07/02/03 15:16:47 t/DhFkxQ
「~のつもりで読む」「~と同じノリを期待して読む」というのは
読む前に“自分が受けとめる面白さ”を狭めてしまっているわけで、
いい悪いとかではなく、非常にもったいない読み方ではないかと考える。
つまり読書のアンテナが始めから或る方向に傾いてしまっているわけだ。
期待のレールと作品の車輪が噛み合わなければ脱線も止むなし。
終わクロは合ったが連射王が合わなかった人は、
時間を置いてから何も期待せずに読みなおすと、違った感覚から受けとめられるかもしれんぞ。
角度とか。
つまり連射王の因子が後のヨルスの因子につづくのである。
―『フルオート連射の経口と大作』民明書房刊