04/06/11 00:37
>>262
結局、フェミを書きたいあまりに前作までの内容を否定しちゃってるからなぁ。
賢者になったゲド、自分の弱さを自覚し、生と死を知り、人を、自然を愛し、
世界の平和、調和を愛するゲドが、魔法の力を失ったとたんに周章狼狽しておろおろし、
自分は本当に生きていなかったなんぞとぬかし、
あげくのはてにくだらない男と結婚して普通の娘とどうしようもないアホ息子を産んだ、
冴えない中年女に成り果てたテナーとセックスして幸福になったなんて言われても、
感動できるわけないっちゅーねん。
テナーもテナーだ、あんだけ苦労して自由を勝ち取った末に、こんな体たらくで、
とても2巻と4巻のテナーが同一人物とは認めがたい。
1~3巻までのファンタジーとはかけ離れた卑俗で陳腐な日常生活、どっちが魅力的かは目に見えている。