06/11/22 19:49:27 pkYgq52a
>>75
それがこのスレのネタとして扱えるなら、対外のホラー、SFは範囲内になっちまうぞ。
まぁSFは元々かなりコッチ寄りだが。
とか思ってたら衝動に耐え切れなくなって漏れも書いてみた。
「AΩ 超空想科学怪奇譚」著:小林泰三 角川ホラー文庫
ライトノベルとは何であろうか。
その問いに対する回答は幾つか挙げられるであろうが、ここではその一つとして
「既存作品のオマージュあるいはパロディ」
とをあえて主張してみよう。
成程、その論拠から考えるにこの作品は正にライトノベルである。
正直に言ってしまえば円谷特撮、それも光の巨人、ウルトラマンシリーズへの溢れんばかりの愛あるオマージュなのだ。
「ジュワ!」「デュワッ!」
これは作中で主人公が叫ぶ台詞である。
いやホントに。
因みに後者の台詞後に主人公は無事変身を遂げてはいない。
この作品は特撮へのオマージュであると同時に、極めて高度に計算され尽したハードSFでもあるからだ。