06/11/19 22:08:05 ITErV2Zu
教室に入ると、それまでざわついていたのに急にしんとなった。みんな僕が入ってきたのに気づいたからだ。
でも、その後はまたおしゃべりに興じだした。
ハハ…まいったな。いつものこととはいえ、毎朝これだと結構こたえるな。
どうしてだろう、夏休みまでは仲良くやっていたはずなのに、二学期になってすぐ辺りから僕は徐々に
みんなから無視されていた。
「おはよう…」僕は思い切って声を出してみたが、何人かがチラッと僕を見ただけでまた気づかない
ふりをした。僕は居たたまれなくなって教室を出た。
翌朝、机の上に菊を刺した花瓶が置いてあった。さすがに僕はキレて、
「誰だよ、これやった奴は!こんなことして楽しいのか!」と大声を出した。
しかし誰も何も答えない。ただ黙って座っているだけだ。
「チクショウ」涙が出てきた。なんで、ここまで…。僕が何したって言うんだよ。
呆然と立ちつくしていると、校長先生が入ってきた。前々から校長先生には、僕がクラスの
みんなからいじめを受けていることを相談していた。
「皆さん、これからアンケートを採ります。このクラスであったことを正直に書いて下さい。
記名式ですが先生は必ず秘密は守りますから」校長先生は用紙を配りだした。
僕はやっと対処をしてくれた校長先生に感謝するよりも、今まで以上にいじめが酷くなることを危惧した。
「こ、校長先生、ちょっと待って下さい。こんなの誰も本当のことなんか
書きませんよ!いじめがもっと陰湿で巧妙になるだけです」
しかし、校長先生は僕の言うことに耳を貸さず、神妙な面持ちでみんながアンケートを書くのを見ていた。
「校長先生まで…」僕は耐えられなくなって、また教室を―
俺はキーを打つ手を止めた。「やっぱ、やめた!こんなのすぐバレるよ。どうせ
『はいはいシックスセンス、シックスセンス』とか『花瓶で解るなw』とか『もう秋田』
とかカキコまれるのが目に見えてるよ。大体お前なんで平日の真っ昼間に俺ん所に来てんの?
学校どうしたんだよ?それにお前今日えらく顔色悪いな」
俺は大学時代に教育学部で一緒だった友人に次々とまくし立てたが、ヤツはぼそっと
「だって本当にあったことだから……今日…」とだけ言った。
「本当にあったって…、じゃ何で俺はお前の姿と声が解lうnはbないm!ぴlhfw