06/12/16 12:12:03 V1LhkmdV
俺の父親も腎臓が悪い。
週に3回、人工透析のために通院してる。
腎臓以外にも色々悪くなって、甲状腺が腐る直前までなったり、脚の骨が折れたり、
もう何度も手術を受けてる。
俺が高校生のころ、明日は定期試験という日に、その父親が青い顔で部屋に来た。
「ちょっと朝から具合悪いねん。それで先生とも相談したんやけど……
今日手術するから、お前その手術手伝ってくれへんか?」
試験前日というときに、いきなり何を言い出すんだ、この親父は。
そう思いながらも、熱心に頼まれて仕方なく承諾する。
具合の悪い父親に代わって、飼っている牛の手術の助手を務めた。
酪農家に生まれた運命を恨んだ。
因みに父親の台詞も含めて、ほぼ実話。