06/10/30 17:18:59 YWAYCXdO
君が死んでからもう1年。
君は今も僕を見守ってくれているのかな?
君は、僕の生まれて初めて出来た彼女だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなあ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、君は病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまねえ」って笑う君を見て、僕はいつも泣いていたんだ。
君の為に、僕の小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになった君がいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日君はいつものように、笑いながら言った。
「ほら、見て今日も2ゲット出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」
なんて僕が注意すると、
「ごめんねえ。 でもね、これ見てよ。
ほら、この3のひと、2げっとぉ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
僕は黙っていた。君がすごく楽しそうで、僕は何も言えなかった。
「ほらみて、この3のひと、変な絵文字使ってくやしぃ~!だって。
かわいいねえ。 ふふ。」
僕はまだ黙っていた。笑う君を見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」 君がふと言った。
「…この3のひと、私がいなくなっても、あの時変な奴に2をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」
それから数ヶ月後、君は家族と僕に見守れながら息を引き取った。
君はもうこの世に居ない、なのに僕は今F5を連続でクリックしている。
君の事を、3のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。
天国にいる君と一緒に、今ここに刻み込む
2ゲット
3:名無しのオプ
06/10/30 17:24:45 LFfBuK9x
F5をクリック……?
4:名無しのオプ
06/10/30 19:17:52 UzXH/11f
2の意味がわからん漏れはバカでつか?
5:名無しのオプ
06/10/30 21:29:34 JDh63mnD
玄関前の広いエントランスで、僕は白衣を着ていた中村さんを見つけることができた。
「中村さん、どうもお世話になります」
「おう、いよいよ来たな。疲れている様には見えないし、早速案内するけどいいかい?」
中村さんは大学の先輩で、ここに僕を呼んでくれた人だ。
「ハイ!よろしくお願いします!」僕は、彼の後に続いた。
「おっ、”艦長”ご機嫌そうだな」そう言うと、中村さんはホールの入口にいる
男性に声をかけた。
振り向いた“艦長”は中村さんと話をしているのだが、残念ながら僕には何を
言っているのか解らない。
重々しく敬礼をする”艦長”に、中村さんも白衣のポケットから手を出して、敬礼を返す。
「かなり重症だろ。でも根はおとなしくていい男なんだよ」
「なんとなく解ります。”艦長”の帽子、カッコよかったですよ」
「ほら、見てごらん、あそこの彼女」
指差す方を見ると、髪を緑に染めた小太りの女性が、ニコニコして僕らを見ていた。
彼女は、胸を強調した露出の多い格好で、僕は目の遣り場に困った。
中村さんは彼女とも何やら言葉を交わしていたが、これまた僕には意味不明だ。
僕はこの先、彼らとコミュニケーションを取れるのだろうか…?少し不安になった。
「彼女ね、君のことがタイプだってさ。よかったねー」中村さんが、からかう様に笑う。
「えっ、こ、光栄です、ハハ…」何とかなりそう…かな?
着物を着た目付きの鋭い男の横を通りかかった時、彼はいきなり手に持った刃物を、
奇声と共に僕の目の前に突きつけた。僕は思わず、わぁと声を上げた。
「あっはははー、びっくりしたかい?歓迎されてるみたいだね」そうか、よかった…。
「どうだいピエール、やっぱり違うだろ、日本のコミケの熱気は?」
「ハイ、フランスから来た甲斐が有りました。東京ビッグサイトは世界中のオタクにとって
聖地ですよ!感激です!」
僕は、日本語が解らない僕の為に通訳兼案内をしてくれる中村さんに感謝しながらも、
チビでデブ男なのに何故か金髪のカツラを被って、”赤木リツコ”のコスプレをしてる
中村さんの方が、よっぽど"重症"なんじゃないか?と、少し失礼なことも思っていた。
「おおっ、ピエール!”涼宮ハルヒ”がいるぞ!」ハイヒールなのによく走れるなぁ…。
6:名無しのオプ
06/10/31 10:12:08 5MpJetwo
コミケなんて元々基地外の集ま(ry
7:名無しのオプ
06/11/01 13:32:52 /VZLgu5m
今更ながら>>1乙
8:名無しのオプ
06/11/03 23:14:43 zsinGYAU
>>4
単なる2Getレスと思わして
ちっと泣かせる叙述。
9:名無しのオプ
06/11/04 13:07:25 2/0K++j8
>>5
そうくるか。なかなかイケる。
10:名無しのオプ
06/11/05 23:25:08 kmgReDQC
>>5
けっこう面白かった
11:名無しのオプ
06/11/06 12:45:45 88tVPGuv
>>5
絵が浮かぶと、ラストでクルなw
12:名無しのオプ
06/11/06 12:46:34 88tVPGuv
ゴメン、上げちまったorz
13:名無しのオプ
06/11/07 14:49:24 DpmJP+E9
>>5
おもろい
14:名無しのオプ
06/11/09 07:46:15 yTpoiC4y
あげ
15:名無しのオプ
06/11/09 09:15:05 dLyLoKvU
>>5は巧いね。皮肉もこもってる。
16:名無しのオプ
06/11/11 10:47:50 yKF9zCQi
スレ伸びないね…
17:名無しのオプ
06/11/11 14:33:09 nEsENIgl
張力が強すぎてどうにもならない。
どんなにがんばってもはじき返されてしまう。
それにしてもこんなに張力が強力だとは事前には予想もつかなかった。
調査不足だったろうか。
張力を何とかしなければわれわれの努力は無駄になってしまう。
あの張力を何とかしなくては!
いったいどうやって…?
主砲がそれに答えてくれた。
炸裂した当たりは一直線にスタンドに。
マウンドで張力はがっくりと膝をついた。
張力(チョウ・リキ)台湾ゴールデンイーグルス←さっきアジアンシリーズとやらに出てた人
うまく肉付けしようとしたけど野球知らんのでこれが限界。
18:名無しのオプ
06/11/11 17:30:40 6Qpf7pHH
最後までやりきってくれよ
19:名無しのオプ
06/11/12 22:23:27 6IbmEvTe
私は彼を愛している。もちろん彼も私を愛してくれている。
彼はいつもおいしいご飯を食べさせてくれるし、時々かわいいお洋服も買ってくれるの。
二人で楽しくじゃれついてる時に、私がペロペロしてあげると彼はとても嬉しそうにしてくれる。そんな時間が私は幸せだった。
そんなある日。彼から他の女の香水の匂いがした。しかし私がいくら問いただしても、彼は私が何を言ってるのか解らないような顔をするだけ。それに、一緒に寝ている時も寝言で「裕子…」と言ってるのを聞いてしまった。
その女、絶対許さない…
20:名無しのオプ
06/11/12 22:37:04 5GHUYQsM
犬じゃねぇのか?!
21:名無しのオプ
06/11/12 22:45:17 6IbmEvTe
>>19
それから数日後。思いもよらぬ事が起きた。彼が裕子を部屋につれて来たのだ。
「ほら、裕子だよ。あいさつは?」彼に言われたが、当然私はそっぽを向いた。裕子の体から放つ、香水の嫌な匂いが鼻につく。
それからしばらくして、彼と裕子はこともあろうに、私の目の前でキスをし始めた。
やめて!!私がいくら叫んでも二人はエスカレートし始めた。裕子はキスをしながら彼の肩越しに私を見てふっと笑った。
その直後私は一気に裕子に飛びかがり指にくわえついた。「痛い!!!」裕子は泣き叫び私を振り回したが絶対離さない。
「こらぁ!やめろ!!」私は彼にいきなり殴られ弾き飛ばされた。
それから救急車を呼ぶ騒ぎになり、彼も裕子に付き添って出て行った。
私は一人部屋で裕子に復讐した満足感にひたっていた。
それから数時間後。彼が帰ってきた。甘えた声を出してみたが、彼は暗い顔で「裕子の指の神経駄目になった。」とだけいい、今夜は一緒に寝てくれなかった。
私は次の日、野良犬と共に、保健所の臭い檻の中にいた…
22:名無しのオプ
06/11/12 22:51:33 KiSRX8ur
ペットに洋服着せるなよ('A`)
23:名無しのオプ
06/11/12 23:01:56 6IbmEvTe
>>20つっこみ早すぎ…
24:名無しのオプ
06/11/13 17:30:31 YLVm7dbv
>>23
いやいや書き込みが遅すぎだろ
25:名無しのオプ
06/11/14 03:24:20 TZcq0vBV
>>21
まぁ、とりあえずあれだな。
飼い主最低すぎ。
26:名無しのオプ
06/11/14 19:44:42 k0syiTkK
ヒロミとは高校の入学式の後、最初のクラスで机が隣り合った時からの付き合いになる。
男のくせに弱々しかった私は、絡まれたり苛められたりすることも多かったが、ヒロミは
身を挺して私を守ってくれた。代わりに少しばかり成績が良かった私は、ヒロミに勉強を
教えるといった具合で、ふたりはいいコンビだった。私がヒロミへの特別な気持ちを
自覚するのに、そう時間は掛からなかった。
「気持ちは嬉しいけど、男とは付き合わないよ…」
それは意を決しヒロミへの気持ちを打ち明けた私には、酷な言葉だった。卒業まで
あとひと月足らずの、粉雪の舞う日だった。
「ヒロミ、待ってくれ、僕の話を聞いてくれ、もっと話をしたらきっと解ってくれるよ」
しかし、ヒロミは私の言葉を聞くことなく、放課後の教室を後にした。
その日から卒業するまでの間、ヒロミと私の関係はぎこちなかった。一緒に帰る回数も
減ったし、たまに話しても当たり障りの無い会話しかしなくなった。
そんな気まずさのまま卒業し、それっきりヒロミとは疎遠になってしまった。
(続く)
27:名無しのオプ
06/11/14 19:46:37 k0syiTkK
(続き)
卒業して三年が過ぎた頃、偶然街中でヒロミと再会した。ヒロミは流行のスーツを颯爽と着こなし、
顎には一見無精ヒゲ風な洒落たヒゲを蓄えていた。
「ヒロミ、見違えたよ。昔と全然違う、カッコいいよ」私達は喫茶店のテーブルを挟んで向かい合った。
「お前こそ、すっかり洗練されて…ビックリしたよ」お互いの変わり様をネタに
ひとしきり盛り上がった後、ヒロミに思い切って言ってみた。
「あの時は断られたけど、もう一度言うよ。付き合って欲しい…」
ヒロミは言うまでも無いだろうといった爽やかな笑顔で頷いた。
それから一年後、区役所に婚姻届を出してヒロミと正式に結婚した。21世紀の最初の年のことだった。
「何思い出し笑いしてるんだよ。気持ち悪いな」ベッドの中で、ヒロミが微笑みながら顔を寄せてきた。
今日は日曜日で、一日中ふたりっきりで過ごせる。
「再開した日のことを思い出してた…」
「ああ、あの日お前を見た時、ホント驚いた。凄く変わって俺好みになってたからさ」
「私だって、高校の時スカートを翻して喧嘩してたあのヒロミと全然違うからびっくりしたわ」
「でも一番驚いたのは、俺もお前も性転換の手術してたってことだよな…」
私たちは顔を見合わせて笑いあった後、キスをした。
28:名無しのオプ
06/11/15 03:22:01 +Bd/aKv6
ある日、仕事帰りに駅前のロータリーでバスを待っていると
見知らぬ老人が「かさぶらんか!」と、言ってきた。
私は突然意味不明なことを言われたので、ビックリしてしまい何も言えずにいると、
「かさぶれと言っているんだ!聞こえないのか?」
「ん~?さてはお前かさぶれないんだな?」
「わっはっは、これはおかしい。最近の若者はかさぶることも出来ないどはな!」
と、一方的に話したあと駅の方に去っていった。
そのあと私は家に帰ると普段は使わない分厚い辞書でかさぶるの意味を調べてみた。
その時私はすべてを理解した。
「あの老人はこのことを言っていたのか、確かにあの時老人にかさぶってあげるべきだった・・・・」
もし、またあの老人に逢うことが出来たなら真っ先にかさぶってあげよう。
私は、そう心に誓ったのだった。
29:名無しのオプ
06/11/15 05:51:39 kDoboxMZ
カサブランカ・ダンディ
30:名無しのオプ
06/11/15 14:35:53 qJyxjsDR
無数の塊が中に呑まれていく。いや自らの意思で僕達は行くんだ。
どんな子供になるんだろう?そう思って、苦笑した。
まだそんな段階ではないのに、考えてしまった。
この穴を通って、まずはそれからだ。数えきれない僕と同じ存在が
今、流れてゆく。一つの穴からただ一つのゴールに向かって。
そしてついに、僕はトンネルを抜け、病院に着いた。
31:名無しのオプ
06/11/19 13:11:47 /gSkFhO7
あげとくぞ
32:名無しのオプ
06/11/19 22:08:05 ITErV2Zu
教室に入ると、それまでざわついていたのに急にしんとなった。みんな僕が入ってきたのに気づいたからだ。
でも、その後はまたおしゃべりに興じだした。
ハハ…まいったな。いつものこととはいえ、毎朝これだと結構こたえるな。
どうしてだろう、夏休みまでは仲良くやっていたはずなのに、二学期になってすぐ辺りから僕は徐々に
みんなから無視されていた。
「おはよう…」僕は思い切って声を出してみたが、何人かがチラッと僕を見ただけでまた気づかない
ふりをした。僕は居たたまれなくなって教室を出た。
翌朝、机の上に菊を刺した花瓶が置いてあった。さすがに僕はキレて、
「誰だよ、これやった奴は!こんなことして楽しいのか!」と大声を出した。
しかし誰も何も答えない。ただ黙って座っているだけだ。
「チクショウ」涙が出てきた。なんで、ここまで…。僕が何したって言うんだよ。
呆然と立ちつくしていると、校長先生が入ってきた。前々から校長先生には、僕がクラスの
みんなからいじめを受けていることを相談していた。
「皆さん、これからアンケートを採ります。このクラスであったことを正直に書いて下さい。
記名式ですが先生は必ず秘密は守りますから」校長先生は用紙を配りだした。
僕はやっと対処をしてくれた校長先生に感謝するよりも、今まで以上にいじめが酷くなることを危惧した。
「こ、校長先生、ちょっと待って下さい。こんなの誰も本当のことなんか
書きませんよ!いじめがもっと陰湿で巧妙になるだけです」
しかし、校長先生は僕の言うことに耳を貸さず、神妙な面持ちでみんながアンケートを書くのを見ていた。
「校長先生まで…」僕は耐えられなくなって、また教室を―
俺はキーを打つ手を止めた。「やっぱ、やめた!こんなのすぐバレるよ。どうせ
『はいはいシックスセンス、シックスセンス』とか『花瓶で解るなw』とか『もう秋田』
とかカキコまれるのが目に見えてるよ。大体お前なんで平日の真っ昼間に俺ん所に来てんの?
学校どうしたんだよ?それにお前今日えらく顔色悪いな」
俺は大学時代に教育学部で一緒だった友人に次々とまくし立てたが、ヤツはぼそっと
「だって本当にあったことだから……今日…」とだけ言った。
「本当にあったって…、じゃ何で俺はお前の姿と声が解lうnはbないm!ぴlhfw
33:名無しのオプ
06/11/21 13:11:22 BAGxuL0B
あげますよ
34:名無しのオプ
06/11/21 14:17:29 y8wWkSEX
>>32
一度読んで分からず、
今日もう一度読んでもまだ分からないおれって、ばかなのか?
35:名無しのオプ
06/11/21 14:20:14 y8wWkSEX
>>34
あ、またIDが……w
36:名無しのオプ
06/11/21 14:26:43 hvbgfIlT
>>35
お前は昼から何をry
37:名無しのオプ
06/11/21 16:26:49 VokgTknL
>>34
ようSEX。自分も昨日読んだけどコメントしようがないというか・・・。
本人じゃないから知らんが、イジメに見せかけ、実は死んだ自殺少年に見せかけ、最終的には最後の落ちで死んだ教師って事にしたかったんじゃない?
でもどう考えても最後の段落が微妙。キーボード打ってるのが友人の方が良いんじゃないかと思う。で、俺は横から口出すって感じで・・・。
「おいおいまた叙述スレに、ネタ投下かよ。何々、幽霊ネタ?飽きないなぁ」
「ううん・・。違う・・。これ今日本当にあった事だから・・・」
「え!?」
階下から母の声が聞こえた。
「今ニュースでやってるけど、アンタの大学の友達だった○○先生自殺したってさぁ・・。通夜の準備しといたらぁ」
38:名無しのオプ
06/11/21 17:56:23 NtfEP+iY
かあちゃんタンパクすぎね?
39:名無しのオプ
06/11/21 17:57:35 y8wWkSEX
>>37
はい、SEXのおれがきますたよ
なるほど。それなら分かりやすい。
おれも最初、幽霊ネタ?と思ったんだが、
なんか最後見ると、違うっぽいし。
一体これはなんなんだ? 一体おれはどこにいるんだ?
という不可思議な謎の世界に放り出された気になってしまったのですよ。
やっぱり視点は大事だね。
40:名無しのオプ
06/11/21 19:14:36 jYQFyYHH
無理やりこじつけると、幽霊である「僕」の姿と声が解ることで
自分(「俺」)も幽霊だと気づくということにしたかったのかな?
(同じ様に自殺した教師)
とにかく>>37の言うとおり最後の段落はちょっと伝わらない
41:名無しのオプ
06/11/21 23:36:37 hMA1gwhM
叙述トリックの作中作を埋め込んでもう一段叙述トリックをかまそうとした結果、
何が何やら意味不明になってるな。
文章をないがしろにした叙述トリックは哀れだよなぁ。
42:名無しのオプ
06/11/22 03:07:49 FRgLt3Bj
長い間わたしたちは見つめあっていた。まだお互いに触れ合ってもいないのに
あの人はしっとりと汗をかいていた。あの人の吸い込まれるような青い目に見
つめられると、自分がほとんど裸でいることがひどく無防備に思われてくる。
あの人の故郷のあのヨーロッパの小さな国では、男の人はみなこんなにたくま
しいのだろうか、そんな思いに心を漂わせていると、ふいに彼がこちらに手を
伸ばし、気がつくとわたしはそのがっしりした腕の中に抱きすくめられていた。
彼はわたしの耳元で激しくあえぎながら、いつもの性急さでわたしの体を覆う
たった一枚残された布切れに手を伸ばしてくる。いけない。またいつものように
彼に主導権を握られてしまう。わたしは必死で抵抗するが、もう手遅れだった。
彼は腰を打ち付けるようにしてがぶり寄ると、わたしを土俵の外に押し出したの
だった。
43:名無しのオプ
06/11/22 03:37:22 4OjeztaU
うまい。
44:名無しのオプ
06/11/22 13:29:37 VswKhbb8
GJ
45:名無しのオプ
06/11/22 13:43:00 G+OYHpOV
うまい!
46:名無しのオプ
06/11/22 14:20:58 Uz5eZBmU
>>42
32の立場は?w
47:名無しのオプ
06/11/22 15:22:58 Q4rNBH3f
立場も何も、SEXのおかげでコメントやアドバイス貰ってるんだし、それを受けて次のネタ考えるのもへこむのも本人の自由だろ。
そもそも放置気味だったんだし・・・。今までだって、駄作やどうでもいい作品なんて完全放置されてるやん。
48:名無しのオプ
06/11/22 15:55:34 Uz5eZBmU
>>47
いや、そんなマジで怒られるとは思わなかったもので……。
そんなに嫌みに見えましたか?
それは大変失礼いたしました。
この場を借りてあやまらせていただきます。
ごめんなさい。
罰として、これから1分間、32さんの執筆活動がうまくいくことを祈らさせていただきます。
もう二度とくだらない書き込みはしません。
49:名無しのオプ
06/11/22 15:58:13 Uz5eZBmU
>>48
って、この書き込みも嫌みに見えるな。
……。一体、おれはどうすれば・・・
あ、またくだらない書き込みしちゃった
50:名無しのオプ
06/11/22 16:45:05 ggyPjyWU
「ウチの主人、今度私を旅行に連れて行ってくれるのよ」
「あら、あたしの主人だって昨日綺麗な服を買ってくれたわ」
あーあ彼女たち、またご主人自慢をしてるわ。一体何しにここに来たのやら…。
澄んだ秋空の下、私はこの広い公園の中を気持ちよく走っていた。
この所少したるんだ体を引き締めて、主人を喜ばせなきゃ。
「よくお見かけしますね」すぐ後ろに気配を感じた。ナンパ目的ならお断りよ。
私はここに運動に来てるんだから。こんな所主人に見られたら怒られるわ。
私は彼を無視して黙々と走った。
「チェッ、お高くとまりやがって」彼は諦めてまた別の相手を捜しに行った。
「どうしたの?何かあった?」友達のユミが近くに寄ってきた。
「ううん何でもない。それよりあなた、また体締まったんじゃない?」
私は彼女のスレンダーな体を羨ましく見つめた。
「へへ、まあね。私ね、今度大会に出るんだ。前回は緊張で実力発揮できずに
尻尾巻いて帰ってきたけど、今度は絶対優勝するわ」
「すっごーい!あなたならやれるわ。あれだけ練習したんだもの。ご主人も熱心に
サポートしてくれてたし。頑張ってね。私、応援する」
「ありがとう、あなたも頑張ってね」ユミはスピードを上げて駆けていった。
「おーい、奈々ー」主人の私を呼ぶ声が聞こえた。私は主人の元へと走った。
「今日はよく走ったね。偉いぞー。ご褒美に帰りにレストランで食事しよう」
えっ、レストラン!嬉しいー!私は主人の膝に飛び乗り「ワン」と吠えた。
51:名無しのオプ
06/11/22 17:29:27 fubD3y/3
だからペットの擬人化とホモネタは禁止なんだよ!
52:名無しのオプ
06/11/22 20:34:08 CvqPJ0HD
全く禁止じゃないが、すぐわかる>50のようなのはもういらん。
途中で気付かれないようなのにしてよ。気付かれる叙述ほど
価値の無いものはない。
ただ、>50の文章自体はなかなかだよ。
53:名無しのオプ
06/11/22 23:06:26 hh/tJA2U
50みたいに上手けりゃいいじゃないか、堅苦しいこというなよ
54:名無しのオプ
06/11/23 02:24:42 HMuk2oEY
4 名前:名無しさん@七周年[] 投稿日:2006/11/22(水) 17:04:28 ID:LNbbhk960
今日自宅にデリヘルを呼んだ
電話して数十分してチャイムがなったので出てみると、絶対NGな
推定50歳ほどのオバサンが玄関に立ってたので
『チェンジ!!』
と一喝して追い返した
やがて時を待たずチャイムが鳴り今度はナイスなギャルがご登場したわけだが
最初に訪れたオバサンが実は近所に引っ越してきて挨拶にきた方と
判るまで時間は要さなかった。
55:名無しのオプ
06/11/23 02:35:35 Kwl0/N9g
今日自宅にデリヘルを呼んだ
電話して数十分してチャイムがなったので出てみると、絶対NGな
推定50歳ほどのオバサンが玄関に立ってたので
『チェンジ!!』
と一喝して追い返した
やがて時を待たずチャイムが鳴り今度はナイスなギャルがご登場したわけだが
最初に訪れたオバサンが実は15年前に生き別れた母だったなんて知るよしも無かった。
ちなみにナイスなギャルはその時母と共にいなくなった 元 弟 だったとさ。
56:名無しのオプ
06/11/23 05:16:28 j30ESFik
なにがだったとさ、だ。
伏線が何もないなら母でも弟でも誰でもいっしょだし
わざわざ変える必要はまったくない。
改変はする前に心の中で一時間数えろ
57:名無しのオプ
06/11/23 06:44:34 Z1Hba/3i
なんかひとりものすごく厳しいしきり屋さんがいらっしゃって、恐くて近づけません。
前はもっとはんなりとしたいいところだったんだけどなあ・・・
58:名無しのオプ
06/11/23 10:33:14 JQhwIMtH
毎日おやつを買うのを我慢してためた8000円をもって
おもちゃやさんに行った
今日はドラゴンクエストの新しいのが出る日なのだ^^
おもちゃ屋さんでドラゴンクエストを手に入れて、おうちに向かう
途中であまったお金でおやつも買った^^
よーし、今日は寝ないでドラクエやるぞー^^
ドラクエも手に入ったし、8000円分もおやつとカップ麺が買えて嬉しい^^
あのこにはかわいそうなことしたけど仕方ないよね^^
59:名無しのオプ
06/11/23 14:37:03 yRPNmCfO
>>57
はんなり?意味分かって使ってるのか?というか前から似たようなものだろ。てか近づいてるじゃんか。
書いただけでありがたがる訳じゃないし。うまいのは当然みんな褒めてる。反対に下手なのは・・・。友人相手とかだと本当の意見いってくれないときとかもあるだろ。
実際、そっちの方がやりごたえあるし、いい傾向じゃないか。失敗を糧にするのでなく、ただ落ち込むだけなら創作には向いてないんじゃないか?
60:名無しのオプ
06/11/23 15:07:31 Kwl0/N9g
>>56
いや、このネタ良く見るコピペだったんでこうなったら面白いかなーと脊髄反射的に書き込んでしまったよ
つまらん改編してすまなかったね
次書き込むときは怒られないように1時間数えるよ ノシ
61:名無しのオプ
06/11/23 16:52:07 KI5MofVu
「さくらー、一緒に飲みに行こうよ!」
『恐怖の女傑』と呼ばれる主任のサトウさんが、私を呼んでいる。私は愛想笑いをしながら答えた。
「いやぁ、その……ご遠慮します。私、キャバクラだとかが苦手で……」
サトウさんは女だけど、何故かキャバクラとか大好きだもんな。セクハラオヤジさながら、キャバ嬢にお触りしまくっている。
「つまんないなー、お前」
何と言われようが、キャバ嬢は苦手だ。
「わかったよ、また今度な」
サトウさんは渋々、課の男たちと一緒に飲みに行った。
「なぁ、さくら。この前駅前に、メイドカフェができたんだって」
先輩のスズキさんが、ニマニマしながら言った。周りの友達やスズキさんの男友達は、呆れて溜め息をついている。
「はぁ、そうなんですか」
「話の種に言ってみないか? ちょうどお前さんのお祝いも兼ねてさ」
「はぁ」
「じゃあ、行こうか。決定ー!」
結局、自分が行きたかっただけじゃないか……まぁ、行ってみるのは悪くない。メイドさんなんて、なかなか見られないわけだし。
続く
62:名無しのオプ
06/11/23 17:01:20 KI5MofVu
(>>61の続き)
最近、仕事でも私生活でも、何もいいことがない。
「はぁ……」
思わず、仕事中なのに溜め息が出る……
「お前、元気ないなぁ。よっし、キャバクラで飲むか?」
元気よくサトウさんが言うが、私はかすかに首を横に振る。
「女性は苦手です」
「どうだった? メイドカフェ」
スズキ先輩にそう聞かれた。
面白かった。
メイドさんたちに囲まれるという、滅多にない体験ができたわけだし。
「ご主人様」なんて呼ばれると、照れくさいというかムズ痒いというか。
「また行くか?」
「……そうですね」
ともあれ、二次会を含め、先輩や友人に祝われて、すごく嬉しかった。
「ありがとうございました!」
明日のためのやる気が、心の中に溢れている気がした。
「新入社員のコウダ サクラさんだ」
「よろしくお願いします」
そう言って頭をさげたのは、新卒の新入社員の子だった。芯が強そうで、なかなか可愛い子だった。
「にしても君、そのおでこの絆創膏はどうしたんだね?」
「昨日、大学時代の先輩や友人に就職お祝いをしてもらいまして……そこでちょっと、転んでしまったんです」
やはり、可愛い。そんなことを女性に思ったのは初めてだ。
「んじゃ、机は……佐倉くんの隣りを使いたまえ。ちょうど空いている」
隣りに来た彼女は、にっこりと微笑んだ。
「よろしくお願いします。えっと……」
「佐倉 トモキです。よろしく」
胸がドキドキした。それは女性に対する恐怖心などではなく、何故か心地良いドキドキだった。
彼女が席についた。
63:名無しのオプ
06/11/23 17:34:54 xKva8dvz
どっちかに絞れよ
ただの駄文だ
64:名無しのオプ
06/11/23 23:34:33 qaAsi/hW
>>62
なに?
俺にどうしてほしいの?
65:名無しのオプ
06/11/23 23:58:31 HQ6nqhP9
佐倉という名字の男を女性のように思わせるトリックがひとつ。表記を変えて
いるのがずるい気もするがそこは目をつぶるとして、もう一つ「さくら」とい
う女性を別視点で加えて複雑にしている。同じ呼び名の登場人物が出てくれば
混乱するのは当然なので、気持ちよくだまされたという感じが、少なくとも私
はしない。佐倉のトリックだけでは単純すぎるのは確かだが、ひねり方を間違
えて素材をつぶしているように思われる。
66:名無しのオプ
06/11/24 00:33:19 heefXNrd
結局ぼくたちは血もつながってない、赤の他人なんだ。
親子なんて呼べる関係じゃないことは、よく解ってる。
だからぼくは彼女を、未だに「釘原さん」と呼んでいる。
でも、それがおかしいってことだって、ぼくは解ってるつもりだ。
だけど・・・
「ねえ喪男くん。なんであたしのこと、名字で呼ぶの?」
部屋の掃除を手伝ってもらってる最中の、くだらない世間話を
してた時だったし、その時の釘原さんの声も、全然深刻そうじゃ
なかったから。
だから、逆にぼくは、何も答えられなかった。
「だっておかしいよ。こうやって同じ家に住んでて、一緒に部屋掃除してて、
あたしは喪男くんのこと、『喪男くん』って呼んでて、・・・なのに
喪男くんは、あたしのこと『釘原さん』って呼んでる・・・変だよ」
釘原さんの声が、だんだん沈んでいってるのがなんとなく解った。
顔を上げたら、釘原さんは泣いていた。
「すいません・・・」
「何で敬語使うの?なんでそんなよそよそしいの?」
「すいませ・・・ごめん」
ぼくは慌てて言い直す。
厭な沈黙が続いた後、顔も上げずに、ぽつりと釘原さんが言った。
「悪いと思うなら・・・呼んでみてよ。ちゃんと。釘原さんなんて呼ばれるの、もういやよ・・・」
ぼくは頷いた。
「解ったよ・・・ちかこ」
釘原さんは―親子はやっと、笑顔を見せてくれた。
67:名無しのオプ
06/11/24 03:44:52 jaZaMtey
僕には大切な仲間がいる。‘僕の物は彼らの物’ってくらい、物の貸し借りは当たり前で、いつも行動を共にする。そのくらい仲のいい友達だ。
ある日。僕らが歩いていると変な集団に絡まれた。よく見ると以前も僕らを一方的に殴って逃げていった奴らだった。
するといきなり友達が奴らに先手をくらった。それを見てカッときた僕は相手のボディーに一発入れたがびくともしない。まるで鉄の塊のような体だった。相手はニヤリと笑い、馬鹿にしたように軽くステップを踏んでいる。
ちくしょう!殺してやる!!僕らは力を合わせ集団につっこんでいったが、結局攻撃はほとんど当たらず、逆に数発殴られてしまった。
奴らは好きなだけ僕達にダメージを与えまたいなくなってしまった。
くそっ!次会ったら絶対殺してやる!メタルスライムめ!!!
次の戦いに向け僕らは仲良くレベルアップに励むのだった。
68:名無しのオプ
06/11/24 04:16:59 /KQILl9o
このスレなにげに勉強になるなーと思ってる俺
69:名無しのオプ
06/11/24 07:02:56 Yonp+Qu8
俺もゲームでネタを考えてみようっと
70:名無しのオプ
06/11/24 08:49:25 qlFDSHJx
僕には大切な仲間がいる。‘僕の物は彼らの物’ってくらい、物の貸し借りは当たり前で、いつも行動を共にする。そのくらい仲のいい友達だ。
ある日。僕らが歩いていると変な集団に絡まれた。よく見ると以前も僕らを一方的に殴って逃げていった奴らだった。
するといきなり友達が奴らに先手をくらった。それを見てカッときた僕は相手のボディーに一発入れたがびくともしない。まるで鉄の塊のような体だった。相手はニヤリと笑い、馬鹿にしたように軽くステップを踏んでいる。
ちくしょう!殺してやる!!僕らは力を合わせ集団につっこんでいったが、結局攻撃はほとんど当たらず、逆に数発殴られてしまった。
奴らは好きなだけ僕達にダメージを与えまたいなくなってしまった。
くそっ!次会ったら絶対殺してやる!ゴレンジャーめ!!!
71:名無しのオプ
06/11/24 12:11:14 3V9LJcSP
改稿する時は心の中で一時間って誰かが言ってた
72:名無しのオプ
06/11/25 18:19:02 a8Kt1Pk0
パーティーはある村にたどり着いた。
村人「この村の北に洞窟があるダヨ。だけど扉に合言葉があってわからないダヨ。」
パーティーは洞窟に向かった。
扉「アイコトバヲドウゾ」
勇者「開け~ゴマ」
扉はピクリとも動かない。
勇者「アブラカタブラ」
扉はピクリとも動かない。
勇者「わからないなあ」
扉「ズゴゴゴ~」
扉は音をたてて開いた。
73:名無しのオプ
06/11/25 22:37:14 mrwZ7VKK
pinkいきゃ普通だな
74:名無しのオプ
06/11/25 23:58:21 x9P7mOuC
>>72
解説ヨロ
75:名無しのオプ
06/11/26 00:44:19 FVQkW6ec
「わからない」が合い言葉
76:名無しのオプ
06/11/26 00:53:01 VFeiVgQH
なるほろ
77:名無しのオプ
06/11/26 18:21:56 a9u8pTER
バカか
78:名無しのオプ
06/11/26 21:50:12 UKK029Ho
不味いことになった……
妻と暮らす安アパートの一室で、たった今この手で殺した死体を前に、俺は立ち尽くしていた。
一刻も早く死体を始末しなければならない。
「ただいまー」
ハッとして振り返る。
なんてことだ。よりによってこのタイミングで妻が帰ってきた。死体を隠さなければ。
俺はベッドシーツを死体に被せ、死体をシーツごと足で部屋の隅へと追いやった。
「お、おう……、おかえり」
部屋に入ってきた妻が、不審顔でシーツに目をやる。当然だろう、部屋の隅に投げ出された
真っ白なシーツはかなり不自然で目を引く。だが、とっさに使える物がこれしか見当たらなかっ
たのだ。
背中に脂汗を浮かせながら、俺は必死で妻の意識をシーツから逸らそうと彼女に話かけた。
声が震えなかったのは幸いだった。
しかし、このままでは、いつかは気付かれてしまう。どうにかして、一旦妻をこの部屋から追い
出さなければ…………
そう考えていると、突然妻が目を見開いて顔を強張らせた。
妻の視線は部屋の隅―シーツへと向けられている。
しまった! 完全に死んでなかったのか!!
死体が……、いや、死体と思っていたものが動いている。シーツの影から顔を覗かせている!
十五分後―
この世の終わりかという妻の悲鳴を聞いて、近所の誰かが通報したらしい。
妻は未だに嗚咽を漏らし、肩を震わせている。
俺は顔を顰める警官たちに向かって、彼女が如何にゴキブリを恐れているかを、一から説明
しなければならなかった。
79:名無しのオプ
06/11/26 21:59:15 NbMLEDB1
DSO(Dynamic Shared Object)まで読んだ
80:名無しのオプ
06/11/26 22:24:29 UICZ1p8I
>>73
てめぇ、ぴんくの職人をなめんなよ!
81:名無しのオプ
06/11/27 15:30:30 SaoVVleB
俺はもう我慢できなくなり、寝ている妹のパンティをはぎとると
怒張していきりたった息子を乾いたマンコにぶち込んだ
「えっ?お兄ちゃん!どうしてーっ!」
「うるさい黙れ」
俺は妹にビンタをかましてチンポを激しく出し入れした
「うっいくっ!」
「ああっー」
俺は妹の中にどくどくと白濁した液体をぶちまけた
妹は90歳だから妊娠する心配はないだろう
82:名無しのオプ
06/11/29 22:04:41 dxT9oNpD
叙述としての完成度は下の下の下の下だけど
90の婆さんとそれ以上の爺さんのセックス想像したら吹いた
83:名無しのオプ
06/11/30 19:01:45 oBWkTg5j
「なぁ、金くれよ」鏡の前で支度をしているあたしに、和哉がお金をせびってきた。
「先週も渡したよ」あたしは鏡に映った和哉に向かってぶっきらぼうに言った。
「俺も色々と物入りなんだよね。頼むよ、少しでいいからさ」媚びた口調が癇に障る。
「ヤだね!自分は一円も稼がないくせに!」今度は向き直ってきっぱり言った。
「そんなに怒ることはねーだろ、じゃあちょっとだけ借りるってことで」
相変わらずニヤついてる和哉に、あたしは声を荒げた。
「しつこいよ、やれだの貸せだの!ダメなものは―」
「わかったよ!畜生!」
和哉は最後まで聞かず、乱暴にドアを閉めて部屋から出て行った。
あたしはため息をついた。いつからあんなになっちゃったんだろ。前はとても
優しかったのに…。
三年勤めた会社を辞めた後、和哉は次から次と転職しては一、二週間ほどで辞めてくる。
そして「俺はこんなチマチマした仕事じゃなく、もっとデカイことをやるんだ。
今は充電中だ」と、仕事を探すのさえやめた。近頃は喧嘩も絶えないし、いっそのこと…。
時計は五時を過ぎていた。もう仕事に行かなきゃ。あたしはタクシーを呼んだ。
車窓に映る街並みをぼうっと見ながら、頭はまだ和哉のことを考えていた。
いけない…、こんなことじゃお客さんを満足させられない。あたしは日課の舌先を動かす
練習で気を紛らせた。運転手がミラー越しにちらちら見ていた。
楽屋に弟子のとん太が入ってきた。
「師匠、そろそろ出番です。今日も勉強させてもらいます」
「うむ。…とん太、お前は親御さんを大切にしろよ」
とん太はきょとんとした顔で、「はぁ…」とだけ言った。
「ったく、あんなどら息子、いっそのこと勘当しちまいたいね」
繰り言はここまで。今は芸に集中だ。あたしはそう踏ん切りをつけると、しゃんと
立ち上がり出囃子の鳴る高座へと向かった。今日の演目は、あたしの十八番『子別れ』だ。
84:名無しのオプ
06/11/30 19:18:42 2f2A8gWw
いくらなんでもヒドすぎないか?
85:名無しのオプ
06/12/01 00:10:55 J+xwRszP
性別誤認はもう、何をどう工夫しても面白くないということに気づかないんだろうな
86:名無しのオプ
06/12/01 01:12:51 T9fX39im
東京の落語家さんが「あたし」という一人称を使うのを利用したトリックで、さらに
語り手を風俗嬢と思わせるような仕掛けも施していて、まあそんなにひどいとは
思わないが……しかし性別ネタは難しいな。
87:名無しのオプ
06/12/01 06:59:51 2BB3aThl
そんなにひどいかな?
まあ、色んな叙述トリック見てきた人が期待して読むから、厳しくなっちゃうのはしかたないか
88:名無しのオプ
06/12/01 12:05:47 f9wjN0Ao
今日の飲み会でカラオケをするはめになった
歌は下手だが魂が篭っていると言う自信はある
今日はちょっと古いがオレンジレンジを歌ってみた
かなり盛り上がって嬉しい
上司が俺の肩をポンと叩いてこういった
「発音むちゃくちゃだけど懐かしいね、ボンジョヴィのバッドメディシン!」
89:名無しのオプ
06/12/01 16:57:37 R/4SNwjl
ボンジョヴィとレンジは流石にアーティストとしてのレベルが違うだろう・・
90:名無しのオプ
06/12/01 22:27:02 RLsNy1hG
同意
それから、そもそもどこが叙述トリック?
91:名無しのオプ
06/12/01 23:22:12 v2glKm81
ボンジョヴィもレンジも大差ないだろ。厨か
面白くない叙述貼ってんのはスレ違い
92:名無しのオプ
06/12/01 23:57:05 zrDXB8D+
利之は乱暴な男で、少しでも気にくわない事があると、誰にでも手をあげるような奴だった。
暴行事件など、それこそ毎週のようにおこしてくるし、傷つけた相手に贖罪の気持ちなんてかけらほども抱かない。
……本当に最低の男だ。
それでも、私に危害を加える事だけは無かったが。けれど、このままでは警察に捕まるのも時間の問題だ。
「利之、お願いだからもうこんなことやめて。私はあなたを助けたいのよ。」
私は必死に利之を諭す。
だが利之は、片手にナイフを弄びながらニヤニヤと嫌な笑みを浮かべるだけで、私の言葉など全く意に介していない。
「……利之、お願いよ。」
震える声で私がもう一度そう言うと、利之は忌ま忌ましげに舌打ちし、持っていたナイフを乱暴に床に放り投げた。
「俺は俺のやりたいようにやるだけだ。お前もお前が望むようにすればいい。俺達は不干渉だ。」
そう言い終えると、相変わらずニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべている。
……やっぱり、駄目か。
「私が望むのは、私の体の平穏よ。」
私は一言そう言うと、床に転がったナイフを手に取り、利之の胸に突き立てた。
……そう、自らの胸に。
利之が頭の中で悲鳴をあげるのを感じながら、ゆっくりと、私達の意識は闇にのまれていった……。
93:名無しのオプ
06/12/02 00:12:41 8NDKjAjA
過去最低の出来だな
94:名無しのオプ
06/12/02 02:11:04 u51GHKgw
なんかもう怒りを通り越して悲しくなってきた…。
95:名無しのオプ
06/12/02 02:20:32 WCk22cPB
村から少し離れた、小高い山の山頂にある祠。
さよは毎晩山に参ってはその祠の前に座り込み、祈っていた。
わずかばかりなる蓄えも尽きかけ、今年の冬を越せるかどうかも疑わしい中、
か弱いさよは、家の仕事もろくに手伝えず、家事をすることと、祈ることしか
できなかった。しかし、祈りが天に届くことはなかった。
そんなある日、いつものように山に行く途中、さよは道の端れに
地蔵が立っているのに気がついた。こんな所に地蔵などあっただろうかと
思ったが、地蔵は木や草でほとんど見えないほど覆われて、これは単に今まで気付かな
かったのだろうと思いなおし、さよは持っていた手ぬぐいで地蔵についた苔をとり、
一礼すると、いつものように山へと向かった。
翌朝、さよの家の前には白い光る物が落ちていた。それは真珠だった。
朝から雪が降り、手の感覚がないほど寒いある日。ふと地蔵のことを思い出したさよは、
自ら被る編み笠の他に、もう一つ手に編み笠をもって、山へと向かった。
案の定、地蔵は雪を被りそれでも何一つ言わず立っていた。さよは持っていた編み笠を
被せた時、少し離れた所にもう一つ地蔵があることに気がついた。寄って見ると、
さよの膝ほどまでの高さほどしかない小さき地蔵が、ぽつんと立っていた。
苔を落とし、雪をかいたが、編み笠は一つしか持ってきていなかった。どうしようと
困っていたが、さよはもう一つ、編み笠を持っていることに気がついた。
さよは自分の被っていた編み笠を地蔵にかぶせ、さらに首元が少し欠けていたので
手ぬぐいを首に巻いてやり、一礼をしたあと、いつものように山に向かった。
それが昨日のことである。
そして今朝、戸を開けるとそこに、地蔵に差し上げたはずの手ぬぐいが
置いてあり、その上には数枚の小判が置いてあった・・・。
「どこで両替できんのよ・・・」 都会では『エロかっこいい』が流行語になったらしい、
2006年、12月末のことだった。
96:名無しのオプ
06/12/02 10:30:50 12qDzkqA
>>83がよっぽどまともに見えてきた。
97:名無しのオプ
06/12/02 17:19:49 Rik5q5So
>ボンジョヴィもレンジも大差ないだろ。厨か
死ね。ボンジョヴィがどれほどの興行収入上げてると思ってんだ
98:名無しのオプ
06/12/02 17:44:57 02b7F8ZE
ボンジョヴィは世界レベル
なんとかレンジは井の中の蛙
99:名無しのオプ
06/12/02 18:03:56 4JZ0/nLe
されど空の深さをs
100:名無しのオプ
06/12/02 18:35:27 W4cHNYaE
ネットとかで話聞いてると、
「ホントに妹がいたら萌えるようなモンじゃない」
みたいな意見がよくあるけど、うちの妹は別。
厳つい親父に似た俺と違って母親似で可愛いし、もうすぐ高校生になるってのに、
未だに俺のこと、
「お兄ちゃん、お兄ちゃん」
って小さいころと同じように慕ってくる。
俺は別にロリコンの気とかはないけど、妹の幼い顔立ちとか仕草は好きで、体は
結構発育してても、いつまでも子供のままでいるように錯覚してたんだと思う。
だから、妹が妊娠してるって知ったときは信じられない気持ちだった。
ショックで体調も崩して、マジで自殺とか考えたくらい。
それで、妹が泣いて止めるのも聞かずに、
「どういうつもりで妹を孕ませたんじゃ、ボケェッ!!」
って怒鳴り込んで来た親父にボコボコに殴られたこともあって今入院中。
101:名無しのオプ
06/12/02 19:54:24 EgOWYqvT
この手の後味悪い、しかもすぐネタばれを得意がってはりつける気がシレン。
「面白い叙述トリック考えた」っていうスレタイが、
叙 述 ト リ ッ ク
というより
嘘
なんだろうな。
102:名無しのオプ
06/12/03 02:16:01 dRUlMhBQ
>>95
これうまいじゃない。面白さはさておき、発想は素晴らしいと思うよ。
多分何度か書いてくれている人なんじゃないかな。
103:アイマス
06/12/03 04:28:06 VUO7Eb2D
モゾモゾ…
P「う~ん…」
亜美「あ、兄ちゃんおはよ~」
真美「おっはよ~ん」
P「お、真美達か。おはよう。」
亜美「ねーねー兄ちゃん。兄ちゃんが今いじってたソレ、亜美が剥いちゃっていい?」
P「ばっ、だ、駄目だよ。いきなり何を言い出すんだ。まったく…」
亜美「だってもうカチコチになってるじゃん。
兄ちゃんもムズムズするからいじってたんでしょ?」
P「こんなの放っておけば治るんだよ。
放っておくのが一番いいんだ。」
亜美「も~、遠慮しないの。
放っておけないから兄ちゃんもいじってたんでしょ。…真美!」
真美「あいよっ!」
ガシッ
P「なっ…や、やめなさい!」
亜美「いーからじっとしてて。今スッキリさせてあげる。」
カリカリ…
P「あっ、駄目だって、カリカリするな!あんまりいじると出ちゃうだろ!」
亜美「一気に剥くよ~…それっ!」
ペリッ!
P「つっ!?…」
ドクドク…
真美「あ…出てきちゃった。」
P「あ~あ、言わんこっちゃない。無理にカサブタ剥がすから血が出ちゃったじゃないか…」
亜美「だって、カサブタ見たら剥がしたくなるじゃん?」
P「なるじゃん?じゃないよ。まったく…」
亜美「また固まったら剥がさしてね♪」
104:名無しのオプ
06/12/03 04:43:27 yVC9RpXN
↓ここから下、やっぱりカサブタかよのレス禁止
105:名無しのオプ
06/12/03 04:58:43 o4wzHCHx
しかし他にどんなレスつけりゃいいんだよ。
やっぱりカサブタかよ。
106:名無しのオプ
06/12/03 10:54:20 vkxMc/6S
やっぱりメスブタかよ。
107:名無しのオプ
06/12/03 12:02:01 KWOWdsFa
>>97
興行収入で判断してるところが(ry
108:名無しのオプ
06/12/03 12:22:54 vkxMc/6S
>>107
お前ひっぱり過ぎ
レンジ厨は巣に帰れ
109:名無しのオプ
06/12/03 15:56:12 2o9fmNZM
初めてビデオ製作を任されることになった包茎太郎(ほう けいたろう)の
元に、監督部署からファックスが送られてきた。茎太郎は、こんなビデオにも
かかわらず、形式ばった口調である書類に内心苦笑しながら目を通した。
*ビデオの制作上の注意
・まず初めに、本作はより幅広い層に受け入れてもらうために、『重め』より
『軽め』の表現を重視することを前提に製作に当たってください。
しかし、メインはあくまでも排泄物であることに注意してください。
・リアル重視で製作を進める方向に決定した場合、作品内で登場人物が排泄を
行う表現も許可しますが、その場合、モザイクなどの処置を義務とします。
が、出来る限り直接的な表現を避け、『音』、『匂い』の表現などで臨場感を
演出してください。
・状況上、一般的に考えて使用することはないと思われますが、
不要な誤解を招かないようにするため、『カレー』を作品内で使用すること、
また、言葉の使用も禁止することを明記しておきます。
・製作をアニメーションで行う場合、政策手段が大きく異なる上、
委託という形をとることになりますので、その場合、製作スタッフとの協議の上、
早急な部署への通達を要請します。費用の関係上、出来る限りその方向は
消極的に検討ください。
以上、監督部署より。
『N○K 江戸時代の農業② ~昔の肥料~』製作サイド への諸注意
110:名無しのオプ
06/12/03 18:20:07 o4wzHCHx
わざわざ1カ所だけ「政策」にしているのは何の叙述?
111:名無しのオプ
06/12/03 19:38:40 qsc6NUC4
何回かここに作品を書き込んだことがあるが、腐心するのはいかに読み手を
自分が思う方向にミスリードしていくかなんだけど、それは逆に表現を狭めて
しまうことでもある。
そういう意味では>>109は、段落を読み進めていく毎にどこに落とすのかと
スリリングではあったよ。最初に排泄物って書いているからね。
112:名無しのオプ
06/12/03 23:25:13 CbQcuPn0
>>110 ごめんただのミス。作る途中で気付いてればそれも創作に利用できたかも。
113:名無しのオプ
06/12/05 01:59:50 JWLXzpHl
>>112
>>110は婉曲的に、つまんないと言ってるんですよ、多分。
114:名無しのオプ
06/12/05 11:57:15 oQgai+LI
「今度泊りがけで遠出しないか?」映画の話で盛り上がっていた所での不意をついた誘いに、
サキは動揺して言葉が出なかった。
「何も言わないってことは、OKってこと?」彼に顔を覗き込まれて、サキは下を向いた。
「急に言われても…それに私達まだ三回しか逢ってないのに…」
「もう三回目だよ。まぁその気が無ければ無理にとは言わないけどね」
余裕を含んだ言い様が、自分をまるで小娘扱いしているみたいでサキには憎らしかった。
恋の駆け引きも知らない女とは思われたくなかった。
「いいわよ。あなたがそうしたいなら私行ってもいいわ」サキはそう言った後、
高揚感と後悔がない交ぜになった気分に包まれていた。
「えっ、何これ」真砂子は娘の机の上の片付けの最中に、参考書の下にあったピンクのノートを
何気なく開いて思わず声を出した。今日は土曜日に加え、姑が義姉の家に遊びに行った解放感から、
家中の大掃除を敢行していた矢先のことだった。
―昨日塾に行かずに彼と逢った。大学のサークルの話とか楽しくて時間を忘れてしまった。
―彼は私のことカワイイって言うけど、それってペットみたいってこと?私も来年は高校生だし
キレイとかの方が全然嬉しいのに…。
真砂子はノートを閉じると、直ちに家に帰るよう娘の携帯に電話をした。
駅から家までは歩いて十分程の距離なのに、サキの足どりは重かった。嘘を吐いて出てきた
後ろめたさもあったが、何より自分の浅はかさが嫌だった。サキは出かけた先で些細なことで
彼と喧嘩をして独り戻ってきたのだ。サキはその時気づいた。私は彼よりも恋することに
焦がれていたのだろうと。そして彼とはもう逢わないだろうとも。
あとわずかで家に着く所で、サキは人影に気がついた。
「あっ、晶…」
115:名無しのオプ
06/12/05 11:58:14 oQgai+LI
>>114の続き
玄関のドアを開けると、姑が立っていたので真砂子は慌てた。
「お、お義母さん、今日はお義姉さんのところに泊まられるんじゃ…」
「急に帰りたくなったのよ。ちゃんと晩御飯は食べてきたからお構いなく。それより…」
真砂子は、姑の後ろに娘がいることに気づいた。
「あんた!今までどこに―」真砂子が娘の腕を掴もうとすると、間に姑が入った。
「話はこの子から聞いたわ。友達のお兄さん相手に少し背伸びをしてみたかったみたい。
何回か逢って話しただけなんだけど、塾を休んだことを叱られるのが怖くて家に
帰りづらかったんですって。ズル休みしたことは私が叱っといたから、ここは私に免じて
許してくれないかしら」
姑から頭を下げられて、真砂子はそれ以上娘を叱ることができなくなった。
「お義母さんがそう言われるなら…、ほら!ご飯冷めるから早く入んなさい」
真砂子が憮然として台所に向かうと、晶はやっと靴を脱いだ。そして晶は小声で
「おばあちゃん、ありがとう」と言った。サキは孫娘に笑顔を返しながら、
女は一体いつまで女でいたいのかしら…と思った。
116:名無しのオプ
06/12/06 00:24:47 c6BQiRCx
「マンジュウと花を食ったが、花の方が美味い」まで読んだ。
117:名無しのオプ
06/12/06 03:05:57 82eLD7sK
アケミ先輩が私をあの人に紹介してくれると聞いた時は信じられない思いだった。
今の仕事を始めた時からあの人と話をすることにずっと憧れていたのだ。
サングラスをかけて颯爽と歩くあの人とすれ違ったことは何度かあるけど、
私はきちんと挨拶をすることすらできなかった。「これ、チャンスだからね。
しっかりつかまえなよ」アケミ先輩はそう言って私を励ましてくれた。
ああ、一体あの人と何を話せばいいのだろう? 料理の話? それともヨットの
話題? 「髪切った?」って聞かれたら何て答えればいいんだろう。
まずあの人と電話で話をしなければならないのだった。実際に会う日時と場所は
とっくに決まっている―月曜日のお昼、新宿―のだけど、一応電話で約束を
するという形をとらなくてはならない。携帯が鳴った時は心臓が飛び出そうだった。
まずアケミ先輩と話をして、いよいよ受話器があの人に渡される。
「もしもし」
「あの、はじめまして」
「月曜日だけど、いいですか」
「は、はい」
「それじゃあ、月曜日、来てくれるかな?」
「いいとも!」
私は精一杯元気よくタモリさんに返事したのだった。
118:名無しのオプ
06/12/06 20:06:31 UrXXCKVH
面白かったけど、あの人が多すぎ。ほとんど省略できるはず
119:名無しのオプ
06/12/06 20:17:23 cz58Hspt
>>117
アイデアは悪くない
もちっと練った方がよかったかも
120:名無しのオプ
06/12/06 21:24:35 hE/B2skD
一瞬、遙か上から俺を見下ろしているこの国の王と目が合ったような気がした。
王は微笑んでいた。それは絶体絶命の死地に立つ異邦人への哀れみの微笑みか、それとも…。
だが今の俺にはその事を考える余裕は無かった。闘いはまだ終わっていない。
敵の中に身を置く俺は、既に立っているのがやっとだった。満場の観衆が俺を呪う
言葉を叫んでいるのは、彼らの言葉が解らずとも容易に感じることができた。
さっき倒した男が彼らの英雄なのだから無理もない。
正面に立つ図体のでかいハゲが、掛かって来いと盛んに挑発してくる。
フン、この間倒したライオンに比べればお前なぞはネコ以下だ。
俺が奴に侮蔑の笑みを送ると、ハゲは目を剥き悪鬼の形相で俺を睨んだ。
その時、俺は背後にいた敵が見せた僅かな隙を見逃さなかった。俺はすばやく
体を後ろに捻り男を刺した。男は呆然とした表情のまま死んだ。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」そろそろ限界が来たようだ。息が荒くなる。
観衆はますます興奮し、声を上げ、足を踏み鳴らしている。
俺は残った気力を振り絞ると、ハゲの胸の辺りを鋭く攻めた。
ハゲは仰け反ったが、却ってそれが奴の不幸だった。一瞬後、ハゲは頭を押さえ
地面をのた打ち回っていた。
その途端怒りに駆られた何十人もの敵が一斉に襲い掛かって来た。
俺は先頭の男に膝蹴りを食らわして顎を砕いたが、後に続く男達に押さえ込まれてしまった。
指ひとつ動かすことのできない状態で、俺は奴らの怒りと憎悪を一身に―。
鼻血を押さえながらベンチに戻ると、ボスが通訳を通じて俺に言った。
「馬鹿野郎!折角の勝星フイにした上に天覧試合まで台無しにしやがって。
元メジャーでも容赦しないからな。暫くファームで頭冷やして来い!」
121:名無しのオプ
06/12/06 22:15:30 pl1gT5/h
>>120
ああ、惜しい。無理に天覧試合なんてオチにしなくても
>この国の王
↓
王貞治
じゃいけなかったのか?
122:名無しのオプ
06/12/07 10:18:15 2yyxKNQB
本当に、ごめんなさい。
思えばこの街に来た時から僕達は付き合い始めたよね
初めて同じ仕事場で働けるって聞いた時、とても嬉しかった
でも、面倒な仕事や辛い仕事になると必ず僕を駆り出して
ミスをおかした時はいつも責任を押し付ける
僕を踏み台にして、いつものし上がって行ったよね
度重なる重圧に僕はもう…耐えられなくなっていたのかな…
でも…でもね
いつも利用されてた僕だって疲労していたんだ
君が初めて会った時を忘れていたのも悪い
だから…君を殺してしまった
悪気は無かったんだ
ただ君が、たった一つの約束さえ守っていれば…
僕が耐えうる荷重は100kgだと決まっていたのに、体にもシールが貼ってあるのに
ああ、僕の脚が君の血に触れていく
赤い血が鋼鉄の脚に触れていく
それでも僕は君を助ける事はできないんだね
僕はただの脚立でしか無いから
123:名無しのオプ
06/12/07 21:59:00 +8hza1Am
Beautiful daysのHIROKIパートには鳥肌たった
自分の中で、詞はYAMATO>>>>>>HIROKI>>NAOTO>>RYOだったのに
YAMATO≧HIROKI>>>>>>>NAOTO>>RYO
になった。
124:名無しのオプ
06/12/07 22:57:57 vXdwEdcB
チョキチョキチョキチョキチョキ
チョキチョキチョキチョキチョキ・・・
一心不乱に同じ動作をくり返す彼女を僕はずっと見ていた。
チョキチョキチョキチョキチョキ
チョキチョキチョキチョキチョキ・・・
止めさせるのは簡単だけど、その後一体僕は何をされるか分からない。
それが怖いので僕には彼女の気が済むのを待つだけだ。
でもそんなにじゃんけんっておもしろいか?
125:名無しのオプ
06/12/07 23:18:04 vXdwEdcB
この行為って俺的には一種のスポーツみたいなもんなんだよね。
やっぱこう愛情とか、そういうのもアリかもしんないけど結局は
技術でしょ。どんだけ綺麗に、スマートに出来るかだと思うよ、基本的には。
そん中でも俺が特に重要だと思うのはなんだと思う?当ててみなよ。
・・・うねるような動き?常に冷静でいること?落ち着いた環境?
ん~、確かにどれも重要だねぇ。でもどれも一番じゃあ、ない。
正解はね、最初の、穴に入れるという単純な動作なんだよ。やっぱ人間
って精神状態に大きく作用される生き物だからね。最初の挿入がうまく
いけばもうあとはこっちのモン。後の作業も気持ちよく出来るよ。
この作業に戸惑うと、なんとなくその後もしらけるような感じになっちゃうんだよね。
まぁコレは俺の個人的な暗示みたいなもんだから、みんなも各自で
好きなようにやってくれ。俺だって服とか作るほど裁縫うまくないし。
126:名無しのオプ
06/12/07 23:42:55 vXdwEdcB
「おいコッチに回せ。トロトロすんな。」
先輩の叱り声が僕の手元を急かす。
目の前の物を渡すことにさえ、僕の不器用さが滲み出てしまう。
あたふたしながら先輩に手渡すと
「ったく、早く人並みになれや。そんなんじゃいつまでも下のままだぞ。」
と、いつもの口癖が現れた。
社内では多くの社員が仕事に追われている。天井からは『祝!!二年連続
最高視聴率獲得!!』と書かれた旗がぶら下がっていた。
そう、ここはメディアの震源地の一つ、お台場フジテレビだ。
ここで仕事が出来る事は、正直嬉しい。なにかお台場でイベントがあれば
それを彼女に教えてあげることも出来るし、運がよければ限定品を
GETすることだって出来なくはない。でも場所は何処にせよ、この仕事が
出来る事が一番嬉しい。
ここで働いている社員のためにも、僕達は、会社を綺麗にしているんだ。
社内では清掃員がちょくちょく現れては掃除をしている。
僕は窓からそんな社内の様子を眺めながら、仕事を続けた。
いつか、『上』に行って、あの球体の窓を掃除するその日まで。
127:名無しのオプ
06/12/08 12:00:06 EAkKA0mD
「所長!古代から発掘された『歌』の解読が完了しました!」
「どんな内容だったのかね?」
「君が代は 千代に八千代に 巌となりて 苔の生すまで」
「どうやら、誰かの時代が延々と続く事を願う歌のようですね」
「ほう、素晴らしい歌だな」
「まったくです。作者は大した物ですね、オレンジレンジとか言うらしいですが、、、」
128:名無しのオプ
06/12/08 15:31:47 R3jcgWY6
>>127
どこが叙述トリック?
129:名無しのオプ
06/12/08 16:32:34 2CbCakn0
>>127
つさざれいしの
130:名無しのオプ
06/12/08 23:42:22 AYetUzuG
まったく厄介な爆弾だ。
遠隔操作できるのが理想だが、この爆弾ときたら時限式だから
自分の好きな時に対象を爆破できない。とんだジャジャ馬だよ。
ちょっと油断すると、すぐ俺を巻き込んでしまうからな。
まぁそんな不器用さががイイって思う時もあるけど。
ああ、またそんな爆弾が爆発しそうだ。速く離れないと。
でもそんなこと出来るわけがないよ。
・・・最初にミスるともう駄目、ってのも結構シビアだよな。ボンバーマンって。
131:名無しのオプ
06/12/09 11:42:13 J0LX5HSP
俺が前に留学してた所でのことなんだけど、周りが止めるのにふらふら出歩いてる
変な爺さんがいてさ。その爺さん、よその家のいざこざに異常な関心があって、
止せばいいのにすぐ首突っ込むんだよね。それで穏便に解決できないとなると、
結局人使って暴力に訴えたりして、とんでもねえ爺さんなんだ。
極めつけは、ピルケース見せつけて無理やり納得させてやんの。ピルケースて…。
俺はもう脱力したね。
そんなのが人気なんだってさ。全く変な国だよニッポンって。
あっ、俺はそこに出てくる若い女が風呂に入るシーンだけが目当てで、毎回観てたけどね。
132:名無しのオプ
06/12/09 11:52:22 cylBytJ9
>>131
悪くないけど、オチははっきりと書いた方が効果的だと思う。それだけだと「水戸黄門」だと分からない人がいる可能性がある。
133:名無しのオプ
06/12/09 12:06:47 sdG+1GJE
>俺が前に留学してた所でのことなんだけど、
外国の話と思わせて「水戸黄門」=日本ということは
お前が日本人でないことを示しているわけだ、よな。そこが叙述トリックなんだろ。
134:名無しのオプ
06/12/09 17:21:12 QHjpZLLM
>>133
深いな
135:名無しのオプ
06/12/09 18:40:19 cylBytJ9
>>133
悪い。最初から外人のつもりで読んでた。そっちがメインなら最後の2文入れ替えるといいかもね。
136:名無しのオプ
06/12/10 01:09:36 MQA+0qHG
書いてもリアクションが無かった場合は
「お前の作品はコメントするに値しない。もっと精進しなさい」
って意味合いでおk?
137:名無しのオプ
06/12/10 01:31:52 L9Pa14Nh
>>136
あ、レス欲しいの?
どれ?
138:名無しのオプ
06/12/10 02:20:20 J1dYdxuc
けなすほど悪くはないがほめるほどではない、コメントしにくいのはあるな。
139:名無しのオプ
06/12/10 08:31:42 VKSxTotO
性別錯誤、ホモネタ、オレンジレンジなら間違いなく「カエレ」って意味。
それ以外だとなんともいえんな。
140:136
06/12/10 14:23:11 MQA+0qHG
なんか自分からレス求めてごめんなさいね
>122なんですが… コメントしにくいなら結構ですんで
141:名無しのオプ
06/12/10 14:42:25 EccOsDGj
とりあえず半年ROMれ
142:名無しのオプ
06/12/10 17:17:45 rk4A4Kv6
気がついたのは2、3カ月前からでした。
私は仕事に行くのにバスを利用しているんですけど、バスを降りて
家に帰るまでの間、後ろからずっと足音がするんです。
私が歩く速度を速めると、後ろの足音も一緒に速くなって、
私が立ち止まると、後ろの足音もピタリと止むんです。
こういうことを書くと被害妄想とかそんな感じに思われるかもしれませんが
ウソではありません。本当に、私はストーカーにつけられています。
幸い、私には付き合ってる彼氏がいるので、協力してもらうことにしました。
犯人を捕まえるために、おとり捜査のように私が一人で帰って、後ろではなく
前方に彼氏にいてもらいました。後ろにいるとストーカーが警戒すると思ったからです。
私が少しでも声を出したり、彼氏にコールしたりすると助けてもらえるように
していたのですが、ストーカーはずっと同じ距離を保って、少しも近づいてきませんでした。
ストーカーの狙いもわからず、もしかして私の勘違いかなと思い始めた頃、
家にFAXが来るようになったのです。
143:名無しのオプ
06/12/10 17:52:48 rk4A4Kv6
(続き)
このFAXを見た瞬間、やっと自分が今どういう状況にいるのかが分かって
きました。FAXには汚い字で『お前一生彼氏できないよ』とか
『会社辞めろ』やら『これ以上すると警察呼ぶよ』などと、意味不明な
事が書いてあったのです。普通のストーカーよりもっと異常な、狂った
類のストーカーではないかと背筋が凍りました。でもよくよく見ると、
このFAXは私が大きな勘違いをしていることに気付かせてくれたのです。
結論からいいます。ストーカーの狙いは私ではなく私の彼氏だったのです。
つまり私の彼氏のストーカーの、彼女である私に対しての嫉妬による尾行だったのです。
不幸中の幸いというか、彼氏に迷惑が掛からないようにと、その間は彼氏とは
会社でしか話していませんでした。おとり捜査のときも、他人を装っていましたから。
もし、つけられている間に私が彼氏の家とかに行っていたら・・・。そう思うと
今でも寒気がします。しかし、ついに私と彼の中を裂こうと、ストーカーが
行動に出始めたのです。恐らくずっと彼と接触しなかったのが逆に不自然に
見えたのでしょう。それを確かめるために私は彼の自宅のポストに
手紙を入れておきました。なるべくストーカーが反応するようにと、適当に
彼を愛してる、一生一緒にいようね、とか書いておきました。
次の日仕事場で、彼に「昨日手紙見た?」と聞くと、そんなのは知らない
と言いました。やっぱりストーカーです。手紙を盗ったのだ。私は確信しました。
彼は将来有望で、今大事な時期です。彼からも「知ってるだろ?いま大事な時なんだよ。
あまり大ごとにしたくないから、穏便に終わらしてくれないか?」などと言われています。
少し冷たい言葉だと思われるかもしれませんが、彼は今そのくらい大事な時期です。
彼のためにも私一人でやるしかない。私は行動に出ました。 (まだ続く)
144:名無しのオプ
06/12/10 18:37:31 w9Z4AwwC
私がストーカーだった。
145:名無しのオプ
06/12/10 18:47:47 L9Pa14Nh
和菓子がストーカーだった
146:名無しのオプ
06/12/10 18:53:33 rk4A4Kv6
まだ彼はストーカーの狙いが自分であることに気付いていません。
ストーカー自身も気付かれていないと思っているでしょう。私への尾行は
彼自身への注意をそらす為のカモフラでもあったわけです。
なので帰宅途中以外は彼を中心にストーカー行為をしているはずです。
手紙がすぐにチェックされていたのがなによりの証拠です。
家ではまたFAXが来ました。「これ以上するとどうなってもしらないぞ」
とか「もうお前には遠慮しないよ」とか「最後の警告だからな」などと
書かれています。もう猶予はない、そう思った私は強行策に出ました。
丁度良く、今日は彼が前に汚してしまい洗濯に出したスーツが宅配で
届く日です。ストーカーは絶対コレを盗りにくると確信していました。
でも彼に知らせるわけにはいかないので、彼に仕事の件で話しがあると言って、
7時に池袋の居酒屋に来てくれとウソをいいました。彼にはあとで謝ろう。
そう思いながら私は彼の家に車で行きました。そして車の中に隠れたまま
ストーカーを待ちました。
147:名無しのオプ
06/12/10 19:05:52 rk4A4Kv6
彼は一人暮らしなので、彼がいなければ宅配は玄関の前に置きっぱなしです。
彼の帰宅が気がかりでしたが、すぐに宅配は来ました。思ったとおり、荷物が玄関の前に置かれたままです。
ストーカーはもういるはずです。私はサッと車を降りると荷物をとり、車に入れました。
そしてストーカーがついて来れるよう、わざとゆっくり家に向かいました。
あとは怒ったストーカーが私を襲うのを待つだけです。一歩間違えれば
殺されます。私は警察に、ストーカーがいるから今日だけ私を監視していてほしいと
頼んでおきました。(本当は彼のストーカーだから)警察にもウソを言ってしまった
ことになるけれど、ストーカーを逮捕するためです。家に帰った私はさすがに
外にいると警官が来る前に殺されてしまうと思い、家の前の路上で車を止め、
中でじっとしました。するとすぐに、コンコンとノックされました。窓を見ると、やっぱりです。
女がいました。凛とした顔立ちの綺麗な女性です。こんな綺麗な人が・・・。
私は絶句し、また目の前で退治していることに恐怖を覚えました。
女は冷静に見えました。このままでは向こうはボロを出さないでしょう。
私は覚悟を決めました。襲われよう、と。警官がすぐに来ることを願い、
私はドアを開けゆっくり外に出ました。女と正面に向き合い、私は「何の御用?」
と言いました。女はゆっくりと口を開き
「これって予告?それとも自白なのかしら?」そう言って私に手錠を掛けました。
「えっ!?ちが・・・」その時、戸惑っている私を見透かしたような澄んだあの音が、
またあの足音が聞こえました。音のほうを見ると、見知らぬ女が笑ってこっちを見ていました。
「刑事さんアッチです!!」私の言葉はもう刑事さんには信頼されません。
出世に響くだろうから、彼は何も言わないし、私も言うつもりはありません。
148:名無しのオプ
06/12/10 19:14:33 x3mLAgZU
ごめん、>>142で読むのやめちゃった。
これは創作ではなくノンフィクションだという叙述?
149:名無しのオプ
06/12/10 22:29:38 xrOlLHwY
頑張って読んだよ。
彼とちゃんと話している事から、一瞬疑いながらも私がストーカーではないと
思ったけど、結論から言うと叙述じゃないよね。「手違いで私が捕まってしまい
ました」って結論はねぇ。
一番まずいのは、「宅配が本人いないのに玄関におかれる」状況。
現在の日本ではありえない。更に「出世に響くから言わない」という理由。
じゃ、警察呼ぶなよ。
150:名無しのオプ
06/12/11 06:15:27 wlIQc03u
『理不尽な決意』
「僕と君が初めて出会ったのは入学式の日だったよね。
僕たちは一瞬で恋に落ちた。理由なんていらない。運命だったんだから。
君は町内でも評判の美人だった。目がとびきり大きくてアイドルみたいだってね。
だけど僕は、自分でも何故だか分からないんだけど、
言葉では言い表せないくらい綺麗で、とても長い後ろ髪にすごい魅力を感じてたんだ。
僕たちは、本当に仲が良かったよね。喧嘩なんてしたこともないし、いつも一緒だった。
毎日一緒の登下校も、日課みたいなものだったよね。僕は、その時が一番幸せだったんだ。
君といて不満なことなんてないんだ。ただ一つ気になること……君ってどんな声?
ああ、そういえば最近僕、拳銃を手に入れたよ。値段は高かったけど、やっぱり本物は違うね。
重たいんだ。君にも持たせてあげたいな。試し撃ちなんてしてないよ。一発あれば十分だからね。
僕、気付いたんだ。君の本当の気持ち。僕だって本当はこんな事したくないんだよ。
だけど君が悪いんだ。僕を裏切ったんだからね。仕方ないんだ……
僕は死にます。どうかお幸せに。」
151:名無しのオプ
06/12/11 06:35:02 wlIQc03u
レスして気付いたけど前に書かれてるの読んでみたらタイミング的にマズいなΣ(゚д゚|||)
まぁ根本的に俺のが叙述になってるのかは分からないけど。
152:名無しのオプ
06/12/11 07:44:29 t+Q/UK3S
『全国のラーメン通が選ぶベスト100』
ラーメン店にとって日本最高の名誉ともわれるこのランキングで
3年連続一位を死守しているのがこの『西川』だ。
僕もここの一番人気であるとんこつラーメンを何度も食べているが、
三年連続一位の味はやはり伊達じゃない。ラーメン通の僕も納得の味だ。
その分人気もかなりあり、この店には開店前から多くの行列が出来ている。
僕も開店前から店に来ている。しかし僕が来たころにはもう十人ほどの行列が出来ていた。
そして、入店してまず言う言葉は、いつも決まっている。
「おはよう御座います!今日も頑張って働きましょう。」
153:名無しのオプ
06/12/11 09:17:43 hklaZdhw
「面白い」という言葉の意味を分かっていない奴が多いな。
「叙述トリック」という言葉の意味を分かっていない奴はもっと多そう。
結果として
A.「面白くない駄文を考えた」
B.「面白くない落ちのある話を考えた」
C.「面白い落ちのある話を考えた」
のどれかになってしまっている。
152はとりあえず、俺の感想ではC.だからまし。
150はA.でも読んだ。
142は読んでもいない。>>148と同じ、>>149は偉いな。でもその感想も読んでない俺には何のことか分からないw
154:名無しのオプ
06/12/11 11:07:38 SPKeA2wO
遅レスだけど、>28のはショートショートの広場に載ってる「かさぶらんか」
155:名無しのオプ
06/12/11 18:36:55 /DLcDVNR
先日友人から手紙が届いた。
「君は僕にとって大切な友達だ。だからこそ単刀直入に言うよ。
君は明日行くべきじゃない。君は病気なんだぞ!?君の病気は深刻なんだ。
それは君自身がよく分かっているだろ?その状態では無理なはずだ。
君は偉大な男だ。もう後は他の人に任せてもいいじゃないか。ここまでしただけでも
十分素晴らしいことなんだよ。考え直してくれ。
・・・これが僕の本当の気持ちだ。でももし、君がそれでも行くというなら、
運命に挑むと言うなら、僕に出来ることは祈ることだけだ。
それじゃあ、幸運を祈るよ。」
手紙を読み終えると自然と涙が私の頬をなぞった。ここまで心配してくれる友人
を持っていることに私は幸福を感じた。だけど、すまない、私は行く。
病魔がどれだけ私を苦しめようとも、私を止めることはできない。
これは私の運命だ。きっと・・・きっと笑顔で私は帰ってきてみせる。
その後彼がどうなったかは言うまでもありません。
『運命』は歴史的大作として現代でもなお愛され続けているのですから。
156:名無しのオプ
06/12/11 21:49:47 3iEt4pq5
>>153氏の、眼鏡に適った「面白い」「叙述トリック」は、
>>1->>155の中に有りましたでしょうか?
157:名無しのオプ
06/12/12 00:43:16 F08yAjQw
>>153氏の、色眼鏡に適った「面白い」「叙述トリック」は、
>>1->>155の中に有りましたでしょうか?
158:名無しのオプ
06/12/12 01:22:02 GwStiGjq
日付をかわって、IDが変わるまで待って2度も書いているのだから、よほど大事なことなんだろう。
俺が答えておこう。
>>153のめがねにかなうかはしらないが
兄弟スレも含めると俺は↓だな。
スレリンク(mystery板)
159:名無しのオプ
06/12/12 08:25:19 iJ+4ZNcB
>>157
>>156は俺だが、俺の言いたいことを解ってくれたんだねw
160:名無しのオプ
06/12/12 14:32:45 XMJ+C2cK
>>158
あなたはたいした皮肉屋ですなw
最初リンクミスかと思った。
161:名無しのオプ
06/12/12 16:51:28 LCpDw98a
俺は、玉も石もごっちゃになってるこのスレのムード好きだけどね
スレが枯れるのが一番嫌だから、どんどんカキコして欲しい
なるべくリアクションするから
162:名無しのオプ
06/12/12 21:45:48 Lg9SQ88f
>>159
とても自演が上手いじゃないですか
163:名無しのオプ
06/12/13 00:39:26 SiLmYZlH
車内にて
男「前の車トロトロ走ってるなあ」
女「抜いちゃっていい?」
男「ああ、いいよ」
すると突然女は男のズボンを脱がせようとした
男「いきなり何やってんの!?」
女「だってヌいていいって言ったじゃない」
164:名無しのオプ
06/12/13 00:42:37 Fqs9NGyC
書き込みの意図を聞きたい
165:名無しのオプ
06/12/13 02:26:13 uePQpjwT
やベー、>>163みたいな女は超いいだろ。
こっちが何も言わなくても自分からヌいてくれるんだぜ?
てかこれだったら女の方が運転してることになるな
166:名無しのオプ
06/12/13 10:26:15 zIbryT5s
>>168
そんな良くもねーよ
頼んだ時に素直にやるほうが色々と便利だ
自分で抜くから運転してくれ、とかな
167:名無しのオプ
06/12/13 10:56:54 Ab9pFXPB
>>166
叙述スレなのに倒叙ですか?
168:名無しのオプ
06/12/13 18:51:45 c5EPiUa5
URLリンク(ana.vis.ne.jp)
アリに書いてみた。
どうよ?読めまくり?
169:168
06/12/13 19:01:26 c5EPiUa5
あっそっか。
展開読める以前に読み難いかも。
そしたらごめん。
170:名無しのオプ
06/12/13 22:03:51 tE+NHSck
>>168
文章は長い割には読み易かったよ
内容はけなす所もないけど…脱力した
次は短くてキレのいいのをたのみます
171:名無しのオプ
06/12/13 23:18:25 7Azp/GxH
>>168
確かに、文章読み易かった。
トリックは本当は自分が殺してた、ってことだろ?
もしそうならトリックも読み易かった
172:名無しのオプ
06/12/13 23:27:44 c5EPiUa5
>>170-171
感想をありがとう。
今読み直したら、ミスリードを誘う文章が全くなくて、
これじゃあ興ざめですよね。
出直してきます。
173:名無しのオプ
06/12/14 15:52:46 PE9x5NO+
いや、確かにバレバレだけど
文才はそこそこあると思うし、絶望する程悪くなかったかと。
174:名無しのオプ
06/12/15 12:35:37 FO5odk7b
母さんが死んだ
腎臓がんだった
無職の俺を最後まで心配していた
俺はずっと無職だ
母さんは死ぬ前にこういった
「いつまでも家でブラブラしてないで、真面目に働いて、嫁さんもらって
母さんをいつまでも心配させないで」
と。
確かに俺は無職だ。
家でPCのエロゲーばかりしていて現実逃避していた。
母さんが残した貯金も残り僅かだ。
俺は頑張って社会復帰を目指した。
今日はハローワークで再就職セミナーがある日だ。
俺は背広を取り出してソレに着替え、ハローワークへと向かった。
一番前の席に着き、セミナーが始まるのを待つ。
やがて顔見知りのデブオタっぽい奴が俺に話しかけてきた。
「じいさん、また来てたんだw」
175:名無しのオプ
06/12/15 12:38:11 vDYqNB6A
30年後ですね
176:名無しのオプ
06/12/15 17:14:39 mE+Kp0TJ
174って叙述になってるの?
177:名無しのオプ
06/12/16 10:18:06 rsS/TBh+
マオのことを、キムは常に意識していた。
マオは多くの人々を酔わせ、無条件に従わせる魅力を
生まれながらに持っていた。
いや、それだけではない―キムは感じていた。
マオのその笑顔の下には酷薄さが内包されており、
それが熱狂的に受け入れられる最大の理由であると。
悔しいことだが、キムは自身の中にあるマオへの嫉妬を
認めざるを得なかった。
今の私はマオにすがりつくことしかできない。
そう今は…。しかし、いずれ私がマオを…
キムはまだ幼い息子の写真を手にそうつぶやいた。
1950年10月、国連軍が平壌を攻略せんがため迫りつつあった。
金日成は毛沢東(マオ・ツォートン)へ人民解放軍百万の派兵を要請した。
178:名無しのオプ
06/12/16 12:12:03 V1LhkmdV
俺の父親も腎臓が悪い。
週に3回、人工透析のために通院してる。
腎臓以外にも色々悪くなって、甲状腺が腐る直前までなったり、脚の骨が折れたり、
もう何度も手術を受けてる。
俺が高校生のころ、明日は定期試験という日に、その父親が青い顔で部屋に来た。
「ちょっと朝から具合悪いねん。それで先生とも相談したんやけど……
今日手術するから、お前その手術手伝ってくれへんか?」
試験前日というときに、いきなり何を言い出すんだ、この親父は。
そう思いながらも、熱心に頼まれて仕方なく承諾する。
具合の悪い父親に代わって、飼っている牛の手術の助手を務めた。
酪農家に生まれた運命を恨んだ。
因みに父親の台詞も含めて、ほぼ実話。
179:名無しのオプ
06/12/16 14:24:02 qnjCrPVk
>177は個人的におもしろかったな
なんか変な名前だとは思ったけど、そうくるかって感じで
180:名無しのオプ
06/12/16 15:19:04 HdeCmt7a
>>178
酪農家ガンガレ、結構好きこーゆーの
181:名無しのオプ
06/12/16 15:43:12 97dfZ2s1
>>178
父の腎臓が悪いことを書くのになんの意味が?
182:名無しのオプ
06/12/16 15:47:07 LczS1azm
>>181
父さんの肝臓が丈夫だったら、手術の手伝いしなくて済むやん。
183:名無しのオプ
06/12/16 17:28:04 6dNYnZN7
てか178は叙述になってねぇよ
184:名無しのオプ
06/12/16 17:42:04 uYoQtPwQ
>>177
ハハハ、今ならではだね。
>>183
>お前その手術手伝ってくれへんか?
↑
あえて言うとココかな?
185:名無しのオプ
06/12/16 22:14:47 5xAiOSuQ
久しぶりに訪れた彼の家の中は、昔の面影はまったくなく、
彼の状況が一変してしまったのが容易にうかがえた。
が、彼は昔通りの相変わらずな屈託のない笑顔で僕を迎えてくれた。
仕事の事も、あんな大火事があったことも彼にとっては大きな影響
ではないようだ。
彼の家の中の灯りは白熱電球のみで、家の隅には蓄音機という名前らしい
機械が置いてあり、音楽を奏でていた。小さな白熱電球の光や蓄音機の音は
彼の止まない情熱を表しているように見え、なんだか嬉しかった。
「どうしたんだい?不思議な顔をして。」彼が僕に目を向ける。
僕は思わず彼に言った。
「すごいよ!まさに発明家エジソンの名に恥じない家じゃないか!」
186:名無しのオプ
06/12/17 09:50:19 c+qzGuJC
>>185
ベートベンの人?
そのときも思ったんだが、オチが解った後でも風景が変わらないんだよね。
「ああ、そう」みたいな感じで。文章は変に凝ってなくて好感持てるよ。
187:名無しのオプ
06/12/17 12:49:33 5G9NfKSb
>>186
出直してこい
188:名無しのオプ
06/12/17 13:28:39 moY4EaoL
エジソンが火事にあったなんて知らんし・・・
189:名無しのオプ
06/12/17 14:23:09 w7ZSbaM0
ベートベンの人なんて知らんし・・・
190:名無しのオプ
06/12/17 16:00:10 MVtbmtvl
みんな叙述を描こうよ。
191:名無しのオプ
06/12/17 19:37:08 l2R1INdB
>186
お前よく意味わかったな・・・
192:名無しのオプ
06/12/17 20:34:55 J1pqaWdM
僕は最近ドラゴンクエストをプレイしている。
今日はレベル上げをしようと思う。
しばらく順調にモンスターを倒していたのだが、長時間の戦いで体力を消耗してきたので
そろそろ寝たほうがいいと思ってレベル上げを中断した。
そして夜が明けた!
目的地に向かう途中に猫がいたので話しかけたら「にゃー」しか言わなかった。
途中で店に寄って買い物をした。お金は昨日銀行でおろしたから問題ない。
店員はいつもと変わらないセリフで淡々と仕事をこなしていた。
目的地に着いた僕は階段で2階へ上がり、鍵を使って扉を開け、中に入った。
部屋の電気を付けてタイムカードを押し、さっきコンビニで買ったスポーツ新聞を読みながら
朝食のパンとコーヒーを口にした。
193:名無しのオプ
06/12/17 21:25:28 pDytYjjZ
>>192
発想は買うけど、残念。
ドラクエなら「体力を消耗」とは絶対言わないので、経験者は確実にここで現実に引き戻される。
結果ミスリードが失敗して以降の努力が全部無駄になっている。
ドラゴンクエストという固有名詞がなければあるいはうまくいったのではないだろうか。
ゲーム世代からすると「HP限界」「ライフ尽きた」のようにゲーム用語を現実に持ち込む方がリアル。
読者の世代が限られるライトノベルならそちらでいけると思う。
194:名無しのオプ
06/12/17 22:44:42 tGub1XI5
>>192
うーん、なにがミスリードで、なにがオチなのかよくわからない。
後半部の最初がドラクエ風にみえて実は現実ということでいいのか?
最初から視点が「ゲームの世界」の外側にあるので、最後までその視点で読んでしまったのだが。
それとも別の叙述でしょうか?
195:名無しのオプ
06/12/18 01:11:02 BVmL5gV1
あの部屋に越してきた男は「死にてー」が口癖だ
今日も死にてー死にてーとひとりごとを言いながら何かしている
こっちまで気が滅入ってくる
そんなに死にたければ殺してやろうか
俺はそう考え、隣人を殺した
そいつは死ぬ間際、「死にたくないー」と泣きながらクソを漏らしていた
矛盾したやつだ
しかし、これだから死刑執行人はやめられない
196:名無しのオプ
06/12/18 14:37:57 WM1BsnzR
権限強いね
197:名無しのオプ
06/12/18 15:31:20 2J8e9pGx
ゲームネタはわからん、中高年にもやさしいスレで頼む。
198:名無しのオプ
06/12/18 17:23:42 dOft8yV/
>>195
犯罪者を死刑にするのは法務大臣の直々の書類が送られてきた後でしか出来ません。
199:名無しのオプ
06/12/18 17:54:26 ZXSdMfPm
>>197
もうある程度のゲームの知識は常識として扱われつつある。
いつまでも家庭用ゲーム機をファミコンなんて呼んでいい時代ってわけじゃないんだ。
200:名無しのオプ
06/12/18 20:07:55 nN2iE9YP
ささいな事で私は妻と口論をしてしまった。倦怠期というわけではないし、
そんな激しい口論でもない。それでも朝からこういう空気は好きじゃない。
「確かに電車の中じゃ使えないし、映画館とかでもそうだけど。
でもだからって家に置いてちゃ意味ないわよ。携帯しないと
使う時に使えないじゃない。あなた、ちゃんと持って行きなさいよ。」
「いやでもあると使っちゃうし、そうなると、お金も掛かるだろ?」
「何言ってんのよ。社会人には必須なのよ。はい、持って行ってね。」
しかし、まぁ妻の言うことはもっともだ。それに最近では吸いたくなっても灰皿が
設置されていない、なんてことはよくあるからだ。
201:名無しのオプ
06/12/18 20:19:55 Woo0q081
灰皿置いてない所では吸ってほしくないけどな
202:名無しのオプ
06/12/18 22:16:08 ijjZCZFV
まったくだ
203:名無しのオプ
06/12/18 22:29:42 PnWhA04q
また一人房から消えた。あの扉の先には何が待っているのだろう…光か…それとも死か…。
おれは今薄暗い監房にいる。外からは他の受刑者の泣き叫ぶ声や奇声が絶えず聞こえてくる。
しかし、いったいおれが何をしたっていうんだ?自分が何故ここに入れられたの
かサッパリ分からない。確かにここに来る前のおれはお世辞でも優等生ではなか
ったし、盗みや喧嘩だってしたことはある。
けれども、もうここに来て何の説明もないまま2年になる。明らかに異常だ。
忍耐強いおれでもおかしくなりそうだった。
そんな中でのゆういつの楽しみは隣房のジョンの話を聞くことだ。
幸いなことに看守の目はゆるかったので会話は自由にできた。
ジョンはお調子者で、子供の頃のおもらしの話や、近所の公園のガキ大将の話な
ど面白おかしく話してくれた。その度におれは腹の底から笑った。こうやってな
んとか平静を保てているのはジョンのおかげである。恥ずかしくて声に出しては
言わないが、ジョンには感謝の気持ちでいっぱいだ。
204:名無しのオプ
06/12/18 22:30:22 PnWhA04q
続き
…コツ…コツ…ガチャ…看守がやってきた、受刑者の叫び声がいっそう激しくなる。
…コツ…コツ…コツ…看守が目の前を通りすぎた。と同時に足音が鳴り止んだ。
…まさか!?…ジョンの監房だった。
看守はジョンを監房の外へ出し慣れた手つきで鎖で縛
った。もう何度も見てきた光景である。
看守とジョンが目の前を通りすぎる。看守の顔には不気味な笑みがうかがえる。
ジョンが一瞬こちらを見た。目には涙を浮かべている。よく見ると身体が小刻み
に震えている。怖いのだ。おれは何か声をかけようとしたが声が出なかった。
…コツ…コツ…コツ…ガチャ…看守は扉を開けた。ジョンが最後にもう一度おれ
のほうを振り返った。涙はなかった。おれは堪えきれず泣き叫んだ。
あおーん、わんわん、わん、あおぉーん
最後まで読んで下さった方ありがとうございました。
205:名無しのオプ
06/12/18 22:32:33 uvS4fNCZ
開始5文字でアンフェアな叙述トリックってのも斬新だな
206:名無しのオプ
06/12/18 22:39:58 n3/DStc0
それにしても寒い日だった。
こんな日は鍋でも食いたいもんだね。家路を急ぎつつ俺はそんなことを考えていた。
「しっかし、なんか材料あったかな……?」
冷蔵庫の中身を思い出し、小さく溜息。彼女さんが時々来てくれるとはいえ、一人暮らしはやっぱり寂しいものだ。
やれやれ、と首を振って、俺はふとその小さな異変に気付いた。アパートの三階、ちょうど俺の部屋に、明かりが点いている。
「あれ?」
あいつが来るのは確か来週のはずだけど……。泥棒? まさか。だったら明かりなんて点けやしないだろう。おそらく消し忘れたんだろうな、そう思いながら玄関のドアを開け─
「あ、おかえり~」
彼女はにっこりと微笑んだ。
「え、あ、た、ただいま……。いや、あの……」
何か言いかけようとする俺を遮るように、
「それにしても寒いね~。こんな日はお鍋が一番だと思って、作っておいたよ」
見れば、テーブルの上でうまそうな料理が湯気を立てていた。
「冷蔵庫の中身だけで作ったからあんまり味は保証しないけどね」
あの中身でこれが出来るのか? 料理は奥が深い。いや、そうじゃなく─
「あの……」
「あ、いっけない、あたし、今日はもう時間だから、帰るね」
話しかけた俺をあっさり遮り、彼女は慌てて上着を着込み、軽く俺の頬にキス。
「それじゃね~。たくさん食べて、暖かくして寝るのよ。風邪ひいちゃダメだかんね?」
子供に言い聞かせるような言葉を残し、彼女は玄関を出て行った。
後に残された俺は玄関のドアを見つめながら呆然と呟く。
「……誰?」
207:名無しのオプ
06/12/18 22:44:27 ONmCyIYi
続きは?
208:名無しのオプ
06/12/18 22:55:38 dTYIztDk
>>204は
>>205の意見がまさに。
あと、看守や受刑者とかもぼかしてほしかった。
209:名無しのオプ
06/12/18 23:01:32 uvS4fNCZ
面白い叙述トリック考えた
というスレタイだけど
面白い叙述トリックを晒すスレ
ではないわけだ
つまりレスがあるたびに叙述を期待する時点で叙述トリックに嵌っている
210:名無しのオプ
06/12/18 23:12:04 dTYIztDk
説明すると、僕の役目は君達が無事に任務を遂行し、
故郷に帰るまでの間、君達の命の保障をすることさ。僕が組織にいて
習得したこの能力がそれを可能にするのさ。僕は君達を指一本触れずに
殺すことが出来る。まぁ、そんなバカな事はしないよ。そうすると
僕の身の危険も危ないからね。他にもいろいろ役目があるけど、
まぁ僕が言いたいのは、僕らは一連托生だからねってことだ。
まぁ仲良くやろうよ。」
「こちらこそ、よろしく。私は宙に浮いている時の身体のコントロールの
うまさが自慢だね。勿論私達の生命線でもあるエネルギーの吸収もお手のモンだよ。
そういう意味では私も君を殺すことが出来るけどね。・・・冗談はコレくらいにして、
まぁ、無事に任務が果たせればいいね。」
「そうだね。月に着くのが待ち遠しいよ。・・・おっといけない、
酸素の調整の時間だ。じゃあ行ってくるよ。ソーラーパネルの調整は任せたからね。」
211:名無しのオプ
06/12/19 00:28:52 Phc03vIZ
どんな会話やねん
212:名無しのオプ
06/12/19 00:34:11 PSNU8l2F
会話をしているのは誰か当てるスレはこちらです
213:名無しのオプ
06/12/19 12:33:32 GABAFYuA
身の危険も危ない
214:名無しのオプ
06/12/19 12:44:45 fE1oTbXU
フィクションの死刑執行に日本の権限を語り出す奴がいるのは想定外
こんなんじゃ星新一のSSがひとつも通じないじゃん
215:名無しのオプ
06/12/19 13:06:36 GAu62ckv
凄いアホが現れた
216:名無しのオプ
06/12/19 14:34:19 1e6bnNOT
国際宇宙ステーションで酸素担当のアメリカの宇宙飛行士とパネル担当のソ連の宇宙飛行士の話、
と見せかけて宇宙船の内部ユニット同士の通信というような叙述なのか?
会話で情景が全く浮かばないのでどこにミスリードしたかったのか皆目分からん上、
オチも「ああ、あれか!」とすっきり収まる感じじゃないな。
217:名無しのオプ
06/12/19 16:01:06 qGkPec+o
「兄ちゃん!」
眩しい光とともに現れた兄は、びっくりするほどさらわれた時と同じ姿をしていた。
「兄ちゃん!兄ちゃんだ!」
そう言って駆け寄ろうとする僕は大勢の仲間に押しとどめられた。
「やめろ!一度さらわれたら、もう終わりだ!」
「うそだ!兄ちゃんが僕を忘れる筈が無い!」
確かにそんな仲間を僕は大勢見て来た。でも兄ちゃんは違う。いつだって、誰よりも
強い意志で弱い僕をかばってくれた兄ちゃんがあんな物一つであっさり洗脳されてし
まう訳ない。なのに,再び眩しい光があたりを包むと兄ちゃんの隣にそいつらが並び
立っていた。天敵・・僕らの天敵だ。兄ちゃんは向かっていけるが僕ならにおいや気
配だけで震え上がってしまうような.空の敵と地上の敵。あり得ない話だがこの二つ
の敵が並び立っている.
なのに、兄ちゃんは、そいつの横にまるで平気な顔でたっていたんだ.まるでそっち
こそ仲間だというみたいに。さらには、とても恐ろしい顔で僕を睨みつけたのだ。
「逃げろ,狩りだ!」
あっという間に仲間は散り散りに逃げ去った.僕は体が凍ったようになって動けな
い.
兄ちゃんと天敵の後ろから、全ての元凶,もっとも恐ろしい二本足の天敵の顔が喜び
に歪み,何か言っているのが解った。
「そのピカチュウも,ゲットだぜ」
218:名無しのオプ
06/12/19 19:50:51 h2DemkIB
>>210
身の危険も危ないw
もしかして山田ナントカさんですか?
219:名無しのオプ
06/12/19 19:59:14 IWrTl/81
あぁ座布団運びの
220:名無しのオプ
06/12/19 20:25:54 EkrFFWAo
>>219
面白くない
221:名無しのオプ
06/12/19 20:31:20 IWrTl/81
>>219の座布団、持ってっちゃいなさい
222:名無しのオプ
06/12/19 20:44:56 k6Wek9YS
それは大喜利とは思えないほどの面白くなさでスレ住人がこのレスを見たら
これが本当に大喜利か?と目を仰天させるに違いない。
223:名無しのオプ
06/12/19 22:02:35 82oFkljy
そもそも大喜利が面白いと言う観念が・・
224:名無しのオプ
06/12/19 22:23:42 C6gYFv4E
あれみて面白いって言ってる奴は異常だろ?全然笑えないし。
紫の次が赤だっけ?普通の人は並び順すら覚えてないし。
俺の周りのやつも全然みてないしw自分から、みるなんてありえないしなw
中学でみたのが最後だな。
きれいな虹だったよ。
225:名無しのオプ
06/12/19 22:48:16 BeMCtdtl
>>224
テクニシャン現る
226:名無しのオプ
06/12/19 23:14:12 UNfKLT4j
>>224
うまい
227:名無しのオプ
06/12/20 00:37:40 /5OECsOA
>>224
できる
228:名無しのオプ
06/12/20 00:38:27 R4kUZnNf
>>224
おぉおぉお
やられたぜ
229:名無しのオプ
06/12/20 01:01:19 OzLj6S+V
今までで一番絶賛されてるんじゃないの?
230:名無しのオプ
06/12/20 01:29:31 3AQ0yhrj
>>224
ごめんわからない・・・。
何と勘違いするのか教えてください。
こんなときメル欄の作品の評価が分かれたりするのがよくわかる。
231:名無しのオプ
06/12/20 01:34:52 /jr76WaA
オマイ、RPGで人の話を聞かないで、次何やっていいか解らなくなるタイプだろ?
232:名無しのオプ
06/12/20 01:51:50 LKK81E6+
ヒント:志村~うしろ~
233:名無しのオプ
06/12/20 01:58:33 VY1q2XoF
ヒント2:213-214
234:名無しのオプ
06/12/20 02:01:24 VY1q2XoF
訂正
>>217-223まで
235:名無しのオプ
06/12/20 03:07:41 32nF8vOd
進入経路はたいてい勝手口だ。表は鍵が複雑だし、派手な色の服を着て玄関先
をうろつくのもまずい。この家は暖炉が無いし、ガラスに穴を開けるのはさすが
に気が引ける。というわけで勝手口をピッキングするわけだが、これがなかなか
つらい。北国の生まれだが手袋を外せば手先がかじかんでうまく動いてくれない。
よし、やっと開いた。静かに扉を開いて中にすべり込む。かさばる荷物が邪魔
だがこれも仕方ない。おや、どうやらまだ起きているのがいるらしい。居間らしき
方角から話し声がする。男と女。言い争うような調子だ。静かに行動すれば
気づかれずに二階へいける。ゆっくりと、慎重に。
「どうしてこんな遅くまで飲んでるんですか。連絡もせずに」
「うるさいなあ。水を持ってきてくれよ」
「裕明は遅くまで起きて待ってたんですよ」
「付き合いがあるんだよ。仕方ないだろう……」
階段の一段目に足をかけたところでミシリと大きな音がした。いかん、気づかれた
か。いや、大丈夫。話を続けている。
「頼んでいたものは買ってきてくれたんですか」
「明日買えばいいだろう」
「明日じゃ意味ないじゃありませんか」
「うるさいなあ。どうだっていいだろう。水くれよ。水……」
二階にたどり着いた。左手に扉が一つ。右手に二つ。左のは夫婦の寝室だろう。
右の手前を試してみることにした。顔の幅だけそっと開ける。小さなベッド。
サッカーボールにきかんしゃトーマス。子供部屋だ。よし、時間を無駄にするな。
中に体を滑り込ませると、まず奥の窓を開けて脱出の合図を送る。それから
ベッド脇に引き返し、荷物を探る。男の子。六歳か七歳―おっといけない、
子供が目を覚ました。
裕明が目を開くと、まず派手な赤い色が目に入った。それからひげ面の顔。
驚いて声を出そうとすると、その人物はしいっとくちびるに手を当てて制し、
袋から包みを取り出して枕元にそっと滑り込ませた。
「おやすみ。いい子でな。メリー・クリスマス」
サンタクロースはそう言い残すと、窓枠をひらりと越えてトナカイのそりに
飛び乗り、クリスマス・イブの夜空へと駆け上がっていった。
236:名無しのオプ
06/12/20 03:24:57 AZO0EaNI
>>235
最初に見て心が暖かくなった。
読み直してみると男にイラッとしたw
237:名無しのオプ
06/12/20 10:23:14 VHaaT6hg
>>235
最後の2行は説明くさいので、
ないほうがより良いかと。
238:名無しのオプ
06/12/20 15:29:54 sWrBVkNf
男はにやりとした顔でより子を見つめた
より子は目の前に差し出された起立したものを口いっぱいに含み、うまそうにしゃぶった
ビクビクッ!ドピュゥッ!
白濁した生臭い液がより子の喉までほとばしる
おいしい!おいしいわ~ッ!
男はより子の頭を撫でながらこういった
「ハハッ!より子はお母さんのおっぱいが大スキなんだなあ~」
239:名無しのオプ
06/12/20 17:37:34 x7OM/ago
>>235は途中でネタがわかったので個人的には不満
240:名無しのオプ
06/12/20 18:21:53 NjuiHLmy
つか誰でもわかるだろ。一行目の派手な服と時期でモロわかり。
逆に泥棒にするのかとは注意したけど。
241:名無しのオプ
06/12/20 21:10:54 +JQhF+DN
>>235
数行でネタがわかってしまったので
途中で読むの面倒になった
242:名無しのオプ
06/12/20 22:21:40 VFex6aKs
>>235
サンタクロースは煙突から入るんですよ?
知らないんですかww
243:名無しのオプ
06/12/21 00:00:33 swUUjZ2q
>>242
日本の住宅事情を考慮したんじゃね?
244:名無しのオプ
06/12/21 00:07:50 Wq+y7yMc
>>242
>この家は暖炉が無いし
って書いてるじゃん
245:名無しのオプ
06/12/21 01:04:52 C+yk7/iE
「博物館ってどこにあるの?」
私は指差して説明してあげた。
「ほら、小学校が見えるでしょう?この小学校を右に
まっすぐ行けばいいのよ。」
「見えないよー。どこに小学校があるの?」
「何言ってんの。あなた視力は?」
「1,5」
「それじゃ見えるはずよ。なんで見えないの?」
「・・・あ、分かった。あなた地図記号分からないんでしょ。」
246:名無しのオプ
06/12/21 09:16:22 yJvyhTSO
地図で「小学校が見えるでしょう?」って変だよね。
247:名無しのオプ
06/12/21 09:53:00 Hnh4Fjn0
指さすなら「ここに小学校があるよね?」だよな
248:名無しのオプ
06/12/21 20:29:53 OY8ndsiY
おっすwwwww
ここ、あれだろ?2ちゃんってやつだろ?
今体育の時間なんだけどサボッちったwww
タバコマジうめえwww
この前ばれて校長がわざわざ説教垂れたんだけど知るかっつのwww
まぁ俺は馬鹿な奴と違って同じ失敗はしない。
3組はもう俺が支配したからもう誰もチクらないっつのwww
暇になったらまた書き込むんで夜露死苦www
次の授業は5組だから出ないとばれちまうwww
249:名無しのオプ
06/12/21 22:03:51 c05ykJ3k
不覚にも
250:名無しのオプ
06/12/22 10:27:52 e+0al+EO
>>248
これは「実は先生だった」って叙述だよね?
って、京極夏彦スレを先に見てきたら、そう書いてあったけど。
まあ実際、中学高校くらいになると、
体育の時間は教師が居ないこと多いよな・・
251:名無しのオプ
06/12/22 12:32:27 +U6kU3+q
このスレだから落ちすぐ分かったけど委員ジャマイカ。
たしか昔の漫画の「ファンキーモンキーティーチャー」の最初のタイトルがこのパターンの叙述トリになってた。(「2年3組の落ちこぼれ」とかいうやつ)
252:名無しのオプ
06/12/22 12:39:25 +U6kU3+q
ついに王家の墓を探し当てたぞ…
墓盗人はほくそえんだ。
「次のニュースです。元巨人軍監督王貞治さんの墓所が荒らされ遺骨が盗まれるという事件が起きました…」
253:名無しのオプ
06/12/22 13:06:33 77vJKNeB
「俺には戦争に行った友達がいるんだ
『帰ってきたらアイツと結婚するんだ!』って
いつも話してたよ」
「そいつはしんじまったのかい?」
「いや、生きてるよ」
「死亡フラグの話じゃないのか」
「生きて帰ってきたが、記憶を失っていて・・・
あんなに好きだと言ってた女のことすら忘れていたよ」
「そいつはいまどこに?」
「そいつなら今俺のチンポをしゃぶってるよ」
254:名無しのオプ
06/12/22 20:03:51 Krz6cX01
>>253
よく分からん。
分かる人解説してください。
255:名無しのオプ
06/12/22 20:04:52 XyuWSFYG
後姿をちらっと見えただけだが、それだけでソイツが一級品なのは
わかった。きっと極上の体つきをしてるだろう。
これは勘だが、ソイツはおそらく子持ちだろう、そう確信していた。
俺はソイツをGETしようとあらゆる知恵を振り絞り、
そしてついにソイツを手中に収めた。
生まれた姿のままのソイツは想像した以上に素晴らしい体だった。
間近で見ると本当に綺麗だ。特に唇やお腹のラインなんかはフェチな
俺にはたまらない。さっそくおれはぬるぬるな液体をソイツの体に塗りたくった。
・・・やはりすばらしい。こんな大きな魚拓をとったのは初めてだ。
256:名無しのオプ
06/12/22 22:24:40 rQjrIXXq
雪が溶けて、春の息吹がエドワード家の農場にも感じられるようになりました。
「アン、私達これから綿畑に行くから、アダムのこと見ていてね」
父親のジョナサンと母親のメアリーに手を引かれた末っ子でまだよちよち歩きのアダムが、
きゃっきゃっと笑いながらアンに抱きつきます。
アダムの相手をするのは元々アンの役目ではありませんでした。でも泣き止まないアダムが、
アンに抱きつくと不思議と泣き止んでご機嫌になるものですから、メアリーの
「アンがこの子を見てくれたら助かるわ」の一言で、まだ小さいアンの役目になりました。
母屋の隣にある藁をいっぱいに敷き詰めた納屋での添い寝は、アンとアダムのお決まりの日課です。
陽光がふたりを優しく包み、アダムは眠っていてもアンの耳を握ったり、
お乳のように吸ったりしています。
ある初夏の日には納屋に忍び込んだ毒蛇を、アンが踏みつけて退治したこともありました。
農場の草の色が少しずつ黄色に変わり始めた頃から、エドワード家の食卓が
目立って寂しくなりました。今年は綿の収穫が少なかった上に、ジョナサンは借金を
たくさん抱えていたのです。
冷たい風に雪が混じる様になった頃から、ジョナサンのお酒の量が増えてきて、メアリーや
アンにまでつらく当たる様になりました。でも、すぐにお酒を買うお金も失くなりました。
農場がすっかり雪で覆われた夜のことです。家にある最後のお酒を飲み干し、覚束ない足取りの
ジョナサンがアンに散弾銃を向けたとき、アンは恐ろしさのあまり足が竦んで動けませんでした。
銃声が農場に轟きました。
「許してくれ…本当はお前とあと一匹雄豚を飼って、子豚を増やそうとしたんだが…。お前を食べないと、
私達一家は冬を越せないんだ…」
厳しい冬がやっと終わり、農場にまた春が訪れました。アンとアダムが仲良く昼寝をしていた
納屋に柔らかい陽射しが差し込んでいます。そこではアダムが独り藁の中ですやすや眠っています。
もうすっかり干からびて硬くなったアンの耳を握り締めて…
257:名無しのオプ
06/12/22 23:04:28 hBjduiSn
ひどすぎる・・・
258:名無しのオプ
06/12/23 02:42:31 YSe/x0bX
吉田は先程の事を反芻する。
―・・・女は恐怖からか声が出せないようだ。
女の首にゆっくりと手を回す。
女が蛙のような声を出す・・―
ああ、思い浮かべたくないが、どうしてもそれは映像となってしまう。
―・・・今度は首を絞められて悲鳴も上げれないようだった。
体から力が抜けて、女はその場に倒れる。
死んだのか気絶したのかどうか、その時点では判断できなかった。
なので一応ナイフで喉を掻き切る・・―
こんな仕事、辞めてしまいたいと思ったこともある。
しかし給料はいいのだ。
吉田の頭に、女の無残な死体がはっきりと思い出される。
そんな死体を見るたびに、「これが俺の仕事か・・・」と溜息をつく。
すると部下が話しかけてきた。
A「吉田さん、お疲れ様です。」
吉田「ああ・・・。」
A「OL殺害事件の取調べどうでした?」
吉田「胸糞悪い、殺害時の様子を聞くだけで吐きそうだよ。」
259:名無しのオプ
06/12/23 03:06:12 N38hfTuK
いいね
260:名無しのオプ
06/12/23 03:20:34 7XNF5gnG
ひどい…
先生ったら女の一人暮らしだから部屋にはいれられませんって言ったのに…
腹具合がどうだとか言って強引に上がりこみ…
そして、おしっこにしか使わないとかいってたのに…
あんな、黒々としたぶっ太いものを
私の…
私のあそこに…
ひどい
トイレの水圧が弱いからって言ったのに、こんなでっかいウンコして
流れないじゃないの!
もう殊能先生ったら!
261:名無しのオプ
06/12/23 03:23:28 065wuisI
ひどい…
262:名無しのオプ
06/12/23 13:45:37 /MZWv8MZ
>>256
余計な話が多くて、だれるし、バレやすくなってるような気がする。
263:名無しのオプ
06/12/23 18:39:33 aD7UsX5n
俺はみちに迷っていた
「あんないしてくれ!」
「だめよ」
「たのむ、あんないしてくれ!」
「しかたないわね・・・」
あんなは石手をおれに手渡した
おれはそれで思いっきり頭をぶんなぐって死んだ