

支給武器は鉛筆が10本。
それに鉛筆削りとノートが1冊。

美由紀自身こんなものが役に立つとは思えなかった。
鉛筆を全部削ってポケットに入れた。

ノートは中身を見もせずにバッグにしまった。

数学の臨時教員のことを思い出した。
自分は彼に惚れている。
だがこのゲームに巻き込まれてる以上、彼に会えることはない。
勝たない限りは・・・・。

「でもなぁ・・・・。」
こんな支給武器で勝てるわけが無いだろう。

鉛筆を一本取り出した。

これで・・・・人を殺す・・・・。

263:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/22 16:30:54 0QKER1gK
≪奈美の話≫


<D-2 北西の住宅街>

奈美は住宅街の中にいた。
もう3人も死んでいることにショックは隠せなかった。
支給武器のアイスピックを手に歩いていた。


こんな島から脱出したい。
脱出して、自由になって、またたこ焼きを焼いて・・・・。

できることなら3B全員で・・・・。

でも・・・・
でももう3Bは27人になっている。

それにもし脱出できたとしても後は軍に追われる身だろう。
それならいっそこの島で・・・・。


「だめだめ・・・。私にそんな度胸はないって・・・。」


ふと顔を上げると道の先、1本の電柱に
誰かがもたれかかっているのが見えた。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/22 16:51:32 0QKER1gK
「賢・・・・?」
「・・・・。」
賢がゆっくりと顔を上げた。

奈美は賢の顔を見て大体、察しがついた。
涙こそ流してはいなかったが
目は真っ赤だった。

「大丈夫?」
奈美は隣にしゃがみ込んだ。
「あぁ・・・・。」

どう見ても大丈夫じゃなさそうな賢に
奈美はビスケットを一枚手渡した。
「お腹空いてない?」
賢はビスケットを手に取り口に入れた。

「平八の奴・・・ほんと昔からいい奴だった・・・・。」
「うん・・・・。」

賢は平八のことを話し始めた。
初めて会った時、
一緒に遊んだこと、
2人で町で迷子になったこと。

いろいろな思い出を奈美に話した。

265:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/22 17:11:45 0QKER1gK
「賢は・・・平八が殺されたと思う?」
奈美は聞きづらいことを聞いたと自覚していた。

「あいつが自殺するとは思えない・・・・。誰かに殺されたんだ・・・・。」
「じゃあ、復讐・・・・するの?」
「そんなことは・・・・しない・・・・。
 俺は、人を殺したくない・・・!」

奈美はそれ以上何も言わなかった。


賢が立ち上がった。
「賢・・・・?」
「俺は・・・俺はあかね達を探さなくちゃ・・・・。
 そして・・・このゲームを止めるんだ・・・・。」

「そっか・・・。」
「奈美は?どうする?」
「・・・・・。」
少し考えてから奈美も立ち上がった。

「私もこんなゲームやめたいし・・・・。
 賢に付いて行こうかな。」


266:金八天国
05/12/22 17:14:16 bbrOALXH
12月30日金八先生スペシャルやりますねー!多分これが最後ですね(涙
またやんないかなー、きょうときどき・・・・・

267:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/22 22:41:40 0U2y0+R7
金八っつぁんももう歳だからなぁ…。

今回で本当に最後だろーな。

268:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/23 13:10:41 aY/p5xq2
まさか平八がいきなり死ぬとは夢にも思わんかった・・・。

前作でも一番初めに死んだのはテツという存在感の薄いガリ勉キャラだったのに。

269:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/23 17:42:43 R/TZjp/L
≪銃撃の話≫


<F-9 東の住宅街>

正臣と奈津美は小さい公園に居た。

「カッシー、これからどうするの・・・?」
「どうするって・・・・。」

正臣は銃を握り締め思考をめぐらせた。
この銃を使って皆を殺す・・・・。
そして2人で勝ち残る・・・・。

最後に自分が死ぬ。

このシナリオならいける・・・・。
奈津美が承諾するなら。

「俺に・・・考えがある・・・・。」
「かん・・・がえ?」
「あぁ・・・・。このじゅ、」

"ドンッ"

銃声があたりに響いた。

「な、なにっ!?」
奈津美が立ち上がった。

270:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/23 17:52:41 R/TZjp/L
「だれだっ!?」
正臣は奈津美を庇うように立ち上がり銃を構えた。

"ドンッ"

また銃声が響く。
「っ!」
銃弾が正臣の頬を掠めた。

「そこかっ!!」
正臣は玉が飛んできたと思われる方向に銃身を向けた。
「出てこいっ!!」

銃を向けた木の陰から健富が現れた。

「ケントミ・・・・。」
「いちゃいちゃしてんなよっ!!」

"ドンッ"

奈津美の足元の土が抉れた。
「ケントミ、やめろっ!!」
「死ね!!」

"ドンッドンッ"

「逃げるぞっ奈津美!」
「うんっ・・・!」

正臣は奈津美の手を取り走り出した。

271:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 13:00:05 mnkGv9Ym
<HG玩具>同性愛者差別を助長と発売中止要請
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ここに出てくる「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」って、6の直の話で出てきた団体だったと思うけど、日狂組との関連性があるんだよな?

272:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 13:06:24 JZEHTSMY
<F-8 果樹園>

「銃声・・・・。」

宏文の耳に銃声が聞こえた。
大分、近い。

宏文は起き上がって警戒した。

(隠れた方が良さそうやな・・・・。)

すぐそばの倉庫の影に身を潜めた。


正臣は奈津美と倉庫の中に逃げ込んだ。
「そんなとこ逃げ込んだところでどうするんだ!!」
すぐに健富が走ってきて倉庫の扉の前に立った。

健富が倉庫の扉を開けた。
倉庫の中は広く軽トラックが3台駐車されている。
「どこに隠れたっ!」

宏文はすぐ側に置いてあった鉄パイプを握り締めた。

"ドンッ"

273:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 13:06:55 JZEHTSMY
健富が威嚇射撃をした。
「出てこいっ!!」
後ろから宏文が近寄ってるのに気づかない。

健富の頭を思い切り鉄パイプで殴った。
もちろん殺すつもりはない。

その場に崩れ落ちた健富の脈を確認した。
脈はある。心臓も動いてる。
「カッシー!奈津美!今のうちや!」

入り口から見て一番奥の軽トラックの影から2人は姿を現した。
「「信太・・・・。」」

3人は倉庫を出た。
宏文は出る際に健富の銃を取り果樹園に向かって思い切り投げた。
倉庫の扉をして持っていた鉄パイプをつっかえ棒にした。

「これで大丈夫・・・・。」
「信太・・・なんで俺たちなんか助けたんだよ・・・・。」
「当たり前やろ。」
「当たり前って・・・?」
「わいは人を殺すことは好かん。」

274:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 14:33:45 JZEHTSMY
≪脳裏の話≫


<J-7 港>

「私は・・・私は・・・・。」
香織は里佳の腕の中で震えていた。
「人殺しだ・・・・。」
「香織・・・・。」

波止場は海風が強く
体に冷たく痛い風が触れた。

「もう忘れようよ・・・・。」
「だめ・・・・。忘れたくても・・・忘れられない・・・・。」

飛び散る真っ赤な血が脳裏に刻まれていた。
目を瞑ればあのシーンがなんども再生された。

「江里子達を探しにいこ・・・・。
 江里子とかミッチーと一緒にお喋りすれば忘れるよ・・・・。」
「・・・・・。」

江里子や充宏、里佳とよく話したことを思い出した。
充宏に鞄を持たせて、土手を歩いて・・・・。

「うん・・・・。」

里佳は香織を抱えてゆっくり立ち上がった。

275:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 14:47:48 JZEHTSMY
≪閉じ込められた話≫


<F-8 果樹園・倉庫>

「くそっ・・・。」
健富は後頭部を抑えながら起き上がった。
少し大きめの瘤ができている。

「殴りやがったのは誰だ・・・・。」
倉庫の中を見渡したが正臣や奈津美はおろか誰かがいる気配はなかった。

「!?」
銃がなくなっているのに気づいた。
「どこだっ!?どこいった!?」

四つん這いになって探したが銃はなくなっていた。
「くそーーっ!!」

あきらめて倉庫から出ようとした。
が、引き戸はビクともしない。
「あっ!?」
蹴ってもだめ。体当たりをしてもだめ。
何をしても扉は開かなかった。

276:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 15:01:05 JZEHTSMY
「これって・・・・。」
直美は腰を屈め銃を拾った。
「本物・・・・。」

慎重にブレザーのうちポケットにしまいこんだ。

"バンッ"

何かを叩くような音が聞こえ直美の体は驚きで跳ね上がった。
(なに・・・・?)

音はすぐ側の倉庫から聞こえていた。
倉庫の内側から扉を叩いている。
直美はそっと近づいた。
扉には鉄パイプでつっかえ棒がされていた。

「だ、誰かいるの・・・・?」
「!?」
扉を叩く音は止まった。
「誰だっ!?誰かいるのか!?」
聞き覚えのある声だった。
「健・・・富・・・・?」

「こっから出してくれ!!」

277:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 15:10:03 JZEHTSMY
「な、なんで・・・閉じ込められてるの・・・・?」
「知らねぇよ!急に後ろから殴られて、気づけばこうなってたんだよ!!」
健富は自分に殺意があることは言わなかった。

「ちょっとまって・・・・。」
直美は扉の鉄パイプを取って放り捨てた。
「いいよ・・・。」

"ガラッ"

「直美か。ありがとうな。」
「ううん。」
「くそっ!思い切り殴りやがって・・・!
 俺の武器まで持って行きやがった!!」
「武器って・・・・。」
「俺の銃だよ!」

まさか・・・・。
さっき拾った銃は健富のものかもしれない。
でも・・・でも、もし銃を渡したら・・・・。
健富にも殺意があるかもしれない。

「くそっ!!絶対に探し出してやる!!」
「あ、あの・・・。」
「あっ!?」
「私も付いて行っていい・・・・?」
「勝手にしろよ!!」

278:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 15:20:13 JZEHTSMY
≪会いたい人の話≫


<C-6 北東の山・麓>

「皆に会いたいなぁ・・・・。」
江里子はそう呟いた。

「皆って?」
「シンバに香織でしょ・・・・。それからミッチーに美紀・・・。
 っていうかクラス皆・・・・。」
「・・・・・。」
「また皆で3Bの教室で騒ぎたい・・・・。」
「そう・・・・。」

「政則は?誰か会いたい人いる?」
「そうだなぁ・・・・。」
「やっぱマユ?」
江里子は無邪気そうに笑った。

「そうかな・・・・。会いたいかも・・・・。
 あと、哲っちゃんにも、儀たちにも・・・。」
「そっか。」
「うん。」

"ガサッ"

「「!?」」
外の茂みで物音がした。

279:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 15:34:30 JZEHTSMY
「誰だ・・・・。」
政則は入り口の茂みに銃身を向けた。

"ガサッ"

誰かが勢いよく転がり込んできた。
「きゃっ!」
江里子は政則にしがみ付いた。

転がり込んできた人物はすぐに持っていた銃を放り投げて両手を上げた。
「な・・・」
「直・・・・。」
「政則・・・・江里子・・・・。」
「悪い・・・。少し匿ってくれ・・・!」

「匿ってって・・・・何かあったの・・・?」
「誰かが・・・ずっと追ってくるんだ。」
「誰かって?」
「わからない・・・・。でもそいつが・・・スガッチを撃った・・・・。」
「「えっ・・・・?」」

「スガッチは殺されたんだ・・・・。」

280:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 18:37:17 V5HLygbP
ちょびちょびアップしないで、もっとまとめて出してくれ!

281:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 19:04:04 JZEHTSMY
そんな無茶な(・ω・`;)

282:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 21:47:25 JZEHTSMY
≪携帯電話の話≫


<I-2 砂浜>

「あんまくっ付くんじゃねぇよ!」
崇行は哲郎があまりにもくっ付いてくるのにウンザリだった。
哲郎は哲郎で1人じゃ不安だった。

2人は砂浜に座っていた。

「これからどうするの?」
「しらねぇよ。」
「・・・・・。」
「つかよ・・・お前の武器は?」
「えっ?」
「武!器!わかるか!?」

哲郎は今まで自分の支給武器のことを忘れていた。
あわててバッグを開けた。

携帯電話が入っていた。

「「ケータイ?」」
2人そろって首をかしげた。

「!
 そうだ!これで家に電話できねぇか!?」
「無理・・・・。」
哲郎が携帯電話の説明書を見ながら言った。

283:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/24 21:59:14 JZEHTSMY
【この携帯電話は電話、メールなどの通信機能は使用できません。

この携帯電話に自分の出席番号を入力すると
ある人物の持つ簡易レーダーにあなたは映らなくなります。
もちろん軍本部のレーダーには映ります。

 この携帯電話に自分の出席番号を入れた後、
 他の人物の出席番号を入力するとその出席番号の人物の首輪は
 10分後に爆発します。
 ですがこの機能は生きている人間が10人以下になった時点で1人だけに限ります。】

「どういうこと・・・・?」
「さぁ・・・・。」
「役に立つの?」
「わかんねぇよ。」

哲郎はとりあえず携帯電話をズボンのポケットにしまった。


「で・・・これからどうするか・・・・。」
「さぁ・・・・。」

284:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/25 10:04:28 lVYeITOk
直を追いかけている奴ってまさか・・・弘城?

もうそいつしか出てきてないのはいないわけだが。

285:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/26 15:46:39 g7q6OmYT
 

286:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/26 21:59:48 yigIOSgg
≪自転車の話≫


<G-7 南の住宅街・民家>

「ん・・・ん~・・・・。」
健介は民家の外で大きく伸びをした。

放送を聞いた直後に少し眠ったが
結局、すぐに起きてしまった。
緊張のせいからか全然眠れなかった。

"シャーッ"

「えっ・・・?」
何か変な音が聞こえた。
健介はすぐに民家の塀の陰に隠れた。

"シャーッ"

自転車が1台、通った。
(いまのって・・・・。)

健介は道路に出た。
「一寿!」

287:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/26 22:03:36 yigIOSgg
「ん?」
一寿は自転車を止め振り向いた。
銃を向けている。

「コボ・・・・。」
「や、やめろよっ!そんなの降ろせよ!」
健介は自分に向けられている銃にビビッた。

「お前に殺意が無いなら降ろす。」
「あっ、あるわけないだろ!」
支給武器の包丁は今は家の中だ。
改めて自分が無用心だと思った。

「でも悪いな。話してる暇はない。」
「なんで・・・・。」
「探してる奴がいるんだ。
 そいつを早く探し出したいんだ。」
そういうなり一寿はまた前を向き自転車を漕ぎ出した。

「お、おいっ!」

288:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/26 22:42:08 yigIOSgg
≪嫌の話≫


<E-9 東の住宅街・村役場前>

「大丈夫か?」
果樹園から大分離れたところで宏文が2人に聞いた。
「けがとかないか?」

「奈津美は?」
正臣は奈津美にやさしく聞いた。
「大丈夫・・・・。」
「大丈夫。」
「わかった。」

「それにしてもケントミの奴・・・・。」
「あぁ・・・・。おかしいすぎる。
 いままでクラスメイトだったわいらを・・・・。」
「私・・・もぅこんなの嫌だよ・・・・。」
奈津美がその場にへたり込んだ。

「わいかて嫌や・・・・。
 でもこれが・・・今がわいらに突きつけられた現実や・・・・。」
「信太・・・・。」

「じゃあもうわいは行くで。」
「「えっ・・・?」」
「わいは一人の方が気楽でええからな・・・・・。」

そういうと宏文は歩いていってしまった。

289:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 16:36:51 2ofkdVeM
≪弘城の話≫


<C-7 北東の山>

弘城は1人、山の中を歩いていた。
町の中に隠れるよりは山にいるほうがいいとおもったからだ。
夜の間は山が怖くて南の町の中に居たが
明るくなってから山に入った。


「ふぅ・・・・。」
支給武器のデザートイーグルは大きめの銃だった。
説明書によれば威力はすごい・・・・らしい。


(だ、誰もいないよね・・・・。)
弘城は木の影から周りを見た。
誰もいないことを確認すると
その場にあった切り株に座り込んだ。

「もう・・・こんなのやだなぁ・・・・。」
ビスケットを一袋開けてそのうちの1枚を口に入れた。


290:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 16:47:41 nm3kvOvp
>>289
弘城じゃないんかい!

じゃ直を追いかけている奴って誰?
雪絵ちゃんか?


291:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 16:51:18 2ofkdVeM
◆1番 青沼美保:短刀(50cm程度)
◆2番 赤嶺繭子:折りたたみ式ボウガン
◆3番 今井儀:ブローニング
◆4番 江藤直美:スタンガン
◆5番 笠井美由紀:鉛筆10本 鉛筆削り ノート1冊
◆6番 風見陽子:簡易レーダー
◆7番 嘉代正臣:金属バット
◆8番 北村充宏:デリンジャー
◆9番 木村美紀:防弾チョッキ
◆10番 小堀健介:刺身包丁
◆11番 近藤悦史:イングラムM10サブマシンガン
◆12番 笹岡あかね:ベレッタM84F(サイレンサー付き)
◆13番 下田江里子:鎌
◆14番 榛葉里佳:ワルサーPPK
◇15番 菅俊大:撥(バチ) 
◆16番 鶴本直:ポンプ式ショットガン

292:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 16:52:10 2ofkdVeM
◆17番 長澤一寿:357マグナムリボルバー
◆18番 成迫政則:ベレッタM92F
◆19番 信太宏文:手榴弾3個
◆20番 長谷川賢:アーミーナイフ
◆21番 長谷川奈美:アイスピック
◇22番 馬場恭子:フリスビー(→雪絵)
◆23番 星野雪絵:ウージー九ミリサブマシンガン
            フリスビー(恭子→)
◆24番 本田奈津美:コルト・ガバメント
◇25番 前多平八郎:スミスアンドウエスン(→香織)
◆26番 森田香織:鉈(ナタ)
            スミスアンドウエスン(平八郎→)
◆27番 安原弘城:デザートイーグル
◆28番 山越崇行:煙幕3本 100円ライター
◆29番 山田哲郎:特殊機能付き携帯電話
◆30番 山本健富:コルト・ハイウェイパトロールマン

293:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 16:53:06 2ofkdVeM
≪追撃の話≫


<C-6 北東の山・麓>

直は立ち上がった。
「直・・・・?」
「悪いな・・・。俺はもう行く・・・・。」
「行くって・・・・!」
「ここにいた方が・・・・。」
「いや、これ以上、迷惑はかけられない。」

直は入り口のところで周りを窺った。
「よし・・・・。」
「ほ、ほんとに行っちゃうの?」
「あぁ。
 それと、政則達は絶対に人は殺すなよ。
 じゃあな。」
そう言うと直は行ってしまった。

「直・・・・。」
「直を追いかけてるのって・・・・誰なのかな・・・・。」
江里子が首をかしげた。
「さぁ・・・・。
 誰にしても・・・そいつの心は・・・・。」

294:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 17:08:02 2ofkdVeM
<C-7 北東の山>

未だに周りを窺いながら
直は早歩きで森の中を進んだ。
(いったい誰が・・・・。)

人影に気づいた。
切り株に座っている。
その人物が顔を上げた。

「直・・・・。」
「弘城・・・・。」
弘城の銃に直は目が行った。
(こいつか・・・・?
 でも・・・・・。)

弘城が銃を向けた。
「こ、来ないで!」
「やめろ!俺は撃たない!」
直はショットガンを放り投げ手を上げた。
自分でも危険な行為だとは思った。

「ほ、ほんとに撃たない・・・・?」
「あ、あぁ・・・・。」
弘城が銃を降ろした。

(弘城じゃない・・・・・。)

295:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 17:19:33 2ofkdVeM
「はぁ・・・・。」
「大丈夫か・・・・?」
「うん。まぁ・・・・。
 あっ、銃拾っていいよ。」
「いいのか?」
「うん。」
弘城は満面の笑みでこたえた。

「なんでお前は笑ってられるんだ・・・・?」
直がショットガンを拾いながら聞いた。
「笑ってたほうがいいじゃない。
 たしかに怖いけどさ、『笑う門には福来る』っていうしね。」

"パシュッ"

「!?」
弘城の肩から血が飛んでいた。

直はすぐに周りを見回した。
「誰だっ!!?」

「うっ・・・・・!」
「お、おい大丈夫か!?」
「う、うん・・・・。」
「走れるか?逃げるぞ!」

296:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 17:31:24 2ofkdVeM
「くそっ・・・・!」
直は周りを窺いながら
弘城はできる限り速く走った。

(どこだ・・・・!?)

"パシュッ"

「うあっ!!」
弘城が頭からすべり転んだ。
「お、おいっ!」
直が弘城に駆け寄ると
弘城の左脹脛(フクラハギ)から血が出ていた。

「立てるか?」
「う、うん・・・・。」
直は弘城に肩を貸した。
苦痛に耐えているだろうに弘城は笑顔だった。

"パシュッ"

「うっ・・・・!!」
直の肩に弘城の重みが一気に圧し掛かった。

297:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 17:44:20 2ofkdVeM
直は絶句した。
地面に落ちた弘城の頭から大量の血が噴き出た。

直はすぐに立ち上がるとショットガンを構えた。
「正々堂々と出てこいっ!!!」

10mほど離れた木の影に人影が見えた。

"ドンッ"

轟音とともに木の幹が吹っ飛んだ。
人影は消えていた。

人影のあったところまで来たが誰もいなかった。
「くそっ・・・・!」
直は地面に拳をぶつけた。


弘城の周りに血の水溜りができていた。
脈を調べようと手首を持ったがどこにも見つけられなかった。

(くそっ・・・・くそっ!くそっ!!)
頬に涙が流れた。

なんで・・・なんでこいつが死ななくちゃいけないんだ・・・・。
笑っても福なんか来ないじゃないか・・・・。


27番 安原弘城 脱落
残り26人

298:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/27 18:01:55 XO2iiaDf
 

299:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/28 13:26:54 b2lmF66S
武器銃多くない??もっとはずれがあってもいいと思う。。

300:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/28 14:52:56 shpBFdWi
前作のまとめサイトはパソ用ですか?

301:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/29 18:27:23 IZ+VhRWl
誰が誰かわかんねぇから特徴やあだ名を多用してよ

302:名無しさん@お腹いっぱい。
05/12/29 23:03:20 u6RlTYiD
あの~作者さん

脱落じゃなくて、死亡の方がしっくりくると
思うんだけど・・・。



今からでもいいから変えません?

303:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/01 14:30:21 ryLA9dpr
作者きもっwwうぇw

304:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/01 21:31:17 uaq96D2Y
続きまだー

305:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/03 20:37:38 GNVIQonS
はやく続き書けよ


306:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/03 21:41:17 +JXcDyC0
正月だから作者も忙しいんじゃない?

307:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 10:04:24 J2N1EWFC
作者も正月は忙しいだろうに。気長に待て

308:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 18:00:23 OCynH346
すいません;
年末からずっとアク禁に巻き込まれていて書き込みができませんでした。

すぐにアップします。

309:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 18:01:16 OCynH346
≪走るの話≫


<C-7 北東の山>

もうこれ以上、好きなようにさせるか・・・・。

直は弘城の銃を手に取り立ち上がった。
弘城の銃には地がベットリと付着している。

「誰だか知らないけどな・・・・・俺は、走ることなら誰にも負ける気がしない!」

見えない相手に直はそう叫んだ。

弘城の銃に弾が入ってるのを確認すると
銃口を空に向けた。
「用意・・・・。」

"ドンッ"

銃声が森の中に木魂し、
周りに居た鳥が飛び立ったのと同時に直は走り出した。


自分はいつもジョギングばっかしていて走りなれてる。
相手が誰だか知らないが追いつかれる気がしない。
賢や儀みたいに運動神経がいい奴じゃない限りは・・・・・。

310:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 18:31:50 OCynH346
≪悪夢の話≫


<H-8 南の住宅街>

「繭っ!!」
"ドンッ"
「て、哲ちゃん!?成迫くん!?」
哲郎は虚ろな目で倒れている。
目の前で政則が血塗れになりながら地面に落ちた。


「・・・ゅ・・・まゆ・・・繭!!」
繭子は飛び起きた。
美保が心配そうな顔で見ている。

「大丈夫・・・?魘(ウナ)されてたみたいだけど・・・・。
 それに・・・泣いてるみたい・・・・。」

頬に流れる涙を拭いた。
「嫌な夢・・・・だったから・・・・。」
「きっと疲れてるんだよ。もう少し眠ったら・・・?」
「ううん・・・大丈夫・・・・。」

さっきの夢がずっと頭の中のスクリーンに映し出されていた。

周りはすべて真っ赤・・・・。
血だらけの哲郎や政則・・・・。

311:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 19:30:16 OCynH346
"ピンポーン"
インターホンが鳴った。

「何・・・・?」
美保が窓から外を除いた。
誰かが立っている。
顔がギリギリ見えない。

「誰・・・・?」
「わかんない。でも女子みたいだけど。」
「出てみる・・・?」
「私、行ってみる。」

美保は短刀を握り締めて玄関に向かった。

ドアの除き穴から外を見た。
(雪絵ちゃん・・・・?)

外にいるのは確かに雪絵だ。
不安そうな顔をしている。
「誰か、誰かいるなら入れて!私怖くて!」
「ま、待って!今、開けるから!」
美保は雪絵の声にドアを開けずにはいられなかった。


美保は雪絵を連れて繭子のいるリビングに向かった。

312:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 19:53:15 OCynH346
「美保?誰だったの?」
リビングに入ってきた美保に
夢のことを思い出しながら俯く繭子は聞いた。

「雪絵ちゃんだった。怖がってるし入れてあげたけどいいかな?」
「全然良いよ。」
繭子が顔を上げると確かに美保と雪絵がいる。

だが・・・・雪絵がブレザーのポケットから銃を取り出していた。
「繭、どうかした?」
「美保!危ない!」
「えっ?」
美保が後ろを向くと銃口が目の前にあった。

"ドンッ"

"ガシャンッ"

窓ガラスが割れた。
美保は間一髪でキッチンに逃げ込んだ。
繭子もソファの裏に飛び込んだ。

「ゆ、雪絵ちゃん!なんで!?」
「みんなウザいんだよね。だから殺しちゃおうと思って。」

"ドンッ"

ソファのクッションが綿を飛び散らせた。

313:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 22:09:12 OCynH346
「いつも私をバカにしてる奴らを皆殺すんだ!」
「私は雪絵ちゃんの言葉かにしたこと一度もない!」
「私だって!」

繭子はボウガンに1本、矢をセットした。
もちろん殺すつもりは無い。
いざというときのためだ。

「あんたたちはさ、少しだけ私より顔がいいからって、
 男子からちやほやされて、ウザかったんだよねぇ・・・・・。」

"ドンッ"

食器棚野中の皿が何枚か割れた。
「きゃっ!」

この部屋の出入り口は雪絵の真後ろしかない。
雪絵をどうにかしないと・・・・。

美保は手に掴むもの全てを雪絵に向けて投げつけた。
鍋、ティーカップ、ミカンに人参・・・・。
「あぁ、もう!鬱陶しいねぇ!!」

"ドンッドンッ"

繭子は雪絵が美保の方に気を取られてる間に
ボウガンの狙いを雪絵の右腕に定めた。
「ごめんねっ!」

"パシュッ"

314:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/04 23:18:32 OCynH346
矢は雪絵の右手を掠めて壁に刺さった。
「あれっ・・・・。」

「なにすんだよっ!!」
雪絵はすぐさま繭子のほうに向きを代え銃を向けた。
「ひっ!」
繭子は頭をソファの下に下げた。

"ドンッ"

「どうしよっ・・・・!」
何かないかと美保は周りを見回した。
半開きの棚の中から中華鍋が見えていた。

これだ!
美保はすぐに中華なべを引っ掴み立ち上がった。
リビングにすぐ出て行くと雪絵に向かって中華鍋を振った。
「ごめん、ねっ!!」

"ガンッ"


「だ、大丈夫・・・?死んでない?」
繭子が床の上で気絶している雪絵を見ながら言った。
「うん・・・大丈夫っぽい・・・・。瘤が出来てるけど・・・・。」
「と、とにかく早くここ離れようよ・・・・。」
「うん・・・・・。」

美保と繭子は荷物をまとめるとすぐに外に出た。

315:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/06 13:12:35 oPKXLmMT
≪疑問の話≫


<D-4 北西の住宅街>

「ふぅ・・・・。」
直は住宅街の真ん中でやっと走る足を止めた。

どうだ。
これだけ走ればいくらなんでも付いて来れまい。
そう思って今来た道を振り返った。

誰も居る気配はない。


誰が何のために自分を追いかけてるのか。
しかも自分を殺すわけでもなく、
一緒にいた俊大や弘城を・・・・・。


「俺と一緒にいる奴を殺してる・・・・?」

でもなんで・・・・。

316:あぼーん
あぼーん
あぼーん

317:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/06 13:53:43 ylhE/KZT
>>316
だから何?

318:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/06 23:26:03 oPKXLmMT
≪自殺の話≫


<C-6 北東の山・麓>

「はぁ・・・・。」
儀は大きな岩の上に座って溜息を吐いた。
朝の放送のあとからずっと。

もう3人も死人が出ている。
あの担任の手中にはまって・・・・。


いっそのこと自殺してしまおうか。
銃だってあるんだし。

優しかった先生の思い出をこれ以上、汚したくはない。
これ以上、死人出が出る前に済ませたい・・・・。


制服のポケットから兄との2ショット写真を取り出した。
兄も自分も満面の笑みだ。

「兄ちゃん・・・・ごめん・・・・。
 先に逝くよ・・・・。」

写真をポケットに戻し
銃を自分に向けるように持った。

銃口を咥えた。

319:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/07 21:05:10 GT0xHK83
「だめっ!!」
急に聞こえた声に驚き
銃口を口から放した。

振り向くと木々の間からあかねが出てくるところだった。
「あかね・・・・。」
「そんなことしちゃ、だめっ・・・・!」
そういいながら儀の銃を掴んだ。


「なんで自殺なんか・・・・。」
「もう嫌だ。こんなの・・・・。」
儀は俯いた。
「先生が・・・・あんなに優しかった先生が・・・・俺たちを・・・・。」

「でも・・・・死んじゃだめだよ・・・・。
 儀が死んじゃったら・・・ノブタ達、悲しむよ・・・・。」
「・・・・。」

そうか・・・・。
俺は、自分のことしか考えてなかったのか。
ノブタや政則、一寿達のこと考えてなかったかもな・・・・。

「お前は悲しくないのか・・・・?」
「えっ?」
「平八。お前らの親友だったんだろ?」

320:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/07 21:33:39 GT0xHK83
「うん・・・・。死んだって聞いたときは、ずっと泣いた・・・・。
 ずっと死にたいって考えた・・・・。
 でも・・・・だから、私は平八の分も生きたいって思った・・・・。」
「・・・・・。」

「ねぇ、私、賢ちゃんや直、探してるんだけど、
 どこかで見なかった?」
あかねが急に話を変えた。
「いや、見てない・・・・。」
「そう・・・・。」

儀は顔を上げてあかねを見た。
「探しにいくのか?」
「うん。そのつもり。」
「よし・・・・。」

ゆっくり立ち上がった。
「俺も行く。」
「えっ・・・?」
「女子が一人じゃいくらなんでも危険だろ?」
「ふふっ。」
あかねが儀を見て笑った。

「じゃあお願いしようかな。」

321:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/09 23:03:39 BIvmAtbi
≪2回目の放送≫


"プツッ"
島中のスピーカーのスイッチが入れられた。


<H-6 南の住宅街>
「・・・・!」
眠っていた美由紀は
スイッチの音に反応しすぐに飛び起きた。


"皆、元気してるかぁ~?もう1日目も正午だぞぉ~!
 いつものことだからしょうがないけどやっぱり
 皆、友達を殺すのをすこしためらってるのかなぁ?
 今回は残念なことに一人しか死んでないんだぁ~・・・・。"

<C-6 北東の山・麓>
「くそっ・・・・・。」
儀は担任の声にすこし不快な顔をした。
「儀・・・・。」

"う~ん、じゃあ死亡者の発表するぞぉ?
 心の準備はいいなぁ?

 はぁ~い!27番!安原弘城~!
 あの笑顔が見られなくなるなんて悲しいなぁ~・・・・。"

322:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/09 23:13:50 BIvmAtbi
<I-2 砂浜>

「「えっ!!?」」
崇行も哲郎も担任の声が聞こえる方を振り返った。
「う・・・うそ・・・!ひ、弘城が・・・・?」
崇行は唖然とした。


"ん~。じゃあ次は禁止エリアだな。
 今回からは3ヶ所ずつ増えてくからなぁ~?
 覚悟しとけ~。じゃあ発表するぞ~。

 まずは・・・C-6!
 そして・・・D-1!
 それからB-10だ!

 さぁ、2回も言わないからなぁ?

 よしっ!みんなちゃんと頑張って優勝狙ってくれよ~?
 じゃ、次の放送は18時だ!
 じゃあなぁ~。"

"プツッ"

<C-6 北東の山・麓>
「政則・・・!」
「うん・・・。早く移動しよう・・・・。」
政則と江里子は手早く荷物をまとめ始めた。

323:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/10 19:18:22 mhfaWMKA
バトルロワイアルパロディ企画スレ交流雑談所39
スレリンク(entrance板)

いろんなロワスレあるから良かったら参加してみてね

324:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/12 22:36:20 e+KVs3k7
≪足の血の話≫


<G-8 道路>

「さっさと歩けよ!!」
健富は後ろをノロノロと歩く直美に怒鳴った。

「ご、ごめん・・・・。」
直美は小走りで健富に追いついた。
だが追いついても追いついてもすぐに距離が開いた。

「あぁっ!!くそっ!ノロノロ歩いてんじゃねぇよ!!」
健富は立ち止まって振り返った。
「ごめんなさい・・・・。でも足が・・・」
「もうここで休むぞっ!」

そう言うと健富は道路の端に堂々と寝転んだ。
「飯っ!はやくしろ!」
「ちょ、ちょっと待って・・・・。」
直美が右靴を脱ぐと靴下の親指の辺りが血に染まっていた。


「どうしたっ!?早くしろよっ!!」
「う、うん・・・・。」


325:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/15 20:55:39 s6SMgO2C
作者殿。
そろそろ続きをお願いします。


326:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/15 22:04:51 afsf/Xz4
「直美!?」

「えっ・・・・?」
自分の名前が呼ばれ直美は顔を上げた。

道路の向こうの方に自転車に跨る一寿の姿が見えた。
「長澤・・・君・・・・。」


一寿はいつもクラスで自分に優しい。
重い荷物を持ってくれることもあったし、
美紀達にいじめられて引き篭もったときも励ましてくれた。

「なんだ・・・!?」
健富が上半身を起こして反応した。

「や、やっと・・・見つけた・・・・!」
息を切らしながら一寿は近づいてきた。

「だ、大丈夫か・・・・?」
一寿は自転車を放り捨て駆け寄ってきた。
「う、うん・・・・。」
「おい!おれは無視か!?」

327:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/15 22:16:33 dIac2KxE
 

328:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/18 20:31:00 h1K+yBEO
もう1週間放置………作者さんなるべく早く帰って来てね

329:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/18 22:10:07 rqCsb70b
作者も、だんだん面倒臭くなってきたんだろーよ。
前作だけで終了しとけばよかったのにw

330:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/20 16:57:07 JvVcIpe0
>>329
こんなことを言われているぞ!!
何か言い返してやれ作者!

331:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/20 20:44:50 RdKKlpEO
>>330
関係ないヤシが釣られるとるw

332:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/20 23:05:04 RZGqqJFe
作者は死にました

333:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/21 08:56:55 qsh8CmS/
しょうがないので物語は割愛して俺が結末だけ書きます。

「く・・・」
直はその場に倒れこんだ。
カッシーの放った銃は直の右肩をかすめた
「おまえは奈津美を殺した。だから俺はおまえを殺す。敵討ちだ」
カッシーは直に銃口を向けた
「あれは事故だったんだ・・・俺は奈津美を殺すつもりはなかったんだ・・・」
「そんなことは関係ない。俺はお前を殺さなきゃ気が済まねぇ。」
「じゃあな、直」
「カッシー・・・くそ・・・」
カッシーの放った一発は直の頭部を貫いた。
直はその場に倒れこみ息絶えた。
「奈津美、仇はとったぜ・・・」
ズドン!!!
「!?」
何者かが放った一発はカッシーの頭部を貫いた。
カッシーは即死だった
カッシーを撃ったのは香織だった
「わたし・・・優勝したんだ・・・でも・・・・・・」
壮絶な戦いの幕は閉じた・・・いろいろな生徒の想いを染み込ませた争い・・・
優勝者は「森田 香織」

334:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/21 15:34:19 GZBzjUHv
作者よ、PCの調子が悪いなんて嘘はもう通じんぞ!
とっとと書け!

335:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/21 20:58:40 d/CzSVv5
「おい、足大丈夫かよ・・・・。」
血に染まった直美の足を見た。
「だ、大丈夫・・・・。」
「何があったんだ・・・?」

靴下を脱がした。
「靴擦れだな・・・。ひでぇ・・・。」
「そんなのいいからよ、早く飯にしてくれねぇ?」
健富が口を挟んだ。
「んなのどうでもいい!!そこのバッグ取れ!」


「痛いか・・・?」
直美は応急処置をした足に軽く力を入れた。
「ううん・・・。全然・・・・。」
「よしっ!それなら大丈夫だな!」
「うん・・・・。アリガト・・・。」

「飯にするぞ!」
「あ?」
一寿は健富にビスケットを一袋投げた。

「これだけかよ・・・・。」
そういいながら健富はビスケットを口に放り込んだ。

336:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/21 21:51:55 d/CzSVv5
≪包丁の話≫


<H-6 南の住宅街>

「4人・・・・。」
美由紀はバッグに入っていた名簿の
死んだクラスメイトの欄にチェックをした。

「平八にスガッチ・・・母さん、弘城・・・か・・・・。」

まだたったの4人・・・。
やっぱり、私も誰か殺したほうが良いかな・・・。
そうしないとゲームが進まない・・・・。
もっと、もっと早く終わらせたい・・・・。

民家の中から殺傷能力のありそうなものをありったけ集めた。

「やっぱり包丁かな・・・・。」
出刃包丁を握り締めた。


「じゃ、そろそろ出発しようかな・・・・。」
包丁を胸ポケットに入れ、荷物をまとめ立ち上がった。

337:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/22 01:01:31 95P9eC37
作者よ、その調子だ!
もっとバンバン書いてくれ!

338:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/22 15:44:41 Brns96ug
おもしろくない!おわれおわれ

339:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/23 21:58:58 uC6f9H90
面白いよ。続きよろしく

340:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/23 22:15:58 NPmjmyFy
はよ書けや!!!!!

341:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/24 01:40:36 0fP0L6Bt
書くヒマが無いんだったらせめて
「時間がなくて書く余裕がない、ごめん!」

ぐらいの謝りのレスを・・・。

342:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/24 20:01:40 WXojpXiK
作者さんよ。
もう白旗あげたらどない?


343:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/24 22:08:29 RGHklJO5
まぁ、気長に待とうや。

344:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/25 00:22:46 V6gGNK5B
>>343
そうやって甘やかすのがダメなんだって!

気長に待たせ杉なんだよなー、この作者さんはw

345:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/26 18:03:33 x2WRvoRb
責任もてよ。てかつまんないから削除ってのはどう?

346:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/26 20:27:15 CHmfYMIy
こんだけブーブー言われたら誰だって書く気無くす罠w


347:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/26 23:02:20 hhvA0AMW
≪鼻歌の話≫


<I-6 南の住宅街・公園>

寝息を立てる香織の横で里佳は溜息を吐いた。


平八郎を殺したのは香織で間違いない。
親友は人殺し・・・・。
でもどうして香織は平八郎を殺したの・・・?

平八郎が香織を殺そうとしたんだ!間違いない!
でも平八郎はそんなことはしない・・・・。


そう一晩中、自問自答を続けていた。

「香織・・・・なんで殺しちゃったの・・・・?」
香織の髪を撫でた。


「フフフー・・・・・。」

「?」
どこかから鼻歌が聞こえる。
聞き覚えのあるような鼻歌。

348:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/26 23:28:24 hhvA0AMW
「フンフフフーン・・・・・。」
嫌な寒気を感じた。

公園の入り口に美由紀が立っている。
鼻歌は美由紀が奏でている。

「か、香織・・・・。」
横で寝ている香織の肩を揺らした。
その間にも美由紀は一歩ずつゆっくりと近づいてきている。


ものすごい恐怖が背中に圧し掛かっていた。
その重さはものすごい。
逃げようにも逃げられない・・・・。

「香織!起きて!」
「んっ・・・・。」
香織は眉間にしわを寄せて目覚めるのを拒んだ。


「シンバ・・・・。」
「み、美由紀・・・・。」
美由紀の唇の端がゆっくり吊りあがった。


「香織!!」
美由紀から目を逸らさず、
いや逸らせず香織を起こした。

349:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/27 20:20:04 pa6lRskb
また待たせる気かよw


350:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/28 06:54:59 +ieOhh2A
続きマダー

351:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/28 11:19:16 oKPT4Deu
「シンバ・・・・?」
香織が目を開けたときにはもう遅かった。


「起きた?ま、もう遅いけどね。」
美由紀が香織の顔をチラッと見た。
「シ、シンバ・・・!?」

里佳の腹部には包丁が突き刺さっていて
制服は血に染まっていた。
「シンバ!!」
「香・・・織・・・・。早く・・・・。」

「あんたは少し、黙ってて!」
美由紀が包丁を思い切り抜いた。
「うっ・・・!!」
「次はあんたの番。」


「ご、ごめんね、シンバ!!」
香織は立ち上がると即座にその場から逃げた。
「もう、面倒なんだから・・・・・。」
美由紀は頭を掻いてから香織の後を追った。

352:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/28 16:17:15 oKPT4Deu
香織は美由紀から逃げれただろうか。
それとも捕まって・・・・。

ヤバイ・・・。
だんだん眠くなってきた・・・・。
刺されたところはものすごく痛いのに。


"ザッザッ"
誰かの足音が聞こえる。
走ってる・・・・。


「シ、シンバ!?」
誰かに抱き上げられた。
よく聞き覚えのある声・・・・。

「美、紀・・・・。」
「どうしたのよ!大丈夫!?」
「だ、だめかも・・・・。」
里佳は力なく笑った。

「それより・・・香織が危ないの・・・・。」
「か、香織が・・・?いま、どこに居るの?」
「美由紀に・・・追われてる・・・・。」

353:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/28 16:28:10 oKPT4Deu
「こ、これも美由紀がやったの!?」
美紀は里佳の腹部を見て言った。
里佳は首を縦に振った。

「私は・・・もう、だめだから・・・・
 香織を助けて・・・・。あっちの方に行った・・・・。」
右手の人差し指を香織達の姿を消した方に向けた。
「シンバ・・・・。」
「私はいいから・・・・。」
里佳の瞼はそのまま閉じた。

「シ、シンバ!?シンバ!」
いくら揺さぶっても何も起こらなかった。

"ゴトッ"
里佳の制服のポケットから銃が音を立てて落ちた。

「うん・・・。」
美紀は里佳に頷くとそっと地面の上に寝かせた。

里佳の銃を握り締め立ち上がった。


14番 榛葉里佳 死亡
残り25人

354:名無しさん@お腹いっぱい。
06/01/30 21:40:11 hBmBuKqy
≪吐き気の話≫


<D-4 北西の住宅街>

充宏は住宅街をひとり歩いていた。
「誰かいないわけ・・・・?」

今の今まで誰にも会いわしなかった。
だがここまで来る途中の山の中で弘城を見た。


弘城の周りには夥しい量の赤い水溜りが出来ていたし、
頭からは見たこともないグロテスクなものまで出ていた。
弘城の遺体を見て何度、吐いたことか・・・・。

あんなものはもう見たくもない・・・・。


思い出すたびにまだ吐き気がした。
「・・・・・。」
立ち止まって地面を見た。


「充宏・・・・?」
「!?」

355:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/03 00:04:25 5ohgawXW

           _∧_
         /     \      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /   `  ´   ヽ   <   無問題~
       / |● _ ● | |n    \________
       |  |   人    |//
       |  |\____/ /|
       |つ/ \  /  /ヽ
   __ノつ/    `´   |⊂ヽ__
 <  /  彡ノヽ_      ノ|   ヽ  >
<____ ノ Д ̄ ̄ ̄Д ヽ____>


356:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/04 11:28:31 rXTxk6Wu
続きまってます

357:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/04 16:06:03 fShSDrdn
散々待たせてんだから
もっといっぱい書いてくれよ!


358:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/04 18:14:15 lzn7fJkX
「主任・・・・。」
充宏は期待していた人物とは違うことに溜息を吐いた。

「あんた、私になんで話しかけたのよ。」
「あぁ、いや、ただ単に・・・・不注意・・・・。」
「何よそれ・・・・。」

「充宏は誰か探してるのか?」
「なんで?」
「さっき俺を見てから溜息吐いたし・・・・。」
「まぁ、いろいろとね・・・・。」


2人は民家の塀にもたれて込んだ。
充宏が黄桃の缶詰を開けた。

「これからどうすんの・・・・?」
「さぁ・・・・。陽子を探すぐらいかな・・・・。」
「あっそ・・・・。」

悦史は黄桃を一口かじった。

359:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/08 02:41:55 tUOXYOA5
いいかげんにギブ宣言しろ!

360:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/08 19:52:28 WbMll1+B
まぁ、まってやれよ
直を追いかけてた奴が分かるまでさ!

361:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/08 22:54:36 VSNWAGV5
ぶっちゃけ言うと、このバトルロワイヤルってテンポが非常に悪いんだよな・・・。


まず普通こんな状況に追い込まれてさ、生徒のほとんどが平常心保ってるって実際ありえないよ。

前作の哲史が言ってた「絶対に生き残る!全員殺してやる!」とか、智美の「一緒に死んじゃお・・・。」
みたいな気持ちになるのが普通だろうし、

仮に平常心保ってたとしても、恐らく自分を守ることに必死で他人のことなんか気にしている余裕はないと思う。
(誰々を探すとか無いでしょう・・・)

そういうことから考えると1番始めのバトロワがテンポもよかったし、一番リアリティがあったと思う。



今のバトロワはリアリティが無さすぎる・・・。


362:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/09 00:03:37 anTdnP/i
早く続き書いとくれ~

363:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/09 20:43:30 5Os4h5Xu
>>361=1番始めのバトロワの作者

364:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/10 16:30:57 1KiBSwqj
はやく書 け 回手管チャイ

365:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/10 21:51:50 lcGN/ect
361が続き書けや

366:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/11 16:33:52 uoVFhjP8
≪親友の話≫


<G-5 道路>

「あかねも直も居れば良いんだけどね・・・・。」
「あぁ・・・・。」
賢と奈美は南の住宅街に向かって
並木の道路をまっすぐ歩いていた。


「この島から抜け出す方法とかあるのかな・・・・。」
歩きながら奈美が聞いた。
「さぁね。でも軍が管理してるんだ。
 逃げる隙なんて1mmも無いと思う。」
「そっか・・・・。
 賢が言うならそうなんだろうね・・・・。」
奈美は少しうつむいた。


「あっ、見えてきた見えてきた。」
奈美が顔を上げて指差した。
木々の並びが住宅に変わっている。
「とりあえず気を取り直してあかね達でも探そっか。」

2人は南の住宅地に足をすすめた。

367:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/11 16:54:04 uoVFhjP8
<G-6 南の住宅街・入り口>

「「!?」」
足を踏み入れた瞬間、
100mほど先の方で誰かが倒れ道を塞いでいるのに嫌でも気づいた。
顔は見えない。周りは黒ずんだ血が飛び散っている。

「だ、だれ!?」
奈美は恐怖で賢の後ろに隠れた。
「・・・・・。」
賢もただただ足が震えるしかなかった。

だが誰かを確かめなくちゃいけないし
住宅街に入るならこの道を行かなくてはならない。
賢は奈美をその場に残し恐る恐る近づいた。

「うっ・・・・!」
誰かの首には斬られた痕がある。どう見ても死んでるだろう。
周囲の血はもう固まっている。


「ね、ねぇ!誰なの、それ!」
「待って。」
賢は死体の顔を覗き込んだ。

死体の顔は血みどろの平八郎の顔だった。

368:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/11 17:00:57 uoVFhjP8
「っ・・・・!」
親友の亡骸に驚き尻餅をついた。

「け、賢・・・・!?」
様子がおかしいのを感じ取った奈美が駆け寄った。
「ちょっと、大丈夫?」
賢は顔が青ざめている。

「へ、平八・・・・・!」
「えっ・・・・?」
奈美は死体の正体に感づいた。

そばに死体の主の物らしいバッグが落ちている。
奈美は毛布を取り出すと死体に毛布をかけた。
そして賢に肩を貸しその場から離れた。


「大丈夫・・・・?」
「・・・・・・・。」
賢は口を半開きにしたまま首を縦に振った。
どう見ても大丈夫そうには見えない。

369:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/11 17:14:13 uoVFhjP8
≪銃の話≫


<F-9 東の住宅街>

「3時・・・・・。」
一寿が腕時計を見た。

一寿、直美、健富は小さい公園で休んでいた。

健富からすればここで正臣達を撃ったことに気が気ではなかった。
周りは自分の撃った銃の銃痕だらけ・・・・・。
だが自分の銃は今は行方知れず。


「直美、眠たきゃ寝ても良いぞ。」
「わ、私は・・・大丈夫・・・・・。」
直美がさっきから首を傾けているのに一寿は気づいていた。

「でも疲れてんだろ?」
「う、うん・・・・・。」
「なら眠った方が良いって。俺達が見張っといてやるから。」
「俺もかよ・・・・。」
健富が口を挟んだ。
「当たり前だろ。とにかく眠れよ。な。」
「う、うん・・・・。」

もう眠たさも限界・・・・。
直美はバッグから毛布を出した。

370:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/11 17:21:49 uoVFhjP8
制服のブレザーがやけに重たくて脱いだ。
下にはカーディガンを羽織っているし寒くはない。

ベンチの上にブレザーを枕にして横になった。

何か忘れてるような・・・・。
ブレザーの中に何かを入れて・・・・・。それで・・・・。
睡魔が極限にきている中で頭が回らなかった。
そして目を瞑った。

"ゴトッ"

何か重たいものが地面に落ちる音が聞こえた。
ハッと思い出し直美は飛び起きた。

「お、おい直美これ・・・・。」
一寿が銃を拾おうとした。
「待てっ!!!」
いきなり健富が叫んだ。

「それは俺の銃だ!!」
地面の上の銃に飛び付く様にケントミは銃を奪った。
「た、確かにこれは俺の銃だ・・・・!」


371:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/12 03:58:57 xM3Wg07K
>>366-370
作者久しぶり!

372:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/12 17:05:12 FG0cbkPD
健富が直美に銃を向けた。
「お前か・・・・あのとき俺を殴ったのは!!」

すかさず一寿も自分の銃を健富に向けた。
「銃を降ろせ!」

「わ、私は殴ってなんかない・・・・!
 ただ拾っただけ・・・・」
「嘘を吐くな!俺を殴っといてよくも!!」
「降ろせっ!!」

"ドンッ"

銃声とともに健富のバッグが飛んだ。
「ほんとに殺意があるなら・・・・次はお前を撃つぞ!」
「くっ・・・・!」

健富は銃をゆっくり降ろした。
「分かったよ・・・・・。」
「わかったなら早くどこか行け!!」

373:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/12 23:36:53 FG0cbkPD
そのまま健富はバッグを持って公園を出て行った。

「な、長澤君・・・・私・・・・ほんとに何もしてない・・・・!」
「・・・・・。」
「あの銃だって拾っただけなの!」

「わかってるよ・・・・・。」
「えっ・・・・」
「直美は人を殴るなんてことしないだろ?」
一寿は優しく直美の髪を撫でた。

「臆病とかって言ってんじゃないぜ?
 直美は人一倍優しいからさ・・・・・。」
「う、うん・・・・。」
直美は顔が熱くなるのを感じながら頷いた。

「さ、今度こそちゃんと寝ようぜ。
 と言いたいとこだけど・・・・ここじゃ危険だろ。
 どこか家の中に入ろう・・・・・。」
「うん・・・・。」

「安心しろよ。ちゃんと俺が守ってやるからさ。」
一寿は微笑んでそう言った。

374:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/13 22:11:44 521YFDTW
≪顔色の話≫


<F-8 果樹園・倉庫>

「ねぇ、繭・・・・聞いて良い?」
美保が繭子に聞いた。

2人は果樹園の倉庫に身を潜めていた。
扉の前の土に足跡がたくさんあるのを見ると
ここで何かがあったに違いないと思えた。

「何?」
「さっき・・・・嫌な夢見たって・・・・。」
「あぁ、うん・・・・。ほんとに嫌な夢・・・・・。」
「どんな・・・・?」
美保は繭子の顔色を伺いながら言った。

「成迫くんと、哲っちゃんが・・・・死んじゃうの・・・・。
 2人とも血だらけで・・・・私を守るために・・・・・。」

繭子の顔色は話してるうちにどんどんと青ざめていった。

「そう・・・・。ごめんね・・・・。」
「いいよ、別に謝らなくても・・・・。」

375:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/14 16:14:45 43FVPWJk
 

376:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/18 21:57:58 4RS1Cxjd
休みの日ぐらい続き書けよ!

377:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/21 17:49:29 vJPLsuC0
また音信不通か。

今度来るのはいつになるんだ?
作者・・・。

378:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/22 14:13:03 PRhhG4sO
はよ続き書けや!!!

379:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 12:30:26 qQDriwIj
≪殺意の話≫


<G-4 南の山・麓>

「山登りねぇ・・・・・。」
美由紀は山を見上げてつぶやいた。

あれからどれくらいかは分からないが
長い間、香織を追い続けていた。
だが山の麓の森の中に入ってから香織の姿を見失った。


私が人殺しということを誰かに話されたらまずい・・・・。

警戒されては殺しにくくなる。


"ガサッ"
「・・・・・。」

木々を掻き分ける音と話し声が聞こえた。
香織?
でも1人じゃない・・・・。
なんにしても殺さなくちゃ・・・・・。

380:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 12:45:20 qQDriwIj
<G-4 南の山・麓>

「だから、俺が皆を殺して・・・・!」
「そんなのいやよ!」
「わかってくれよ・・・・・。」

正臣は奈津美に自分のやろうとしていることを話した。
皆を殺した後に自分が自殺する。
そうすれば奈津美が優勝・・・・。

だが奈津美がそんな考えを許してくれるわけが無かった。


「カッシーが死ぬなら私も死ぬ!」
涙目で奈津美は正臣に抱きついた。
「だけど・・・お前を死なせたくないんだよ!」
「私だってカッシーに死んで欲しくないの・・・・!」
「いい加減にしろよ!!」

「・・・・カッシーのバカ!!」
奈津美は正臣から離れ1人走り出した。

「お、おい!」

381:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 19:16:49 2/NQQm3F
>>376-378

382:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 20:34:54 qQDriwIj
カッシーのバカ!バカ!バカ!

奈津美は涙を流しながら走った。
自分の意見を聞いてくれない。
勝手に1人で話を進めて・・・・。


「喧嘩・・・・?」
「えっ・・・・。」

声のした方に振り向くと振り向くと
たった今、通り過ぎた木の陰から美由紀が出てくるところだった。
手元には包丁がチラついてる。

「私も喧嘩できる彼氏が欲しいなぁ・・・・。」
「・・・・。」

美由紀は一歩一歩ゆっくり歩み寄ってくる。

怖い・・・・。
逃げたい・・・・。
なのに脚が全然動かない。
声が出ない。

「奈津美!早く逃げろ!!」

383:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 20:46:40 qQDriwIj
正臣の声で我に還り後ろを振り向いた。

早く逃げなくちゃ・・・!
美由紀は私を殺す気満々だ・・・・。

「逃がすわけ無いでしょ。」

"ドスッ"

「うっ・・・・。」
鈍い音とともに背中に走った激痛で
奈津美はその場に倒れた。

「な、奈津美!!」
正臣は奈津美のところまで走った。
距離は10mもない。

その間にも美由紀は奈津美の背中から包丁を抜いていた。
「ふふふ・・・・。」

384:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/23 20:55:03 qQDriwIj
「この野郎!!」
自分の支給武器の金属バットを
美由紀目掛けて振り上げた。

美由紀は軽い身のこなしでバットを避けると
包丁で正臣の左腕を切った。

「くそっ・・・!」
一瞬、正臣が怯んだ隙に美由紀は駆け出した。


「な、奈津美・・・・?」
血まみれの左腕を庇いながら
彼女の倒れているところへ行った。

「奈津美・・・・!」
声をかけても何も返事をしない。
虚ろに開いている目に何の反応も無かった。


「おい!起きろよ・・・!
 お、お前が死んだら・・・俺、どうすれば良いんだよ!!」

385:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/25 05:50:58 SzuFtYDG
コンビ
男①今井儀&女⑦笹岡あかね
男⑦長澤一寿&女③江藤直美
男⑧成迫政則&女⑧下田江里子
男⑩長谷川賢&女⑪長谷川奈美

男③北村充宏&男⑤近藤悦史
男⑬山越崇行&男⑭山田哲郎
女①青沼美保&女②赤嶺繭子

単独
②嘉代正臣
④小堀健介
⑨信太宏文
⑮山本健富

④笠井美由紀
⑤風見陽子
⑥木村美紀
⑩鶴本直
⑬星野雪絵
⑮森田香織

死亡
⑥菅俊大
⑪前多平八郎
⑫安原弘城

⑨榛葉里佳
⑫馬場恭子
⑭本田奈津美

386:名無しさん@お腹いっぱい。
06/02/27 15:33:37 4zKyCoBL
《守るよの話》


儀とあかねは道なき道で休んでいた。

『賢…。』

あかねは呟いた。

『みんなどうしてるのかな。もう何も信じれない…』
儀はカバンの中からビスケットを出してあかねに一枚渡して、

『大丈夫だよ、俺が必ず賢の所に行くまであかねを守よ!とにかく次の放送まで休もうぜ。』

『…うん』

二人は三十分ずつ交替で眠ることにした。

387:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/04 21:15:18 Xhho6Yjg
奈津美の体はみるみるうちに冷たくなっていった。

いつも一緒にいたのに
毎日、一緒に学校に行って、学校から帰って
時々デートもして・・・・・。
彼女を愛する気持ちなら誰にも負けない自信があったのに・・・・。


「なんで・・・・なんで・・・・。」
何で人はこんなにあっさり死んでしまうのだろう・・・。
さっきの喧嘩もまだ謝ってないのに・・・・。


何かが切れるような音が周りに響いた。
悪魔のささやきが耳元で聞こえた。

もうどうにでもなれ・・・・。
「全員・・・やってやる・・・・!」


涙を拭い奈津美の銃を握り締めた。

388:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/09 23:15:21 p4QwFS09
≪レーダーの話≫


<B-4 北西の住宅街・民家>

ソファに座って地図を見た。
簡易レーダーによるとこの周辺に人はいない。


人を殺したくないけど死にたくもない・・・・。
だからとことん隠れきる・・・・。

陽子はそう考えていた。
「これさえあれば・・・・。」

このレーダーがあれば隠れきることが出来るだろう。
けど、最後の2人まで生き残るとしたら・・・・。
相手と戦わなくちゃいけない・・・・。


説明書にある言葉を見つけた。
「ある人物の持つ携帯電話はレーダーに映りません・・・・・。」

389:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/12 16:06:12 0CCHw5Hc
きたいあげ

390:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/16 22:44:05 gLAndb1d
続きマダー

391:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/17 08:18:55 qu5wET8x
うわああ!早く早く続きを早くう!
作者タンにお願いします!

392:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/17 17:58:09 PzbEHfeo
さとめぐ・・・。

393:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/18 19:22:32 Cruk8LlC
作者は死にマスタ

394:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/20 11:24:09 +ECK8YwJ
優勝者は建富だろ

395:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/21 08:59:48 T62dTmgT
ケントミあげ

396:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/22 08:49:45 PQmaIZNr
作者、本当に死んだんじゃねw?

397:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/22 23:10:44 TX0ca1+U
WBCも終わった事だし
そろそろ続き書いてくれんかね
どーせヒマなんでしょw

398:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/24 14:02:41 zvcsBuT1
お前、作者失格だな。

399:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/24 22:29:47 uXiP1Enj
作者戻ってこーい!

400:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/25 11:05:54 J+U+XCq1
400

401:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/26 04:03:23 J4eDDNIl
うは、まだだったんだ。
作者どこ?ちょっと心配です。

402:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/26 09:52:45 1ztSo6zr
おおーい作者ー

403:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/26 21:57:14 R+UwpqAL
FF12でもやってんだろw
さっさとクリアして続き書いてくれよ

404:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/27 22:29:10 89uJghSW
お前らファンだな

405:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/28 09:11:57 7q+v9T7p
URLリンク(gazo03.chbox.jp)

406:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/28 15:00:40 XkKyT1rm
>>404
いいえ、ただの荒らしでつ。

407:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/28 19:27:10 rK1xXtYm
お前見たいのがいればそれは
作者も書く気なくすわww

408:名無しさん@お腹いっぱい。
06/03/28 20:34:28 XkKyT1rm
はじめから書くペース遅かったじゃん、この作者はw


409:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/04 00:58:26 He0bbJpP
マジで続きを書く気ゼロだな作者w

410:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/04 14:24:24 lbgibeo7
よし、じゃぁ、俺が続きを書くか!
って言ったらブーイング浴びそう・・・。

411:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/04 15:35:19 ZpTLi4HI
>>410
一応書いてみて。

412:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/04 21:13:54 NfKeSnik
>>388からもうどれだけ音沙汰なしだ?

413:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/05 22:24:14 uFMJPS5w
そろそろ音信不通になって1ヶ月近くになるね

414:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/05 23:55:11 bIzN1Y67
雪絵ちゃんと健富の活躍マダーw

415:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/09 22:01:28 svHoGfku
≪覚悟の話≫



<C-2 郵便局>


「はい。」
政則は事務所の冷蔵庫から水を出して、江里子に渡した。
「あ、ありがと。」


水を一口飲むと江里子は口を開いた。
「もう、4人は死んでるんだよね・・・。」
「そうなるね・・・・。」
「もう、スガッチ達には会えないんだよね・・・・。」
「うん・・・・。」
江里子はうつむいた。

「怖い・・・・?」
「うん。でも・・・・。」
「でも?」

「でも、皆を殺した奴がいるってことは、
 もちろんそいつはクラスメイトだけど、
 そいつと、殺し合いしなくちゃいけない・・・・。」
「・・・・。」

416:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/09 22:30:28 svHoGfku
「そいつを・・・・
 クラスメイトを殺す覚悟を決めなきゃいけないんだよね。」
そう言いながら鎌を手に取った。
その手はかすかに震えている。


政則は目を瞑った。

父が人を殺す場面・・・・。
姉の青白い顔・・・・。
土砂降りの雨・・・・。


「人を殺しちゃいけない・・・・。」
「えっ・・・・?」
「人を殺す怖さは少しは分かってるつもりだから・・・・。」
「ご、ごめん!」
話している相手が政則だと気づいてすぐに謝った。

「いや・・・・。」

政則は窓から外を見た。
「人を殺すのは・・・・僕がやる・・・・。」

その声は江里子には聞こえていなかった。
窓の外の日は沈み始めている。

417:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/11 01:02:56 uxzpLM6k
祝!!作者復活あげ

418:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/16 20:06:25 LDXfC0zi
皿仕上げ

419:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/17 11:47:53 5S39u4+4
あげ

420:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 04:57:16 hwoWoh3U
イナバウアーゲ

421:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 18:05:12 U1Amte4X
hage

422:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 12:49:04 z3+IBwAg
作者どころか荒しすら来なくなったなw

423:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 17:04:46 s0fAJUxF
>>422
そろそろ違う人にバトンタッチした方が
いいんじゃないの?

誰か居ないかな?
続き描きたいって奴・・・。

424:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/10 11:35:33 22LBzOy8
>>423
必ず酷評する奴がいるから
誰も続きを書こうって気にならんのだろうよ
作者が書きたくなくなった気持ちもわかる
でも作者には
書きたくなくなった理由を一言言ってほしかったが…。

425:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/10 13:11:20 fRM15ray
>>424












ネタ切れ
あきた
めんどくなった

426:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/10 18:57:09 RbaqukUs
>>425
.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: もうダメだ、このスレ・・・。
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄


427:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/11 00:45:23 mmWXhLCz
>>425

おい!作者
結局最後は
誰を優勝者にするつもりだったんだ!?

最後にそれだけでも言え

428:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/12 11:19:40 JfNiM67g
>>427
全員あぽーん

429:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/14 10:53:58 17liZgM8
死ねば?

430:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/14 12:21:37 YA2UUtL3
お前がな

431:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/20 03:31:08 T910twgY
そもそも>>425は本当に作者なのか?

432:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 20:56:00 N/kDQ3+0
≪夕暮れの話≫



<E-1 防波堤>


直は防波堤の影に腰を下ろした。
もうすぐ夜が来る。
夜の間に死ぬかもしれない。


弘城の笑顔を思い出した。
血塗れの笑顔・・・・。


「誰が・・・・。」

自分を殺そうとしてるなら殺せばいい。
「俺を苦しめる・・・・?」

自分に恨みを持つ奴は知ってる限りじゃ思い浮かばない。
皆とはちゃんと和解した。


ゲームに乗ってる奴ならむやみに自分だけを追いかける必要はない。




夕日の半分以上が水平線に消えた。

433:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 21:50:00 N/kDQ3+0
≪バットの話≫



<G-6 道路>


「そろそろ6時か・・・・。」
宏文は自分の腕時計を見た。


見渡しのいい道路を歩いていた。
この島で1番大きい道路だろう。
といってもせいぜい車2台分ぐらいしか幅はない。


腕時計から顔を離すと道路の向こうの方から誰かが歩いてくるのが見えた。
「!!」
いきなりのことに対応できなかった。
(隠れる場所・・・!)


「ノブタ・・・。」
「えっ?」

正臣だった。
金属バットをカラカラと引きずってる。
「か、カッシー・・・・!驚かすなや・・・・。」
宏文は胸を撫で下ろした。

434:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 22:01:12 N/kDQ3+0
前に見たときよりなぜか痩せこけて見えた。
左腕に包帯を巻いているし顔に血が付いていた。
半日で人はこうも変わるものかと思える。

「おい、何があったんや・・・・?」
正臣は何も応えない。
「・・・・奈津美は?奈津美はどこいっ」

"ガンッ"

正臣が金属バットを思いきり右肩に振り下ろした。
「うっ・・・・!!」
宏文は倒れそうになるのを必死に持ちこたえた。


「な、何すんのや・・・・!」
「・・・・どうでもいい。」
「えっ・・・・?」

「もうどうでもいいっ!!」
正臣が金属バットを振り上げた。


「くっ・・・!!」
宏文は間一髪で一撃を避け走った。

435:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 22:29:41 DAlkYEUO
↑この作者ホンモノ?

436:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/23 19:37:06 VUP0D2SW
ほんものじゃん?

437:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/23 21:54:48 tINczEVN
あれーいきなり再開ですか?

438:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/23 22:46:19 0A1sSkxn
下手な言い訳されるよりはいいだろ

439:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/24 13:22:51 Ps2G805X
<G-7 南の住宅街・民家>

「くっ・・・・。」
宏文は右腕を庇いながら民家に侵入した。
右肩に激痛が走る。


"ブツッ"
放送のスイッチが入った。


"はぁ~い、皆元気かぁ~?3回目の放送だぁ~。
 すこしだけ気合が入ってきたな。
 まぁ、先生としてはもうちょっとやる気を入れてもらえるとありがたいんだがな。
 じゃあ、死亡者の発表をしまぁ~す。


 14番!榛葉里佳~!
 それと・・・24番!本田奈津美!"


「・・・・っ!!」
奈津美が死んだ・・・・。だから正臣はあんなことをしたのか。
宏文は事の真相に納得した。

440:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/24 13:45:50 Ps2G805X
"よぉ~し!次は禁止エリアの発表をしまぁす。
 
 まず、F-2!
 次は・・・J-6!
 最後は、G-9!

 よし、じゃあ今回の放送はこれにて終了だ!
 皆、頑張れよぉ~!"



最後の下りを宏文は余り聞いていなかった。

このゲームは人の命だけじゃなく、
人の人格まで奪うんだ・・・。


「あぁあ・・・・痛ぇ痛ぇ・・・・。」
宏文は右肩を抑えた。


頬を涙が伝った。

441:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/24 22:29:09 nh9Th6FN
≪電灯の話≫



<G-7 南の住宅街>


シンバが、シンバが私を守るために死んだ・・・。
人殺しの私を守って・・・・。


香織は電柱にもたれ込んで泣いた。
もう涙で周りが見えない。
大粒の涙がどんどんコンクリートの上に広がった。


"カラカラ・・・"

金属を引きずる音が背後から聞こえた。
誰かが近づいてる。


(だれ・・・・?)
香織が後ろを向いた瞬間バットが振り下ろされた。

442:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 23:41:09 M0fw6f36
>>432-441
お懐かしい・・・(゚ーÅ)ホロリ


443:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/08 09:18:06 gvf3xm7B
続きはまた一ヶ月以上先でつか…。

444:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/28 01:41:39 e0twImjN
保守

445:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/03 19:39:50 V6aQ2G1X
まだやってますか?

446:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/04 08:51:49 T5bWyxKk
書くペースが遅すぎる・・・。


447:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/16 22:59:06 tLk65l+y
まだやってたのか

448:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/17 00:42:44 9DTC6dys
>>447
いえ、作者は逃げますた
あとは落ちるのみでつ

449:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/30 01:39:26 XHJDck31
449

450:名無しさん@お腹いっぱい。
06/07/31 23:45:57 LbUcSMy9
450

451:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/01 22:16:39 /sNGvql2
ageても無駄だぞ
どーせ作者は戻って来んのだから・・・

452:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/06 08:27:59 Wq+5uqsl
忘れた頃に戻ってくるのが作者

453:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/06 20:27:57 JsXB7FX5
わが怨み、現在完了。

454:図星でも変えんなよ
06/08/08 17:22:11 cshy4hFs
直をつけて同席者を殺してるのはどうせあかねでしょ?
伏線あり杉

455:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/08 18:07:07 ysquxlO0
もう5月から書いてなかったのか・・・・。

456:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 01:40:17 DsAc4vGT
そろそろ違う人にバトンタッチしてくれ。

つか、リレー方式に変えないか?

457:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 07:00:22 umVV/RmG
>>456
それじゃ、余計グダグダになるだろ

458:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 11:35:00 DsAc4vGT
>>457
誰も書かないよりはマシ。

459:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 19:32:09 TO2rY5yD
>>454
よくわかったね

460:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 09:33:41 rCNm3E6N
>>459
本当か?それ・・・。

461:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/11 00:50:37 5NkeCpWA
作者って学生だろ
夏休みなんだし続き書けよ

462:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/17 17:30:22 St7GluNK
少し前の
hiphopバトルロワイアルスレ
をみてるようだ

463:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/17 17:41:24 DNUHOJ0Y
崇は一瞬、ほんの一瞬だけ目を疑った。だが確かに今目の前にいるのは
紛れもなく、親友の丸山しゅうだった。
「しゅ・・・しゅう・・・」
崇が一歩歩み寄ったその時だった。
しゅうの左手がすっと、まるで上から糸か何かで引っ張られているかのように
上がり、片腕だけの「前習え」の姿勢になった。
「崇。あと10秒だけ待ってやるよ」
その言葉の理解に10秒は必要だった。
なぜ―親友は―しゅうは俺にそんなものを向けているんだ?


464:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/17 21:05:06 SKfVd0mS
part5でやったら面白そうだな。

編入生;幸作
自分たちを殺し合わせてる先生の息子という理由で
クラスメイトから敵視される幸作。
そんな幸作を救うために奔走する健次郎。
健次郎を支える千春。

「俺流スタートダッシュで行くんだ!! 」などと独り言を言いながら
初っぱなからゲームに乗る明彦。

この辺を骨格に書いてみようと思ったけど、書き始めてみると
結構めんどくさいなw

465:全七先生
06/08/18 04:29:36 nvHFBdsG
>>464
もしやるならコテにしてくれまいか

466:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/18 07:14:40 wE723iHj
雄一郎とママがキス

467:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/18 11:01:13 6AVh51tZ
>>464
書くのは構わないけど、先に6を完結させてから書いてくれない?


468:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/19 01:06:45 E05UAjB2
バトロワ2バージョンの金八7を見たい
クラス対政府みたいな感じのやつ
それだったら、いやな殺しもなくなる

469:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/19 19:54:22 GW5/bNCX
>>468
まっとりあえず6を完結させような。

新しい書き手募集

470:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 23:41:39 ll348Fzz
すげえ!まだ続いていたのか!
書いている人頑張ってください。

471:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 18:59:29 +2Hh8esP
香織は間一髪で一撃を避けた。
バットは香織の制服の袖を掠って地面に落ちた。

「か、カッシー・・・・?」
正臣の目はかなり血走りっている。


すぐさま次の一振りが来た。
「キャッ!」
香織はしりもちをつく。

"ガンッ"
バットは音を立てて電柱にあたった。


「お前も殺してやる!!」
正臣は叫んだ。

"タラララ"

「!?」
正臣の足元のコンクリートが砕け散った。


「あぁ、うっさいねぇ・・・!」
雪絵が立っていた。

472:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 19:40:26 +2Hh8esP
「あんたもムカついてたんだよね!
 いつも人の目の前でいちゃいちゃしちゃってさぁっ!!」
そう言うと雪絵は銃を構えた。

"タラララ"

正臣は民家の庭に飛び込んだ。
「待てッ!」
雪絵もすぐに飛び込んだ。

が、正臣の姿が見えない。




2人ともいなくなった。
香織はびくびくしながら2人の飛び込んだ民家を見た。
(い、いまのうちに・・・・)

香織はビクつく脚でそこから離れた。



「どこ行った!?」

"ガンッ"
正臣が塀の陰から飛び出して、
雪絵の頭を思い切り殴った。

「ぐっ!」

473:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 21:18:47 +2Hh8esP
ごめん真似して書いてみたけど続かんorz

474:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/22 23:04:23 WVC0kh9f
>>473
とりあえず乙!

475:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/23 13:56:44 sbVmISmP
宿題おわってね~

476:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/29 21:30:12 /5+M1cJ5
>>197
まぁ程度が問題だな
簡単に言えばJUSTだな

477:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/30 19:33:59 HNR8ViJM
>>476
お前JUSTの意味しってんのか?しかもここでJUSTは使わないとおもうんだけど
それに偉そうに

478:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/30 19:43:01 gH3T+zuA
>>477

なんや?
俺に文句あるのか?

479:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/31 20:00:18 Z9/t5SNa
>>478
ねぇよ

480:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/31 20:33:28 dgivZSQo
>>479

なら

481:名無しさん@お腹いっぱい。
06/09/10 16:44:05 Q4a8YrbW
作者降臨マダー☆⌒凵\(\・∀・)

482:名無しさん@お腹いっぱい。
06/09/27 15:11:44 09ixUxkk
というか

新作者降臨マダー☆⌒凵\(\・∀・)

483:名無しさん@お腹いっぱい。
06/10/23 23:43:13 fSNWrqlY
作者が5ヶ月以上行方不明な件

484:名無しさん@お腹いっぱい。
06/12/06 12:35:34 CzT+Ne5d
         ハ,,ハ  
        ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       | .モツ煮..|/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・ライター・コーヒー・ブラックブラック・枕・ケータイ電話
聖教新聞 ・ダッチワイフ・外付けRIGEL340MHDD・ドエット・寄生虫キムチ
虫食い付きウールセーター・アヒル隊長・最高級黒酢・ナニカの生首・デスノート
LANケーブル・シャープペンシル・リラックマ


485:名無しさん@お腹いっぱい。
06/12/09 02:41:30 1oD7e6Eb
マジで作者どこに消えたの?(゚Д゚ ≡ ゚д゚)

486:名無しさん@お腹いっぱい。
06/12/09 02:58:07 SqEkKko2
知らんよ

487:名無しさん@お腹いっぱい。
07/01/07 01:53:55 Cxzn68XA
可哀想なので保守


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