昭和80/04/01(金) 02:39:26 QrulMi6d
766> " なんせテレビにぜんぜん出ないから。 "
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1987年 Esquire 日本版 Spring Vol.1 No.1 ■
'90年代、日本を変えるエスクァイアたち
インタビュー・構成=吉原喜好 /
「ぼくはそういう見方をしていない。テレビはやはり便利な道具ですよ。
便利で怖いものや。出る側の人間にはもちろんその便利さの
裏側に怖さもあるからね。テレビに映るぼくらの姿をみて、
<あのバカがまたやってる>といい合っている人もいるはずだし。
(笑)現にぼく自身、時間潰しにチャンネルを回して<俺ならこん
なやり方をしないのになぁ>と思いながら観ているときもあるわけだ
から。」
それはやっぱり、まだいまっせということを世間の人たちに見せな
あかんからですよ。ぼくのコンサートにまで足を運んでくれる熱心
なファンはともかく、一般の人はものの見事に、すっぱり忘れてくれる。
テレビに出ないとね。
だからテレビはぼくらにとってはひとつの存在証明のための道具。
それ以上でもそれ以下でもない。沢田研二はまだいたんか。
視聴者にそう反応してもらうという初歩的なメリットだけでじゅ
うぶんだと思うね。」