05/06/27 02:11:14 aESNATNC
興味深い話だなあ。
昔はライブハウスのオーナーなりなんなりの推薦でデビューへの道をつかむ、っていう流れがけっこうあったんだよね。
オーディションなんかもけっこう厳しくて、なかなか出演できなかったり。
そのかわり「箱」についているお客さんってのがいて、バンド自身が集客するだけではないお客さんがついてくれたりする可能性があった。
あと、そのライブハウス主催のイベント（その箱ではなく系列などの一回り大きいところでやらせてもらえたりする）に出させてもらえたり。
色々特典があったんだよね。
だから出演バンドはライブハウスに「出させてもらっている」っていう感覚が強くあった。
「お客さん」はあくまで「ライブを見にきてくれる人」であって、ライブハウスとバンドは両方とも「主催する側」のようなスタンスに近かった。
それにプラスして上記の「出させてもらっている感」があったわけです。
それゆえに通常はバンド側が頭を下げる、という慣例があるような気がする。
最近のようにただお金を払って場所を借りてライブをするだけ・・・、というようなライブハウスの場合、
出演バンドこそが「客」だと思う。
「ライブ会場レンタル業者」がお客さんであるバンド側に対して偉そうな態度をとるのは意味がわからない。
教えたがりも多いんだと思う、ライブハウス関係者には。
偉そうにしたいのなら、会場レンタル業ではなく「バンド演奏講習会」でもやればいいのではないかと思う。
どちらが客か、ということとは別の次元の話として一般的に「師」に対しては礼を尽くすものだと思うので。
でも、英会話学校の先生だってそんな偉そうな態度はとらないでしょ？それくらいが限度かと思われます。